鴨跖(おうせき)がそう悟った瞬間、ラーバが表れる。
ラーバ「私をジッと見つめなさい!」
ラーバを見つめていた鴨跖は、息が苦しくなってきて、体が震えだした、時空間もゆがみだしていた。
「わ~~~~~~~~~~~~~」っと叫び終わった、次の瞬間、見覚えのある蕎麦屋の前にいた。
鴨跖「・・・おや?・・このお店は?・・」
「・・戻ったんだね?・・そうだ、戻ったんだ。戻ったぞ~~!」
「ばんざ~い、ばんざ~い、ばんざ~い」・・・花たちの、やんやの喝さい。
鴨跖「お父さん!僕はここにいるよ!」
体が軽くなり、空中遊泳ができるようになりました。
鴨跖「ほら、空中で泳げるんだよ~」
花「では一緒に空中滑降しようではないか!」
オジサン「おいらも飛ぶよ~」
審判の花「では、位置について・・よ~い・・・どん、と鳴った花~火がき~れいだね~っと♪」(一同大爆笑)
虫「戻れてよかったね~」
花「太陽に感謝しよう」
鴨跖(おうせき)「じゃぁ、このお店で、《感謝と信じる会》をしましょう」
一同「やろう、やろう!オジサンもおいでよ!」
・・辺りにいたものは皆、嬉しそうに、楽しそうに、愉快に、満足げに、明るくお店に入ってゆく・・・
・・はてさて・・めでたしめでたしと相成りました・・END 完