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「私が鳴こう、ホトトギス」

2019-09-16 15:51:49 | 私と私の対談
私はめんどくさい人間である。

前に、「我ながらめんどくさい奴やな〜」と思ったエピソードは、「飲みの席で出されたお題を持ち帰って後日答えた」こと。

お題について真剣に考え、一週間後にLINEで報告したのです。(もちろん自分も相手もとっくにシラフ)

相手が優しい(器の大きな)人物だったので、冷たくあしらわれることなく真面目に反応してもらえたから良かったけど…、、

ほんと私は人に恵まれている…。


いや今日は、「私はめんどくさい人間です」っていう話じゃなくて、その持ち帰ったお題が味わい深いものだったからここに残しておきたくなったんのす。

私にはラブぞっこんな相手がおるのだが、その時一緒に飲んでいたのはそいつの仲良しさんで、私とそいつの共通の知人。

なかなかの片想いに苦戦している私を見て、彼は

「あの子がホトトギスだとして、あなたは、“殺してしまえ”“鳴かせてみよう”“鳴くまで待とう”、どれなんですか?」

と、鶏をつまみながら私に問いました。


……私、沈黙。


あぁ、適当に答えられない性分。
。°(° ˆᴗˆ °)°。


「“殺してしまえ”ではないですよね?“鳴くまで待とう”だと思ってるんですが違いますか?」

(腕を組んで難しい顔をして、私)
「……分からない。」

偏屈オヤジか。
。°(° ˆᴗˆ °)°。


「ちょっとそれについては考えさせてください。」と、まさかの飲みの席で出たちょっとしたお題を持ち帰るという。客観的に見るとやっぱりちょっと変な人やな。


そうしてそのことを考えながら日々を過ごしているうちに、ピーン!と閃く私。

「分かった!!私は、“鳴かぬなら、私が鳴こうホトトギス”です!!」

と報告。

それについて熱く語りたかったけど、さすがにその押し付けは良くないよねと思い、その話はそこで終了。

あ、だからここで昇華させたくなったのか、私は。笑

その時生まれた

「私が鳴こう、ホトトギス」

これは、

「彼が振り向いてくれないなら私から告白しちゃうもんね!」

とかいう話ではなく、

“幸せ=ホトトギスが鳴くこと”

この方程式から疑ってかかろうや。 って話。


このお題を考え続けてたら、ある日

「なんで私はホトトギスが鳴かないと幸せになれないって思ってるんやろ」

ってハッとしたんよね。


「ホトトギスは鳴かない。じゃあ私は自分の力で幸せになったらええんやん。」

そう思ったから、「私が鳴こう、ホトトギス」。

そうやって私は私で楽しく幸せに鳴いてたらさ、なんかその場の空気も楽しい感じになってさ、ホトトギスも気が向いたら鳴くかもしれんやん。とか思っちゃったりしてさ。
う~ん、やっぱり私はつくづくめんどくさい人間やな。(鳴いてほしくはあるんだよもちろん。)

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