「バカボン」とは仏教用語でお釈さまの敬称であり、サンスクリット語の「Bhagavan(バガヴァン)」「Bhagavad(ヴァガバド)」、悟りたる者という意味で”Buddha(仏陀、ブッダ)と同義語。漢字は「婆伽梵」「薄伽梵」。
そして、『おれかけれすか~』と声をかける「レレレのおじさん」は、お釈迦様の弟子の「チューラパンタカ(周利槃特=しゅりはんどく)」がモデル。
ちなみにバカボンの弟の天才・はじめちゃんは東京大学名誉教授でインド哲学・仏教学者の中村元(なかむらはじめ)氏からきているようですね。
※霊言「仏陀になりたかった男の悲劇―中村元の霊言/渡辺照宏の霊言」で、中村元氏は無間地獄で迷っているようです。
レレレのおじさんは、書籍でも出てきますね。
『信仰告白の時代』第4章「悟りの復権」
137~138ページより
釈尊は、
「周利槃特(しゅりはんどく)よ、ちょっと来なさい。おまえは難しい説法はさっぱりわからないようだから、一つだけ教えてあげよう。ここに箒(ほうき)があるから、この箒を持って庭を掃きなさい。落ち葉を掃いたり、ごみを掃いたりしなさい。そのときに、『塵(ちり)を除かん。垢(あか)を除かん』とくり返し言いながら、箒で掃いていきなさい」と教えたのです。
箒を持てば、する仕事ははっきりしています。落ち葉を除いたり、ごみを掃いたりするだけです。そこで周利槃特は、「掃除をするんだな」と思って、それを続けているうちに、「ああ、人間も同じなんだ。心のなかにある塵や垢を除くことが大事なんだ」と悟ったのです。
そこで、釈尊は、「よく悟ったね。おまえは難しい教えはさっぱりわからなかったけれども、心の塵や垢を除くことが大事だという教えを悟った」と言ったわけです。
「茗荷(みょうが)を食べすぎると、物忘れが激しくなる。」と言いますが・・。
周利槃特の死後、彼の墓の周りに見慣れない草が生えてきました。
その草を何と呼ぶか考えたとき、周利槃特が自分の名前が覚えられず、名前を書いた名札を胸にかけておいたことから「名」を「荷(にな)う」ということでその草を「茗荷」(みょうが)と命名しました。
後に、周利槃特は、仏弟子の16人の高僧の中の一人に入っています。
もしかしたら、現代の周利槃特って、あなたかも~・・。
いえいえ、私の方が近い気がします。何故って、・・・あれ?なんでだろう?忘れた~(笑)。
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