月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

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零式艦上戦闘機(10) 零戦の生産数

2013-10-12 12:00:00 | 航空機・船舶(軍艦・機)
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零式艦上戦闘機(10) 零戦の生産数 

約10,430機
これが、昭和15年(1940)から昭和20年(1945)8月までに三菱、中島の双方で生産された零戦の生産総数だ。

海軍機としての主な戦闘機の生産数は、
三菱の局地戦闘機「雷電」が約470機、
中島の双発夜間戦闘機「月光」約480機、夜間戦闘機「彩雲」約460機、
川西は「紫電」、「紫電改」を合わせて約1,400機、
愛知の夜間戦闘機「彗星」が約2,200機、
零戦との合計生産数は約15,440機であった。

陸軍機で、最も多く生産された中島の「隼」でも約5,700機程度、
中島の局地戦闘機「鍾馗」が約1,200機、「疾風」が約3,400機
川崎の双発戦闘機「屠龍」が約1,700機、「飛燕」が約2,800機、「5式戦闘機」が約400機
三菱の「百式司令部偵察機三型改造防空戦闘機」が約100機
陸軍の主な戦闘機の生産数の合計は約15,300機だ。

日本軍の陸海の主な戦闘機の生産機数の合計が30,740機にあって、零戦がおよそ1/3を占めていることからも、いかに日本軍の戦略・戦術が零戦に依存していたかがわかるというものだ。

零式艦上戦闘機(11) 多勢に無勢 2013-10-19 につづく~
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2 コメント

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zero戦って (blackaxela)
2013-10-13 00:13:35
個人的なイメージなんですが、予想外に戦果をあげたが
故に、明らかに性能不足となった後も、後継機が
現れなかッた悲運の機体…という気がします。
当時の工業的なレベルの問題も有る…のだと
わかってはいるんですが…。
とはいえ、デザインは文句なしに大好き!です。
返信する
blackaxelaさん (月乃和熊(ツキノワグマ))
2013-10-13 08:00:04
おはようございます。

デザインは、本当にいいですよね。

たった1000馬力そこそこのエンジンで、戦い抜いた名機なのでありますね。
返信する

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