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零式艦上戦闘機（８） 必殺捻り込み！
日米開戦当時、零戦の搭乗員の技術も世界最高水準だった。
零戦から採用されたティアドロップ型の風防のおかげで、搭乗員の視界は３６０度良く見えるようになったので、敵機に追尾されても、いち早く発見することができた。
ちなみに現在の戦闘機は全てティアドロップ型だ。
敵機が零戦の進行方向を予測して零戦の前方に射撃すると、零戦の搭乗員はフットバーを蹴って、機体を水平に保ったまま横に滑らせる。
敵機から見ると、まるで横に水平移動して回避されてしまうので、容易に零戦を打ち落とすことができなかった。
また、旋回能力もアップしたおかげで格闘戦も大きく様変わりし、縦の面を広く使えるようになった。
敵機に後ろにつかれると、縦の宙返りに入り宙返りが頂点に達する前に、左側に小さく旋回、つまり左側に捻り込んで敵機の後ろに回り込み、逆に敵機の後ろをとって一連射を浴びせ撃墜する。
これぞ必殺技！『捻り込み（ひねりこみ）』なのであります。
この必殺技があまりに功を奏したために、アメリカ軍は「上昇する零戦を追ってはならない」という命令を出したほどでした。
すばしっこい零戦は、アメリカ軍にとって、とても”神秘的”な戦闘機なのでありました。
零式艦上戦闘機（９） 零戦の種類 2013-10-05 につづく～
前の記事 零式艦上戦闘機（７） 引込脚 2013-09-21
＜関連記事＞
零式艦上戦闘機リンク集 2013-09-14
零式艦上戦闘機のお話や、「所沢航空公園」、「零戦来日」の記事はリンク集を見てね♪
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敵機から見ると、まるで横に水平移動して回避されてしまうので、容易に零戦を打ち落とすことができなかった。
また、旋回能力もアップしたおかげで格闘戦も大きく様変わりし、縦の面を広く使えるようになった。
敵機に後ろにつかれると、縦の宙返りに入り宙返りが頂点に達する前に、左側に小さく旋回、つまり左側に捻り込んで敵機の後ろに回り込み、逆に敵機の後ろをとって一連射を浴びせ撃墜する。
これぞ必殺技！『捻り込み（ひねりこみ）』なのであります。
この必殺技があまりに功を奏したために、アメリカ軍は「上昇する零戦を追ってはならない」という命令を出したほどでした。
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零戦５２型の雄姿フォトアルバムをご覧あれ！！
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