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米大統領選途中経過の法話・大川総裁

2020-11-09 09:37:21 | 政治・経済・社会
「トランプ氏が敗れれば、アメリカが中国によるウィルス戦争に敗れたことになる」
  1. ザ・リバティ・ウェブより抜粋
https://the-liberty.com/article/17763/

メディアのトランプ嫌いがアメリカの国益を損ねた
香港・台湾は震え上がっている
日本は主導権を失うアメリカを補完せよ

大川総裁11月8日法話「アメリカ大統領選について」

メディアのトランプ嫌いがアメリカの国益を損ねた
大川総裁は、もしこのままトランプ氏が敗北することになれば、それは「中国が仕掛けたウィルス戦争に、共和党が敗れたのではなくてアメリカ合衆国が敗北したと、いうことになる」と強調。そのことに米メディアも米国民も気づいていないと、警鐘を鳴らした。
〈中略〉
つまり中国は、トランプ政権が関税上げで貿易戦争を始めた段階で、世界保健機関(WHO)を抱き込み、アメリカに対して密かにウィルス戦争を仕掛けた可能性が非常に高い。そして、その被害責任をトランプ氏に負わせ、支持率を急落させる。つまりは、罠にかけたのだということだ。

トランプ氏はコロナを中国の責任だと訴えた。それは上記のように科学的根拠のあるものだったが、主要メディアは「非科学的だ」と断罪する。

一方、トランプ氏への対抗馬となったバイデン氏は、すでに中国に籠絡されている。実際、米ニューヨーク・ポスト紙が「バイデン家に中国の資金が流れ込んでいた」という事実を含むスクープを報じ、それがいわゆる「オクトーバー・サプライズ」となるはずだった。しかし米主要メディアは、ものの見事に封印し、多くの米国民に知らせなかった。

また、トランプ氏の支持率を急落させたものとして、「ブラック・ライブズ・マター」運動がある。これも、中国側の共産主義者が主導していると言われている。主要メディアはこうした側面も無視し、トランプ叩きを加速させた。
中国の思惑通りに事が運ぼうとしているわけだが、「メディアのトランプ嫌い」がアメリカの国益を損ねたことになる。

香港・台湾は震え上がっている
ではもしこのまま、中国の願うバイデン政権が誕生すれば、世界はどうなるのか。
大川総裁は「4年ぐらいは、アメリカは世界の主導権は取れないかたちに、たぶんなる」と指摘。中国やヨーロッパとの協調路線に入り、国際社会をドイツなどの意見が引っぱるような流れになるのではないかと述べた。

中国の人権弾圧や覇権的傾向について、人権主義の立場から指摘することはあるだろうが、実際に現状を変えるために行動するかは未知数となる。香港や台湾などは、現在の大統領選の流れに震え上がっているだろう。

日本は主導権を失うアメリカを補完せよ
こうした洞察の上で、大川総裁は以下3つの主旨で提言を行った。

(1)アメリカやそのメディアは、もう少し科学的にコロナの検証を行うべきだ。コロナ騒動が中国が仕掛けた戦争である可能性は非常に高く、だとすれば、南北戦争に次ぐ戦死者が出たことになる。その深刻さに鑑みれば、責任追及を徹底するのが当たり前である。

(2)バイデン氏は選挙運動中、トランプ氏への批判に終始していた。しかし、大統領を目指すのであれば国際政治におけるアメリカのあるべき姿を発信するべきであるし、メディアもその見識を問うべきである。

(3)アメリカが国際社会での主導権を失う可能性に備え、日本はインド・太平洋地域の自由・平和のために、防衛・外交面での役割を補完する必要がある。香港、モンゴル、チベット・ウイグル、台湾の人々を護り、「憲法心中主義」を改め、緊急に対応を考えるべきだ。

習近平氏を「第2のヒトラー」にしないため、国際社会は一致団結して対処する必要がある。大川総裁は「どんなことがあろうとも、自分たちのできることを進めていく、ということを考えていきたい」と述べ、法話を締めくくった。

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