一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

総合診療医ドクターG<新> 腰が抜けた (NHK総合)

2011年08月03日 | テレビ番組
『腰が抜けた』という今回のタイトルに、ベッドを出る時の男性のセリフと思い込んで、ワクワクしながら見始めてしまった、アホな私。
 患者の再現シーンを見て、視聴者も病名推理をと言われても、ゲストたちも視聴者のほとんども、わからないと思うから、あまり意味がない言葉のような気もしなくはなかった。
 結局、ナントカという聞いたことのない、長い病名だった。
 医師の卵の研修医たちとベテラン医師のやり取り上、聞いたことのない難しい病名、という結末になるのは必然性があるとは思うけれど。
 それにしても、初めて知る病名を聞くと、人間の病気は無数にあるものだと、つくづく感じさせられる。人間は生きている限り、無数にある病気の中の、どの病気かに罹る可能性があると不安にさせられてしまう。
 そう考えると、他の健康番組同様、精神衛生上は、見ないほうがいい番組かもと思ったりもした。
 けれど、番組に出演する研修医たちとベテラン医師を見ていると、いつか私が病気になった時に治してくれる人たちの存在を感じて、心強いし、安心できる。来る日も来る日も、とは言わないけれど、一生懸命勉強して、どんな病気も治せるようになってねと応援したくなる。体調が不調になれば、病院やクリニックへ行くことになるのだから、西洋医学には限界が、なんて言っていると、神様から罰せられて病気になってしまいそう。
 再現シーンの後の患者の病気診断が、聞いたことのない難しい病名ではなく、なるべくポピュラーな病気で、誰もが知っている病名だったら、もっといいのにと思う。
 そう思うのは、私だけかもしれないけれど。


                              

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