11月は4回の坐禅会で始まりました。
◆2日(土)夕方・晩
まず夕方に3度目となる「坐禅前ヨガ」を開催しました。
坐禅経験者かつ、当日晩の定例坐禅会への参禅という厳しい条件の下で
参加申込は10名でしたが、開催直前にバタバタとキャンセルが出てしまい
最終的には先生の他に4名での開催となりました。
最少人数での開催に気落ちもしましたが、
実際に始まってみれば、先生の目が参加者全員に行き渡り、
全員が細かな指導を受けることができました。
これはこれでよかったかも…。
これまで同様、先生からは“受講料”ではないもので、
感謝の気持ちを伝えてほしいという要望がありました。
が、「お金もモノのひとつ」という思いから、
祝儀袋に入った紙幣を差し上げました。
ただの現金ではなく、各種プリペイドカードではなく、
新券をたとうに入れて、表書きには趣旨と名前を記して、
姿勢を正して相手に差し上げるという習慣にのっとって差し上げる中に、
受講料ではない何かを伝えたいと思ったからです。
先生が、このお金をどのようにして使って下さるのか、
今度は私が密かな楽しみにしているところです。
同日晩には、坐り方の案内がない「定例坐禅会」を開催しました。
ヨガから引き続きの方も含めて15名が参禅されました。
ヨガの先生に肋骨と横隔膜をちゃんと動かす呼吸法を習ってから
、1炷目は30分・経行(歩行禅)を10分・2炷目は「普勧坐禅儀」を唱えながら25分。
坐禅に続いて『正法眼蔵随聞記』巻1-2を拝読し、
最後は珍しく全員から一言コメントをいただきました。
解散後は翌朝の坐禅に差し障らない程度に懇親♬( ^_^)/□☆□\(^_^ )
◆3日(日)朝
坐り方の案内をする「初心坐禅会」を開催しました。
14名が参禅。以前参禅した方が他の方を連れて来られたという方が3組も。
坐禅後のお話しは先月と通じたものでした。
私たちはついゴール・夢ばかりを見てしまうけれど、
スタート・自分の立ち位置を見つめ直さないと、道は定まらないのでは?
という話をし、前日と同じように全員から感想などいただきました。
◆5日(火)午前
地元の「歩こう会企画」で、いす坐禅会に19名が参禅されました。
普段は地域の史跡・文化財などを見て歩いているものを、
今回は歩き回る途中で拙寺に立ち寄っていす坐禅という企画となりました。
大龍寺での受け入れは3回目。以前参加された方も3割ほど来られていました。
私たちは嫌な言葉やヒドい人の態度に気を奪われがちだけれど、
歩き回る中で「綺麗なもの」「美しいもの」「素晴らしい人」に対する感度を高め
身心を健やかにしようという感じのお話しをさせていただきました。
なお、来月の
令和元年12月の初心坐禅会は12月7日(土曜日)です。
◆翌6日(水)
60名ほどの団体で館林の茂林寺さんを拝登参禅しました。
坐禅指導を受ける側になって坐ったのは久しぶりでした。
こちらの様子はまた別の記事にてご紹介します。