つまり腸内細菌は、未だ計り知れないパワーを持っているとゆ~ことですかね。
私も、「腸を元気にすれば、人類が抱えているそうとうの難問を解決出来る」というジュリアさんの意見に同感です。
ちょっと長めの記事ですけど、読んでちょう(笑)。
毎日更新 ラジオ「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」のテキスト書き起こし より抜粋。
http://blog.livedoor.jp/ken2bjijikai-idoling/
【書籍】おしゃべりな腸
ジュリア・エンダース
http://amzn.asia/chv1Vnl
その8より
武田)
『おしゃべりな腸』ジュリア・エンダースさん。ドイツの保健学者さんでありますね
本当に綺麗なお嬢さんですよ。この本の終章にギョッとするようなことが書かれております。こんな話をジュリアさんします
32歳女性が理由もないのにいきなり手首を切って自殺をしようとした
あるいは50歳男性。この方が何を思ったか急にクルマのアクセルを踏んで壁に激突し死亡した
次に、本当に不思議な話ですよ?いきますよ
1匹のネズミが猫を見ると猫に駆け寄って行って食い殺された
3つとも異常な死でありますが、特に3つめ「自殺したがるネズミ」これ本当にあるんですって
猫を見ると駆け寄って行くんだもん。そりゃ殺されるわな
ネズミを解剖すると大変なことが分かった
このネズミの脳には全てトキソプラズマという寄生虫が寄生していた。
なぜそうなのか。これはトキソプラズマの生態を調べていくと分かるんですが
ネズミにとり憑いたトキソプラズマ、成長して大きくなる
ある程度の大きさになるとネズミの体内を這い登って脳のある一角に食いつく
食いついた瞬間にネズミは猫が大好きになるんです
つまりトキソプラズマがネズミを動かしてるんです
そして食い殺される。ネズミが
食ったその瞬間に猫の体内に入るんです。
何で猫かと言うと、猫の腸が最高の巣なんです
そこで卵をいっぱい産んで、猫の糞から表に出て
猫を飼ってらっしゃるほとんどの方に寄生してるという。
このトキソプラズマ、実は人間には無害
ほとんど害が無くて住んでるだけらしいんであります
ところが妊婦さんだけには危険で、そのまま赤ちゃんとこに行っちゃうっていう可能性があるんで最近産婦人科でも「猫飼ってらっしゃいませんか?」チェックがなされるそうであります
このトキソプラズマの寄生率だけ話しときましょうか?
だいたいね年齢に等しいんですって寄生している確率は
だから二十歳の人だと20%。5人にひとりはトキソプラズマがいる
あなたはあなたの年齢。私はもう70ちこうございます。70%トキソプラズマが私の中には居るんでありましょう
ここで一番の問題はですね、人体には影響が無いと言われておったんでありますけども、近頃ちょっと大変なことが分かってきたというのがこのジュリアさんの報告なんであります
それは何かと言いますと、ジュリアさんが言ってらっしゃるんですが
トキソプラズマを持っている人、これが交通事故を起こす確率が高いそうで。
これはもうヨーロッパあたりで・・
原因は全部トキソプラズマ。
一つの可能性ではあります。
寄生虫だよ?
その9より
トキソプラズマ。そんな小さな寄生虫がはたして人間を操れるのか?
そんなことはないだろうと言われておったんでありますけども、操れるんじゃないかとかいう説が最近浮上してきたということなんでありますね
カギは扁桃体。
ここは不安を生じさせるプログラムがあり視神経とも繋がっております。トキソプラズマ感染で人のカラダはすぐに免疫システムが作動します
これちゃんとねカラダはね「あ、なんか居る!」って騒ぐんだよ
専守防衛「そんな寄生虫なんかに活躍されてたまるか!」ということで免疫システムはIDO(インドールアミン酵素添加酵素)という酵素を活性化します
これはトキソプラズマが好んで食べる体内物質を、分解し食い物を、体全体が与えないようにするんですって
所謂兵糧攻めの態勢に防衛システム免疫システムが働くわけであります
で、食い物が無いんでトキソプラズマは空腹で昏睡状態に陥るんですけども
この兵糧攻めの物質が実は脳内ホルモンのセロトニンを作る材料、これが不足して無くなります
セロトニンは実は幸せホルモンでして、減少すると不安で扁桃体が揺れ始めるんだって
これ手続きヤヤコシイけど、とにかくトキソプラズマのおかげでその人がだんだん不安になってくる
その扁桃体のある場所というのが前頭葉というアイディアを次々思いつく脳の部位に非常に近くにあるため、トキソプラズマを攻めているうちにセロトニンが供給不足になって不安になる
不安になると扁桃体が不調になって故障となり、不安が生じて鈍感になる
不安が無くなるのは良いんですが、恐怖が無くなるんですって
話をグッと短くするよ?
トキソプラズマがいるカラダが専守防衛でトキソプラズマなんかやっつけちゃうために働くんでありますが、働く時にビビらないように体全体が鈍感になるという脳内ホルモンを出すそうであります
そうすると不安がなくなるのはいいんですけども、恐怖がなくなるんです
恐怖がなくなると押さえ込んでいた様々な妄想がバーッと脳内に吹き出してくるんですって。で、とんでもない冒険をしたがるようになるんですって
話をもっと続けます。トキソプラズマって寄生虫がその人に宿りつくと危険を怖がらず「なんでも冒険してやってみよう!」と妙に度胸が座っちゃう
前は人間には害を及ぼさないって言ってたのに最近そうじゃないっていうことは、やっぱり何かしらあるわけで
なんかトキソプラズマチェックって必要な・・
こっからはちょっとデリケートなんでありますけども、このジュリアさんが言ってらっしゃるんですが
トキソプラズマに関しましては精神における失調症の方々も、ジュリアさんが言ってらっしゃるんですが
一旦の原因は寄生虫という説あり得るのではないだろうかということなんでありますな
その10より
トキソプラズマはネズミを自殺させるでしょ?
蟻を自殺させるっていう寄生虫がいるんだって。
1匹の蟻がいる。寄生虫が彼の脳の中のシステムを狂わせて、これはスゴイんだよ?時間まで読むっていうから、蟻を自殺させるのに
蟻の中にとり憑いた寄生虫は巣から夜明け前に抜け出させて蟻1匹を。それで牧場に行って
蟻の口があるじゃん?あれをね草の葉っぱに打ち込んで、ぶら下がってんだって蟻がぶら~んと
それを羊が食べるんだって。
で、羊の中で、そいつがうわーっと増えるんだって
それもやっぱり蟻に自殺を命じる寄生虫なんだって
そういうふうにして、ヘリコバクターではないですけども「生き物の間を寄生していくっていう生き物がこの世界にはいますよ」というね
この研究がね今ねばーっと進んでるらしいのよ。西洋で特に
このジュリアさんが言ってらっしゃるんですが、人の脳内に寄生虫が住み着いてイジメ・差別をコントロールしてるっていう
だからある人種にたいしてすっごい偏見をもって見下すとかっていうのは寄生虫のせいかもしれないって言ってるんだよ、このジュリアさんが
これアフリカの類例でものすげえでっかい寄生虫がいて、足が火照るんだってアフリカの方の風土病
で、その火照って熱くなって水に足をつけた瞬間、皮膚突き破って出て来るの。
そんな人間の行動をそこまでもっていく寄生虫がいるんだって。
所謂エイリアンだよね。でも寄生虫の呼び名をエイリアンとしてイジメ・差別・異常行動、そういうのも含めて考えていくと別の世界が見えてこないか?
『おしゃべりな腸』という本を書いてらっしゃいまして。この方の本の大半は腸にいいためのフローラ菌の紹介なんであります
ちょっと付け足して最後にこの方が「腸を元気にすれば、人類が抱えているそうとうの難問を解決出来るんじゃないか」という訴えでございますね
そして彼女が勧めている発酵食品の中に日本の味噌醤油がございました。だから味噌と醤油、良いんですよ
またジュリアさんは清潔とは滅菌、菌を滅ぼすことではなくて色んな菌と一緒に生きていくことなんだと
で、ベルギーで新しく開発されたものの中、ドイツでは洗剤で使われてるらしいんでありますが
洗剤の中に尿や便を好んで食べる細菌入りってのがあるんだって。
ミクロの細菌が洗剤の中に入ってて、尿とか便を好んで食べるんだって。その分だけ清潔になるというね