大豆の葉にいた緑色の芋虫。
この二種類の虫生はずいぶん違うのか、私の葉の選び方か?
× × ×
以前の台風のとき、ミカンの木の二匹と大豆の葉の一匹を葉ごと排除した。
空いている植木鉢の中に、ぽいと入れて。
殺すのもなぁと思う反面、ひと思いにという気持ちもある。一番いいのは放置する事だけど、そうすると、ミカンの花が見たいという私の思いや、ようやく復活し始めたミカンの葉が終わるだけ。
とはいえ、今年も黒くなっているし……と思いもする。
その台風の後、大豆の葉の青虫は生き延びていた。私が葉を追加すると食べている。
そして、消えた。それはどう旅立ったかだね……。
× × ×
今回、また、ミカンの木にいた。
アゲハチョウ飛んでたし……それかもしれない?
やはり、ミカンの花がみたいという私の欲があるため、葉ごと排除した。
一応、切った葉を一緒において。
でも、葉が良くないのか、この虫は一切食べていない。かじった形跡がない。むろん、葉の周りをしゃりしゃりしていたら別だけど。
1度は、植木鉢の縁で固まっていたし。
× × ×
虫によって鮮度の求めが違うのか、それとも、私が置いた葉が好みじゃないのか?
ミカンの木はあきらめて、芋虫に明け渡すべきか?
排除するなら……。
色々悩む人間だった。
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