その時は必ず来てそして必ず去って行く

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「その時は必ず来てそして必ず去って行く」について

2019-08-23 12:00:00 | 私と私の対談
「その時は必ず来て、そして必ず去って行く」

これは言わずもがなこのブログのタイトルなのですが、そこにはやっぱりタイトルにするだけの思い入れがありまして。

元々は、中学生の時に父親からかけられた言葉。

高校入試が終わって合格発表を待つ、あのなんとも気が気でない一週間。

「あ〜気になる。あ〜気になる。あ〜受かってんかなー落ちてんかなー。」
とそわそわが止まらない私(どんだけ危なかったんだ笑)に向かって、父が一言。



「…その時は必ず来て、そして必ず去って行く。」



……!!(゚ω゚)



この言葉について、父親からそれ以上は語られなかったと思うけど、15歳なりにその言葉を解釈した。


「ほんまや…。そわそわしてもしなくても絶対合格発表の日って来るし、一週間後には終わってる話なんや…。」


目から鱗でした。


この言葉がすっかりお気に入りになった私は、それ以降折にふれて自分に向かって使っているんやけど、まー使い勝手のいい言葉で。


私がこの言葉をどんな状況で使っているか、ザッと思い浮かぶのを挙げてみると…、、


*何かを心待ちにしてそわそわしている時

(心の声)
だいじょぶだいじょぶ、そんな前のめりにならんでもちゃんとその時はやって来るんやから、安心して今を生きたらええ。


*良いことがあって調子づいている時

(心の声)
今はうまくいってるけど、このままの状態は続かない。この上昇気流もいつかは終わることや。必ず去る。それを肝に命じて今どう生きるかを考えよ。


*嫌なことがあった時、失敗した時

(心の声)
だいじょぶだいじょぶ、今はこの世の終わりみたいに感じてるけど、この絶望もいつかは絶対終わるから。必ず去って、次の日常が回り出すから、大丈夫よ。


*憂鬱なことが待ち受けている時

(心の声)
そうだよね〜、気になるよね〜。何も手につかないよね〜。
でもね、絶対その日は来るねん。で、来たと思ったら終わってんねん。で、気がついたら過去になってるねん。
だから、まぁ気になる気持ちはそのままでええから、「絶対終わる」ってことは覚えとき。これでだいぶ気が楽になるから。



まぁ主にこんな感じかな。使い方としては。
(うまく機能することばかりじゃないけど。頭と心は別物だから。)

あ、引いた?
でもほんまに、私の頭の中いつもこんな感じです。喋ってても喋ってなくてもうるさい人間。笑
ぼ〜って顔して、頭の中でこんだけ喋ってんねん。そりゃ生きてるだけで疲れるわ。


「その時は必ず来て、そして必ず去って行く」

「慰め」としても「自戒」としても「冷や水」としても使えるこの言葉、人生に一つ持っておくと何かと便利やね。
(一時期、キュウソのHPの赤い文字がこれになってて嬉しかった思い出がある。笑)

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