たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★次、涅槃衣を着るのは…

2023年01月28日 | おはなし
師匠が遷化した時に限り弟子が着用する
涅槃衣(ねはんえ;※注)という法衣があります。



 2列目中央に立つ現住職が着ているのが涅槃衣です。


昨年8月、先代住職が逝去した直後の荼毘式(だびしき)にはじまり、
9月の四十九日忌、11月の本葬儀と、3回も着用しましたが、
今後、私がこの涅槃衣に袖を通すことはありません。


次に涅槃衣を使うことになるは私が"三途の川"を渡る時。
私の弟子が遺弟(ゆいてい)として着ることになるでしょう。
その時がいつになるのかわかりませんが、きれいに保存しておくために、
法衣店さんに、アイロンを当てて仕付け糸をつけてもらうことにしました。





法衣を引き取りに来た職人さんが法衣のヒモを取り上げて
縫い付けている糸をほどくと、紙片が出てきました。

  「平成2年 55000」

と書かれていて、これは法衣が作られた年と、代金なのだそうです。
つまり、先代住職が今の私くらい(50歳)の時に作ったもののようです。





※注 涅槃衣を誰が着用するかは、諸説あるようです。

  ①遺された弟子が着る   →代々着用されていく

  ②亡くなった師匠が着る →涅槃衣もともに火葬される。

  ③師匠と弟子が着る     →同時に2着必要で、師匠の衣は火葬される。

地域性や、師匠からの言い置き等があるみたいです。
大龍寺では、先代住職の言い遺しがあったことから、
①遺された弟子が着る、ということで、勤めさせていただきました。



僧侶として、住職として、後世に残すべきものは、
お釈迦さま以来不断に繋がってきたこの仏法、
そして、多くの檀信徒のよすがとなるべき大龍寺。
それをずっと守り続けてきた歴代住職のおもい。

それらをまるごと象徴するもののひとつとして、
この涅槃衣を代々受け継いでもらえればと願っています。
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★イノリノバ、少しずつ参列していただけるように。

2023年01月19日 | 行事報告
毎年第3日曜日に修行しています当山の大般若修正会を、
令和5年も例年通り1月15日(日曜日)に開催しました。

開催を見合わせていた集会が再開されるようになってきましたが、
今回の修正会については第八派の中での開催であることから
檀信徒総代世話人さんの一部の方に代表参列していただきつつ
内献(ないけん)形式&YouTubeライブ配信にて修行致しました。


音声の調整が完全ではなく、その場での調整もできなかったことから、
太鼓・鐘の音が割れないよう配信システムの方で自動カットされてしまいました。
法要中、とても聞きづらい&聞こえない部分が多かったことから
大幅に編集(カット)、字幕による補助をして見逃し配信として公開しました。 



法語 向拝から 


法語 正面から


浄道場 正面から


般若心経・理趣分転読 向拝から


転読 正面から


転読 向拝から


令和5年 大般若修正会(編集版・字幕付)



 山内スタッフが足りていなかったことから 
 写真撮影・ビデオ配信の係をつけることができず、
 配信映像は固定のカメラのみ、写真は配信画像をキャプチャーしています。





《 開催覚え書き 》

お手伝いのお寺さん
 太鼓・殿鐘 長昌寺 義光さん
 両班・送迎 正福寺 雄大さん
 堂行・維那 当山徒 慶一さん

参列者
 総代世話人さんから4名

その他
 『消災妙吉祥陀羅尼』読経中に大般若経奉納者名の読み込み
 参列者限定の特別祈願の読み込みは見送り
 豊川稲荷吉祥札については参列の方+事前申込のみ
 法要後の御斎はせず、持ち帰りお弁当を用意。
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★大般若修正会。願いをもって生きていく。

2023年01月09日 | おしらせ
例年1月第3日曜日に修行している「大般若修正会」を
本年令和5年は、総代・世話人さんのみ参列をご案内し、
内献(ないけん)、youtubeでのライブ配信にてお勤め
させていただきます。

起雲山大龍寺チャンネル
https://www.youtube.com/@kiunken
チャンネル登録高評価をお願いいたします。)

1年間の家内安全・無病息災・開運満足などと共に、
新型コロナウイルス感染症の疫病退散・身心堅固・世界平和を祈願致します。



◆日時
 令和5年1月15日(日)午後2時より

◆参列
 檀信徒皆さまの本堂での参列はありません。
 youtubeライブ配信にて、オンラインでご参加下さい。
 当山総代・世話人についてはご希望があればお迎えします。


※法要中の読経に参加して下さる方は、

 『摩訶般若波羅蜜多心経』はんにゃしんぎょう
   http://soto-tokai.net/ok_han.html
 『妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈』かんのんぎょう
   http://soto-tokai.net/ok_kyo01.html
 『消災妙吉祥陀羅尼』しょうさいしゅ
   http://sousei.gr.jp/WP3/wp-content/uploads/2020/04/a6f8ab3b8947a40b09f53b4f534fabf9.pdf

をご用意下さい。太鼓の音に合わせてお唱えをしてみましょう。



《差定・式次第》
ごあんない
殿鐘三会
七下鐘上殿
拈香法語
上香普同三拝
浄道場
 散華荘厳遍十方 散衆宝華以為帳
 散衆宝華遍十方 供養一切諸如来

 https://youtu.be/AbEI6SrMPV8?t=1278

読経
 『摩訶般若波羅蜜多心経』
転読
諸真言
読経
 『妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈』
 『消災妙吉祥陀羅尼』
回向
略三宝
普同三拝
導師退堂
散堂
おはなし



◆おふだの送付について
法要にて祈願をした「おふだ」は、後日、当山の檀信徒へお送りします。
 ① 起雲山大龍寺 大般若祈祷符
 ② 豊川閣妙厳寺 立春大吉・鎮防火燭札
 ③ 豊川稲荷 火盗除け札
お正月を喪中で迎えた方でも問題ありません。



◆旧年のおふだに期限はありませんが、
 ※ 次回、当山に来られた際に返納する。
 ※ 郵送にて当山に返納する。
として下さい。旧年中の「おふだ」は、それぞれ、いただいた寺社へ返納することが肝要です。
ただし遠隔地の寺社で「おふだ」をいただいたりしていたなど、直接お返しすることが難しい事情がある“当山の檀信徒”にかぎり、当山以外の神社仏閣のおふだ・お守りをお引き受け致します。後日、すべての「おふだ」を取りまとめ丁重にお焚き上げ供養をします。
仏菩薩の図像・お位牌などは、おふだと同じようには扱うことができません。「お性根抜き・お精抜き」の法要が必要ですので、別途ご相談下さい。



◆おふだ代のご奉納は任意
当山は、檀信徒皆さまの菩提寺として、檀信徒ご先祖さまのご供養と、皆さまのご祈願を勤めており、おふだのご送付もその一環として勤めさせていただいています。おふだ代ご奉納の有無・金額などは皆さまにお任せしますが、ご奉納下さった場合は有り難く拝受し「供養簿」へ記しています。


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★令和5年1月の坐禅会

2023年01月03日 | おしらせ
令和5年1月の(A)定例坐禅会・(B)初心坐禅会はオンライン形式を前提としつつも、本堂でのリアル参禅も定員10名にて開催します。


◆(A)令和5年1月7日(土)夕方16:30~18:00
 定例坐禅会
  開始時間になりましたらすぐに坐り始めます。坐り方の説明はありませんので、坐禅経験者に限ります。
  オンラインzoom+本堂での参禅10名

 16:00 本堂開扉
 16:20 オンライン開室
 16:30 挨拶
 16:35 坐禅①
 17:05 休憩・経行
 17:15 坐禅②
 17:45 おはなし・感想シェア
 18:00 終了


◆(B)1月8日(日)早朝 6:30~ 8:00
 初心坐禅会
  開始時刻になりましたら坐禅の組み方について説明を始めます。初心者を想定した説明ですが、経験者でも構いません。オンラインでZOOM使用+本堂での参禅10名

 06:00 本堂開扉
 06:20 オンライン開室
 06:30 坐禅と坐り方の説明
 07:00 坐禅①
 07:30 おはなし
 07:40 感想シェア・Q&A
 08:00 オンライン閉室 
 
 
◆参加申し込み方法

オンライン参加の方はZOOMでの事前申込が必要です。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZUqduqsqT4uGNY-LXipi8waVAdtrqpeb-7E

本堂でのリアル参加を希望される方は、本記事の最後の部分をご覧下さい。

 
  
◆参加費

※オンライン参加「無料」
  日頃の善行を心掛けて下さい。その善行が善行を呼び、社会全体が善くなれば当寺にもその功徳が及びます。

※本堂での参加「100円以上」
   
 

◆オンライン参加の事前準備について

 ※PC・スマホなどで、Zoomが使えるようにして下さい。
 ※お尻に敷くための坐禅用の坐蒲(ざふ)があれば何よりですが、座蒲団(ざぶとん)・固めのクッション・バスタオル5枚程度などでもOK。
 ※服装は、身体を窮屈にしない緩やかなものが良いです。
 ※複数人での参加、お子さんと一緒に参加することもできます。坐禅中はミュートで参加して下さい。
 ※最後に、参加者から感想・質問等をお聞きするかもしれません。差し支えない方はカメラ・マイクオンにして下さい。






本堂での参加お申し込み
オンライン参加ではなく、本堂でのリアル参加を希望する方は、申し込み先着順・限定10名です。

このブログで「メッセージを送る」。

・当山のメールアドレス宛にメッセージを送る。

にて、まずは「ご芳名」「連絡先」「坐禅経験の有無」についてお知らせください。拙寺から、本堂での参加の可否をお返事させていただきます。
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★令和5年の坐禅会(定例・初心・個別・出前)について

2023年01月02日 | 年間行事予定



大龍寺では、いくつかの坐禅会を提供しています。

 ・定例坐禅会  坐禅経験者向けの坐禅会(毎月1回)
 ・初心坐禅会  坐り方の説明がある坐禅会(毎月1回)
 ・個別坐禅会  大龍寺本堂でのグループ坐禅会(要 相談)
 ・出前坐禅会  任意の場所でのグループ坐禅会(要 相談)

上記坐禅会は、オンライン開催・オンサイト開催などがあります。

令和5年の定例坐禅会・初心坐禅会は、
ZOOMでのオンライン坐禅を前提としつつ
本堂での参禅を受け入れながら開催します。



◆定例坐禅会◆

 ※ 坐り方の案内はありません。坐禅経験者に限ります。
 ※ 開始時間になりましたら、すぐに坐り始めます。
 ※オンライン開催をベースに本堂での参禅も可能です。
  (本堂での参禅は10名程度・お布施100円以上)
 ※各回、1週間前に当ブログで具体的な告知をします。

(進行例)
 16:20 オンライン開室
 16:30 坐禅①
 17:00 経行・休憩
 17:10 坐禅② 『普勧坐禅儀』等読誦
 17:40 おはなし・感想シェア
 18:00 終了・オンライン閉室

(令和5年 開催予定日)
  1月7日
  2月4日
  3月4日3月11日※
  4月8日※
  6月3日
  7月1日
  8月5日
  9月2日
 10月7日
 11月4日
 12月2日



◆初心坐禅会◆

 ※ 坐り方の案内があります。
 ※ 未経験者・初心者を想定していますが、経験者も可。
 ※オンライン開催をベースに本堂での参禅も可能です。
  (本堂での参禅は10名程度・お布施100円以上)
 ※各回、1週間前に当ブログで具体的な告知をします。

(進行例)
 06:20 オンライン開室
 06:30 坐禅と坐り方の説明
 07:00 坐禅①
 07:30 おはなし
 07:40 感想シェア・Q&A
 08:00 オンライン閉室

(令和5年 開催予定日)
  1月8日
  2月5日
  3月5日3月12日※
  3月5日
  4月9日※
  6月4日
  7月2日
  8月6日
  9月3日
 10月8日※
 11月5日
 12月3日




《参加申込》
  ブログ 「メッセージを送る」
 でんわ 03-3203-8394
 メール nonin_kenko★ybb.ne.jp ★→@
 にて、お名前・連絡先・経験の有無をお知らせ下さい。




◆個別坐禅会・出前坐禅会◆

 ※グループ単位で日時など相談の上、開催させていただきます。
 ※開催の可否・参加人数等は、直前の感染状況により検討します。
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★令和5年癸卯(みずのとう)・佛紀2589年 曹洞宗起雲山大龍寺 行持予定

2023年01月01日 | 年間行事予定


布教巡回の予定が新年度4月に決まり、6月以降の行持が影響を受けることもあります。最新の情報を当ブログ等にてご確認をお願いいたします。

坐禅会の開催予定は別途アップします



◆1月
 15日(日)午後2時
  新年大般若修正会(代表参列&ライブ配信・おふだ送付)


◆2月
 19日(日)午後2時
  涅槃会・檀信徒得度式(受戒者2名・既戒者)


◆3月
 21日(火・春分の日)午前11時
  春のお彼岸中日法要(ライブ配信)
  参列形式は検討中、お塔婆供養は受け付けます。

 18日~24日
  春のお彼岸(ご本尊さま・お墓のお参りはそれぞれに)


◆4月
 8日(土)
  花まつり(お釈迦さま誕生日)
  永代供養塔「永遠の光」の塔建立19周年

 22日(土)時間未定
  第38回 檀信徒・有志 清掃奉仕会


◆5月
 14日(日)午後2時
  山門大施食会(ライブ配信)
  参列形式は検討中・ご供養お申し込みは受け付けます。


◆6月
 未定日
  東京特派布教会(永遠の光永代供養講座に代えて)


◆7月
 1日(土)~14日(金)
  盂蘭盆宅経期間(苗字「た・ち・つ・て・と」の方)

 8日(土)午前11時
  初盆供養会(初盆の方)

 8日(土)~16日(日)
  初盆宅経期間(初盆の方)

 13日(木)午後3時
  盂蘭盆会法要(すべての檀信徒)

 未定日
  当山30世一周忌法要


◆9月
 23日(土)午前11時
  秋のお彼岸中日法要(彼岸会:20日~26日)


◆10月
 15(日)午後2時
  檀信徒総代・世話人会

 27日(金)~29日(日)
  授戒会 大本山永平寺東京別院


◆11月
 12日(日)午後2時
  永遠の光永代供養法要・人生講座

 25日(日)時間未定
  第39回 檀信徒・有志 清掃奉仕会


◆12月
 8日(火)
  成道会(お釈迦さま開悟の日)
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★令和4年12月の坐禅会(追加開催あり)お知らせ

2022年11月28日 | おしらせ
令和4年12月の(A)定例坐禅会・(B)初心坐禅会はオンライン形式を前提としつつも、
本堂にお越しいただくリアル参禅を定員「10名」にて開催します。


◆(A)令和4年12月3日(土)夕方16:30~18:00
 定例坐禅会(第一部)
  開始時間になりましたらすぐに坐り始めます。
  坐り方の説明はありませんので、坐禅経験者に限ります。
  オンラインでZOOM使用+本堂での参禅10名
 1時間前の段階でオンライン参加申込がありませんでしたので、リアル参禅のみとします。

 16:00 本堂開扉
 16:20 オンライン開室
 16:30 挨拶
 16:35 坐禅①
 17:05 休憩・経行
 17:15 坐禅②
 17:45 おはなし・感想シェア
 18:00 オンライン閉室・第一部修了

◆(A’)令和4年12月3日(土)18:15~19:00
 定例坐禅会(延長)
  釈尊成道会にちなんで40分1炷の坐禅を勤めます。
  ZOOMの設定はありません。本堂での坐禅のみ(定員10名)です。

 18:00 第1部終了
 18:15 坐禅③ (40分間)
 18:55 修了
 19:00 散会

 散会後の懇親会を予定していましたが、新規感染者数が増えていすので、
 当日の参加者皆さまのご意見をお伺いして実施の可否を決めます。


◆(B)12月4日(日)早朝 6:30~ 8:00
 初心坐禅会
  開始時刻になりましたら坐禅の組み方について説明を始めます。
  初心者を想定した説明ですが、経験者でも構いません。
  オンラインでZOOM使用+本堂での参禅10名

 06:00 本堂開扉
 06:20 オンライン開室
 06:30 坐禅と坐り方の説明
 07:00 坐禅①
 07:30 おはなし
 07:40 感想シェア・Q&A
 08:00 オンライン閉室 
 
 
◆参加申し込み方法

オンライン参加の方はZOOMでの事前申込が必要です。

https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZEsd-CvpzIuHtw_pmQ7A6wGA5JwBuFSBLYt


本堂でのリアル参加を希望される方は、本記事の最後の部分をご覧下さい。

 
  
◆参加費

※オンライン参加「無料」
  日頃の善行を心掛けて下さい。
  その善行が善行を呼び、社会全体が善くなれば当寺にもその功徳が及びます。

※本堂での参加「100円以上」
   
 

◆オンライン参加の事前準備について

 ※PC・スマホなどで、Zoomが使えるようにして下さい。

 ※お尻に敷くための坐禅用の坐蒲(ざふ)があれば何よりですが、
 座蒲団(ざぶとん)・固めのクッション・バスタオル5枚程度などでもOK。

 ※服装は、身体を窮屈にしない緩やかなものが良いです。

 ※複数人での参加、お子さんと一緒に参加することもできます。
  坐禅中はミュートで参加して下さい。

 ※最後に、参加者から感想・質問等をお聞きするかもしれません。
  差し支えない方はカメラ・マイクオンにして下さい。






本堂での参加お申し込み
オンライン参加ではなく、本堂でのリアル参加を希望する方は、
申し込み先着順・限定10名です。

・当ブログの左サイドバーにある「メッセージを送る」

・当山のメールアドレス宛にメッセージを送る

にて、まずは「ご芳名」「連絡先」「坐禅経験の有無」についてお知らせください。
拙寺から、本堂での参加の可否をお返事させていただきます。

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★先師遷化⑧ 当山30世正興泰信大和尚 秉炬式本葬儀

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世正興泰信大和尚の遷化(逝去)から100日目にあたる11月16日、
秉炬師・奠茶師・奠湯師、大本山永平寺と大本山總持寺からの専使、
曹洞宗東京都宗務所長、妙厳寺豊川稲荷の方丈様はじめ、
多くのご寺院さま方にご荷担、ご参列、ご弔問をいただき、
ここに秉炬式本葬儀の修行をさせていただくことになりました。



法要の一番の柱となる秉炬師・奠茶師・奠湯師の方丈様方が揃います。

大本山永平寺、大本山總持寺から代理の専使さま、
都内の宗派事務を取り仕切る東京都宗務所所長老師、
当山の檀信徒総代さんから心のこもった弔辞をいただきました。




あたたかな蜜湯をお供えします。




香りたかいお茶をお供えします。




《喪司・赤尾老師》《遺弟・現住職》《遺弟・元熙》《喪司・山崎老師》

喪司(そうす)という二人のお役の和尚様に誘われて、
遺弟(ゆいてい)二人も共に並んで拝礼をします。
秉炬師さまに、秉炬の儀を執り行うようお願いの拝礼をしています。

喪司のお二人は、かつてそれぞれが学生時代に、
当山に住み込みで檀務等を勤めて下さっていました。
現住職が生まれた時から小学校入学前までの時期と
このお二人が住み込みしてくださっていた時期が重なります。
先代住職にとっても、現住職にとっても、私たち家族にとっても、
思い入れのあるお二人に喪司をしていただいています。





秉炬師さまと遺弟が息を合わせて法炬(たいまつ)を取り上げ空に拈じます。
秉炬(ひんこ)とは、法炬で、ご遺体を火葬するために火を付けることをいいます。
現実的には8月15日に火葬をしていますので、法式儀礼的に執り行うものです。
法炬の取り回しは、喪司のお二人がしていくださっています。



読経・お焼香を経て、喪主と遺弟の謝辞により、秉炬式本葬儀は無事勤まりました。
たくさんの法縁のみなさま方にお取りなしいただきました。有り難うございます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秉炬師を終えて休憩を挟み、更に人数を絞り、
百か日忌法要と墓地への埋葬をしました。


先師の兄弟弟子(同じ師匠のもとで同じ日に出家得度)さまに奈良県からお越し願い、
百か日忌法要の御導師さまをお勤めいただきました。




当山の歴代住職のお墓、私たち太田家一家のお墓に先師の遺骨を埋葬しました。
このたびの本葬儀の最後に予定されていた行事です。



残念ながら、今回ご来山いただいた皆さまと、先師を偲ぶ会食をしたいところでしたが、
やはり感染症のリスクを取ることができず、法要の閉幕をもって、散会となりました。

ご縁の皆々様、すべての方々にお声がけをすることができずじまいでしたが、
この状況の中でできる限りのことを勤めさせていただきました。
改めて考えてみますと、失礼をしてしまったこと、
至らない点ばかりであったと思いますが、何卒お許しください。

これまで同様、今後ともよろしくお願いいたします。


《 差 定 》
向拝焼香 (午前10時より会葬者お焼香)
殿鐘三会 (午前11時より開式)
七下鐘佛事師上殿
鼓鈸三通
弔  辞
  大本山永平寺専使
  大本山總持寺専使
  宗務所長
  檀家総代
弔電披露
奠湯佛事
奠茶佛事
小師請拝
秉炬佛事
山頭念誦
十 佛 名
回  向
読  経
回  向
鼓鈸三通
謝辞挨拶 喪主・遺弟
佛事師退堂
散  堂


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★先師遷化⑦ 秉炬式本葬儀に向けて

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世 正興泰信大和尚の秉炬式本葬儀の当日を迎えました。





立冬も過ぎて寒さも感じるようになってきましたが、
とても過ごしやすい爽やかな朝を迎えました。





秉炬式のお勤め時間は1時間余りが予想されました。
お焼香に来られる方が式の時間に集中することを避けるため、
11時からの法要に先立って10時からお焼香の時間を始めました。









ご会葬の方たちのお焼香に平行して、
本堂の片隅に置いてあるピアノで、孫たちの献奏をさせていただきました。




午前11時。会場の準備が調いました。これから秉炬式が始まります。




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★先師遷化⑥ 秉炬式逮夜

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世 正興泰信(しょうこう たいしん)大和尚の秉炬式(ひんこしき)に当たり
11月15日夕刻、式の前晩に勤める逮夜法要として黄昏坐禅を修行しました。
 
通常であれば僧俗が集い「歎佛会;たんぶつえ」という法要や
『佛遺教経;ぶつゆいきょうぎょう』の読誦などが行われながら
多くの方々のご会葬(お焼香)などをお受けするという定型があります。
けれども現下の新型コロナ感染症が終息していない状況で
先師を追慕するにはどのようなお勤めをしたらよいかと思案し、
近隣30ヶ寺のお寺さん(教区)、坐禅会のメンバー、山内の遺族が集い
共に坐禅を修行することにしました。




式の祭壇は普段の須弥壇をそのままに花祭壇としました。
右の柱に掲げられているのは還暦の遺偈、
左の柱に掲げられているのは最期の遺誡。



教区の方丈様方のほとんどが集い共に坐禅をするのは、
何人かの方にお聞きしても、初めてのことではないかとのことです。



遺弟としてお迎えのお香を立てました。



この坐を調える行香師さんがお線香を立てて止静となります。



逮夜念誦・十佛名・回向・略三宝・三拝は、坐禅のまま勤めました。



通夜説教として、近隣寺院の副住職さまにお話しをいただきました。



日常の起居進退やお人柄などは違っても、坐る姿はみな等しく佛の姿です。



お釈迦さまから代々伝わる教えを灯火にたとえ、その法の灯(ともしび)が、
いま先代住職から私たち一人一人に法の灯火が伝えられているということ。
先代住職は逝去をしたが、その法の灯火をよりどころとしていこう、
ということが、優しい語り口調のなかにも、凜として示されました。



御荷担下さいました皆さま方への感謝の意をこめて。





《 式 次 第 》  
黄昏坐禅 16:30
止  静 16:45
逮夜念誦 17:00
十 佛 名
回  向
略 三 宝
坐 三 拝
袖  解
通夜説教 17:10
開  静
散  堂 17:30
配信終了

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★清掃奉仕会お知らせ

2022年11月19日 | おしらせ
「自分たちのお寺は、自分たちで掃除をしよう!」という檀家さんの提案によって
平成16(2004)年に始まり、夏と冬に開催しています。
お子さんやお孫さんとのご参加も歓迎いたします。
 
 
令和4年11月20日(日)
午後1時頃から、午後4時頃まで(自由集合・自由解散)
 
 
今回も感染症対応のため、マイペースな時間設定・飲食なしで開催します。
午後1時頃それぞれのご都合に応じて当山にお出まし下さい。
(それぞれがお弁当など持参されれば、食事場所はあります。)
おおむね午後4時には終了します。
 
今回は、あいにく雨のようなので、屋内でのご奉仕を準備しております。
 
 
ご参加いただける方は当日本堂にお越しいただければOKですが、
メッセージ・メールなどご連絡をいただけると助かります。





先般、当山の先代住職の本葬儀をお勤めしました。
逝去から100日、多くの方にご弔問等をいただいてきました。ありがとうございます。



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★令和4年11月の坐禅会について

2022年10月31日 | おしらせ
令和4年11月の坐禅会は、定例坐禅会・初心坐禅会ともありません。


翌月12月の坐禅会は、次の通りです。

12月3日(土)定例坐禅会;坐り方の説明なし
 16:30~18:00 オンライン+本堂での参禅 坐禅30分2炷・おはなし
 18:15~19:00 本堂での参禅のみ 坐禅40分1炷
 ※本堂での参禅は最大10名まで(感染状況により変更あり)
 ※19:00解散後、小規模の懇親会を企画しようかと考えています。

12月4日(日)初心坐禅会;坐り方の説明あり
  6:30~ 8:00 オンライン+本堂での参禅 坐り方説明・坐禅20分1炷・おはなし
 ※本堂での参禅は最大10名まで(感染状況により変更あり)



★ お知らせ ★
11月16日開催予定の当山先代住職「秉炬式(本葬儀)」にちなみ、
前日の夕方に先代住職を追悼する坐禅会を修行します。
当山の坐禅会にて坐禅経験のある方の参加を受け付けます。
現在は当山での坐禅経験おおむね1年以上の方からの参加申込を受け付けています。

 記

黄昏坐禅(当山30世正興泰信大和尚 秉炬式本葬にちなむ前晩の修行)

・令和4年11月15日(火)
   午後4時00分受付(4時30分までには到着してください。)
   午後4時45分止静(開始・この時間までに足を組む必要があります。)
   午後5時30分開静(修了・坐禅中に追悼の時間があります。)

・参加費5000円
   誠に恐れ入りますが先代へのお香典として拝受させていただきます。

・服装
   足の組める地味なもの。坐禅中は作務衣を用意させていただきます。

・参加人数
   10名まで。 新規申込終了
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★年回忌法要のお勤めについて(令和4年11月 発信)

2022年10月31日 | オンライン活動
《 この記事は、当山の檀信徒を対象としています。 》

新型コロナウイルス感染症は、いまだ終息には至っていませんが、
ご葬儀は従来通り枕経・お通夜・ご葬儀を勤める方がほとんどとなりました。
また年回忌法要は、代理法要の方もいらっしゃいますが、
少人数ながらお集まりになって勤める方が増えてきました。
 
当山では、直近の感染者数の推移・社会の動きなどを勘案し、
皆さまが不安なくご供養をお勤めになられることを心掛けています。
年回忌にあたる方は、法要の欠礼がないようご留意ください。



(A) 法要を従来通り実施する

* 土・日・休日の法要は、午前10時~11時か、正午12時~午後1時とします。
* ご参列の人数は、その時の社会情勢に応じて、ご考慮下さい。
* 到着時は手指消毒・体調確認を。熱のある方は参列をお控え下さい。
* 法要中もマスクを着用し、読経の際は低声か黙読にして下さい。
* 法要後の会食(お斎)は、ご家族16名までに限り書院での会食を承ります。
  感染症対策が万全な店舗へのご移動か、お持ち帰り弁当も選択肢に入れて下さい。
* ご自宅での法要の際は、同居家族を中心とし、換気を十分にして下さい。


(B) 皆さまが参列せず住職が法要を務める

* 希望する日に本堂で代理法要・代理墓参を勤めます。
* 法要後にご供養ご回向の証として「囘向證(えこうしょう)」をお送りします。


(C) 限られた方が参列し、オンライン配信を併用する

* 参列できない(参列を断念した)ご家族がいる場合、
 インターネット・ライブ配信で法要を中継することも可能です。
 ご希望により当山の配信設備を提供します。


(D) 墓参に来られる

* お塔婆と墓参日時の予定を事前にお申し込み下さい。
* 墓参日時までに、(C)代理法要を勤めさせていただきます。


(E) 延期する

* 柔軟に対応させていただきますが、できる限り延期せず、(A)~(D)をご検討ください。



法要日時はお申し込み順にお受けします。お早目にご相談をお寄せください。
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《当山檀信徒対象》★秉炬式(ひんこしき 本葬)のお知らせ

2022年10月18日 | おしらせ
《この記事は、当山檀信徒を対象としています。》


既報の如く、当山先代住職 30世 正興泰信大和尚(太田泰信)儀
令和4年8月9日 数84歳を一期として遷化致しました
このたび百ヶ日忌に際して 秉炬式(ひんこしき 本葬儀)を
市ヶ谷 長泰寺住職 大谷哲夫老師を秉炬師に拝請し 下記の如く修行させていただきます

種々ご多用とは存じますが 各位のお気持ちに準じて ご弔意を賜ることができれば幸いです

      記

日時
 11月16日(水)
  午前10時  お焼香ご案内
  午前11時  秉炬式 開式
  正午12時  閉式

会場
 起雲山大龍寺
  東京都新宿区原町2丁目62番地
  03(3203)8394

※ 当日は、山内に十分な駐車場所のご用意ができません。
  お車でお越しの方は、近隣コイン駐車場等のご利用をお願い致します。

※ 感染症対応のため本堂内の参列席は総代様に限らせていただきます。
  檀信徒皆さまには本堂正面でのお焼香をお願い申し上げます。

※ 当日はインターネットオンライン中継をご覧いただく視聴参拝や、
  各家のお佛檀など任意の場においてお参りくださることも有り難く存じます。

※ これまでに各檀信徒さまから頂戴しましたお香典等は、
  秉炬式のものとして拝受させていただきます。当日、重ねてのご用意は不要です。

※ 前日には僧侶・坐禅経験者で坐禅を行じますが、お通夜のご会葬はありません。
  当山の坐禅会経験者(1年以上)で参禅を希望する方は、至急ご相談下さい。

◎ 秉炬式における献花をくださる方は、天行社(てんこうしゃ)へお申し込み下さい。
  ☎ 03(3260)5020

令和4年10月吉日

起雲山大龍寺











大龍三十世正興泰信大和尚 秉炬式逮夜



大龍三十世正興泰信大和尚 秉炬式(本葬儀)
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★令和4年10月の坐禅会について

2022年10月12日 | おしらせ
令和4年10月の(A)定例坐禅会・(B)初心坐禅会はオンライン形式を前提としつつも、
本堂にお越しいただくリアル参禅者の定員を「10名」にまで増やして開催します。


◆(A)令和4年10月15日(土)夕方16:30~18:00
 定例坐禅会
  開始時間になりましたらすぐに坐り始めます。
  坐り方の説明はありませんので、坐禅経験者に限ります。
  オンラインでZOOM使用+本堂での参禅10名

開始 1時間前の時点で、オンラインの申込がなかったため、
オンライン設定は取りやめさせていただきました。
本堂での参禅の方のみで開催させていただきます。


 16:00 本堂開扉
 16:20 オンライン開室
 16:30 挨拶
 16:35 坐禅①
 17:05 休憩・経行
 17:15 坐禅②
 17:45 おはなし・感想シェア
 18:00 オンライン閉室


◆(B)10月16日(日)早朝 6:30~ 8:00
 初心坐禅会
  開始時刻になりましたら坐禅の組み方について説明を始めます。
  初心者を想定した説明ですが、経験者でも構いません。
  オンラインでZOOM使用+本堂での参禅10名
 06:00 本堂開扉
 06:20 オンライン開室
 06:30 坐禅と坐り方の説明
 07:00 坐禅①
 07:30 おはなし
 07:40 感想シェア・Q&A
 08:00 オンライン閉室 
 
 
◆参加申し込み方法

(A)(B)とも、オンライン参加の方はZOOMでの事前申込を。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZUrcuurqzotGNGtGNChVJcF0ZEdBeCCvEsY

本堂でのリアル参加を希望される方は、本記事の最後の部分をご覧下さい。

 
  
◆参加費

※オンライン参加「無料」
  日頃の善行を心掛けて下さい。
  その善行が善行を呼び、社会全体が善くなれば当寺にもその功徳が及びます。

※本堂での参加「100円以上」
   
 

◆オンライン参加の事前準備について

 ※PC・スマホなどで、Zoomが使えるようにして下さい。

 ※お尻に敷くための坐禅用の坐蒲(ざふ)があれば何よりですが、
 座蒲団(ざぶとん)・固めのクッション・バスタオル5枚程度などでもOK。

 ※服装は、身体を窮屈にしない緩やかなものが良いです。

 ※複数人での参加、お子さんと一緒に参加することもできます。
  坐禅中はミュートで参加して下さい。

 ※最後に、参加者から感想・質問等をお聞きするかもしれません。
  差し支えない方はカメラ・マイクオンにして下さい。






本堂での参加お申し込み
本堂でのPV(パブリックビューイング)というほどではありませんが、
“オンライン参加ができない方”を対象に、本堂での坐禅を受け入れます。
申し込み先着順・限定10名です。

・当ブログの左サイドバーにある「メッセージを送る」

・当山のメールアドレス宛にメッセージを送る

にて、まずは「ご芳名」「連絡先」「坐禅経験の有無」についてお知らせください。
拙寺から、本堂での参加の可否をお返事させていただきます。






★ お知らせ ★
11月16日開催予定の当山先代住職「秉炬式(本葬儀)」にちなみ、
前日の夕方に先代住職を追悼する坐禅会を修行します。
当山の坐禅会にて坐禅経験のある方の参加を受け付けます。
現在は当山での坐禅経験おおむね1年以上の方からの参加申込を受け付けています。

 記

黄昏坐禅(当山30世正興泰信大和尚 本葬儀・前晩の修行)
・令和4年11月15日(火)
   午後4時45分止静(開始・この時間までに足を組みます。)
   午後5時30分開静(修了・坐禅中に追悼の時間があります。)
・参加費5000円
   誠に恐れ入りますが先代へのお香典として拝受させていただきます。
・服装は地味なもの。坐禅中は作務衣を用意させていただきます。
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