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零式艦上戦闘機(7) 引込脚
引込脚も、12試艦戦で初めて採用された装備だ。
大型の航空機ではすでに採用されていた引込脚だが、手動で装置も大きかったため、小型の航空機には採用されていなかった。
そこで、初めから小型航空機用サイズと戦闘機としての強度を保つよう設計することになり、設計を担当したのは、降着装置班の加藤定彦(班長)、森武芳、中尾圭次郎だ。
格納の寸法をぴったりと合わせ、激しい空戦、格闘戦の風圧などでも、覆いが開かないように設計するのは、なかなか骨の折る作業だった。
さらに車輪を支える”1本”の金属は、零戦の重さ(装備重量)約2400kgに加え、舗装されていない滑走路への離着陸や、荒っぽい戦闘機パイロットの操縦にも耐えなければならない。
かくして、前輪は主翼内に収納され、後輪も尾部に収容することで、空気抵抗を抑えることに成功し、格闘戦性能の向上に貢献したのでありました。
どうでもいいのですが、堀越二郎とともに7試、96艦戦、零戦と設計に携わった、降着装置班の森武芳技師の趣味が”活花(いけばな)”だったとは、なんとも優しいエピソードなのであります。
零式艦上戦闘機(8) 必殺捻りこみ! 2013-09-28 につづく~
前の記事 零式艦上戦闘機(6)零戦の初戦果 2013-09-13
<関連記事>
零式艦上戦闘機リンク集 2013-09-14
零式艦上戦闘機のお話や、「所沢航空公園」、「零戦来日」の記事はリンク集を見てね♪
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さらに車輪を支える”1本”の金属は、零戦の重さ(装備重量)約2400kgに加え、舗装されていない滑走路への離着陸や、荒っぽい戦闘機パイロットの操縦にも耐えなければならない。
かくして、前輪は主翼内に収納され、後輪も尾部に収容することで、空気抵抗を抑えることに成功し、格闘戦性能の向上に貢献したのでありました。
どうでもいいのですが、堀越二郎とともに7試、96艦戦、零戦と設計に携わった、降着装置班の森武芳技師の趣味が”活花(いけばな)”だったとは、なんとも優しいエピソードなのであります。
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ゼロ戦は悲しい末期を迎えましたが、日本人の誇りだと思います。