たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★誰かに見られていなくても、見ている人はきっといる。第31回檀信徒・有志清掃奉仕会開催しました。

2019年05月20日 | 行事報告
令和への改元まであと4日という平成31年4月27日。
30名近くの方にご参加いただいて、当山の清掃奉仕会を開催していただきました。






前夜は雨。皆さんの交通の便、ご奉仕内容の検討など心配もありましたが、
朝にはその雨も収まって、肌寒さは残っていましたが、外掃除もできました。



 



写真には撮っていませんが、墓参桶のたわし洗い、須弥壇下の片付け、
施食会の幡掛け、本堂の窓ふき、排水溝のどぶさらい、豊川稲荷幟の撤去等もありました。
多岐にわたる内容も、お任せしてきちんと取り組んでいただけるのが、スゴいことです。















清々しく令和をお迎えすることが出来ました。
5月12日の施食会も清々しくお勤めすることが出来ました。
ご参加の皆さま有り難うございます。







次回は11月30日です。いす坐禅・忘年会も行われます。是非ともご参加お願い致します。





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★想いを受け継ぎ伝えるには…永遠の光15周年・花まつり甘茶法要

2019年04月09日 | 行事報告
当山檀信徒、ご縁をいただいている皆さま、
そして、世界中の人々にお祝いを申し上げます。

遅ればせながら、お釈迦のお誕生日、おめでとうございます。





4月7日(日)、1日早くお釈迦様の誕生を祝う「花まつり甘茶法要」と、
平和祈願・永代供養塔「永遠の光」の15周年節目の法要を営みました。





開式にあたり、お釈迦さまお誕生にまつわる
不思議なエピソードをいくつかご紹介しました。
そして、そのようエピソードをそのまま丸ごと信じても良いし、
そのようなエピソードが、詰まるところ何を訴えているのか?
行間を探っていこうということをお話しました。







お話の後、観音さまの前に設けた花御堂の誕生仏に甘茶を注ぎ、
全員で読経、灌仏(甘茶そそぎ)、お焼香をしました。





引き続き、建立15周年を迎えた供養塔前に移動し、法要を営みました。





ひとつの蓮台の上に、お迎えしているは、
過去佛阿弥陀さま、現在佛お釈迦さま、未来佛弥勒さまです。





全員で供養塔を周歩巡拝、読経とピッタリ回りきりました。





法要後、「亡き方の想いをつむぐひととき」と題して、
今回は永代供養を申し込まれている3名に登壇していただきました。
お借りしたお写真を拝見しながら、生前のお人柄や思い出などをお聞きしました。最後は、いま、どのような事を言ってくれるでしょうという問い掛け。




 
大龍寺は、都会にあるお寺の割には、
「お檀家さん同士の関係が深い」と他のお寺さんからも評されています。
普段は様々な地域でいろいろな仕事や生活をしている人たちが、
お寺に来ると日常生活とは離れて、誰もが等しく手を合わせお参りをし、
仏さまの御前で言葉を、時々は杯を交わしたりもしています。





お寺にお参りをする様々な私たちに共通していることは、
目には見えないけれど亡き人が背中にいるということ。
でもその亡き人のことを、改めて皆さんの前で話す機会はそうそうありません。
そういうことを話さずに生きていくことが普通のように思われています。





今回、僅かな時間でしたが、こうして亡き人を語っていただき、
それぞれが亡き人を背負って生きているということを改めて感じあうことができました。





最後は缶ビールを囲んで、軽食懇親会。
これまでも何度もおしゃべりを楽しんできましたが、
今回は、これまで以上に親しくなれたような気がしながらひとときを過ごせたようです。
 
ご登壇いただいた方、ご参加いただいた方皆さまに御礼申し上げます。


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★平成31年春のお彼岸法要お勤めしました

2019年03月23日 | 行事報告
平成31年3月21日、春分の日に春のお彼岸法要をお勤めしました。
多くの方のご参列のもと、15分ご法話と30分ご法要と、時間をギュッと絞ったお勤めです。







お話の内容は、お経の成り立ちと、
“写経”を通して心を調えることについて。
宗派が出版している冊子『禅の友』に
写経・写仏をテーマに原稿を作っている最中のネタでした。







お話に続いて、お彼岸の法要。
今回は30名ほどの参列でしたが、
お彼岸法要に本堂がいっぱいとなる
100名が集まってくれることを目標にしています。

そして毎回お彼岸に100名参列が見えてきたら、
外来の講師をお招きして、法話等の時間を持ちたいと思っています。







法要にはご欠席で、お塔婆供養をお申し込みの方には、
法要後に墓参・塔婆建立をさせていただきました。
有り難うございます。

次回のお彼岸法要は、
 新元号元年9月23日(月・秋分の日)午前11時から
ですので、どなた様も今からご予定下さい。
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★年に1回、原点を確認するお釈迦さまご命日。

2019年02月24日 | 行事報告
お釈迦さまのご命日(釈尊涅槃会2月15日)にちなんで、
2月17日(日)に檀信徒得度式と、涅槃会法要をお勤めしました。







檀信徒得度式は、大本山永平寺東京別院長谷寺で行われる
法脈会(10月27~29日・2泊3日)に参加された方に、
改めて当山住職から受戒安名をし、血脈と絡子を差し上げる法要です。

※大龍寺と檀信徒の間において従来から行っている習慣です。
 全ての曹洞宗寺院がそうしているのではありませんし、
 体力的な問題などで2泊3日の法脈会に参加することが難しい方は、
 別途方法でお戒名をお受けいただく場合もあります。







今回は2名が該当し、
昨年までにお勤めをしている方などには、
後見人として参列していただきました。







引き続き、釈尊涅槃会をお勤めしました。
2月に入って掲げていた涅槃図の御前にてお釈迦さまの遺言お経「佛遺教経」を唱え、
2500年も伝えられ実践されてきたご遺徳を偲びました。







2泊3日の法脈会に参加される方がいるからこそ、当山の得度式もお勤めが叶います。
1人でも2人でも、毎年参加して下さるかたがいることが何より有り難いことです。



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★「おめでとう」を言う新年の法要

2019年01月30日 | 行事報告
平成31年「大般若修正会・懇親会」を1月20日に開催しました。







これまで勤める僧侶は山内と近所の副住職さんの中から2~3名ということがほとんどでしたが、
今回はいろいろなご縁とタイミングが合って、大龍寺にとっては今までで一番多い5名でのお勤めとなりました。





この法要では、600巻にもなる「大般若波羅蜜多経」をパラパラとめくる
転読(てんどく)という修法でお勤めをします。







世間ではお寺は葬儀や法事など弔事との関わりやイメージが強いかもしれませんが、
お寺の行事には、慶事も弔事もどちらもあります。
今回の「大般若修正会」は1年の始まりを寿ぎ
皆さまが家内安全・無病息災・開運満足にて健やかに過ごされるよう
当日参列された檀信徒約30名の皆さんと共に祈りを捧げる法要でした。






この1年間どうぞよろしくお願いします。
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★第5回朝粥の会~ほぐして食べて思いを広げる

2018年09月02日 | 行事報告
これは8月5日に開催した第5回「朝粥の会」のレポートです。

今年も大勢の方にご参加いただき30名が来て下さいました。
朝7時からの企画に、埼玉県や神奈川県からもお越し下さった方がおりました。
早朝から遠路をありがとうございます。




 
 
(第1講)
トレーナー山崎先生の体操は、昨年までのように「足腰がキツイ!」と感じるものから変化が。
山崎先生の知見から坐禅における身心の調え方についてもお話をお聞きしたいと思っています。


今年もタオルが大活躍です。

 


(第2講)
朝粥については、献立はいつも通り変わり映えしませんが、刷(せつ)という鉢盂をキレイにする道具を紹介。
器の内側に残った食材までもきちんと食するその心、その心を強固にしてくれる「彼の来所」について話をしました。


東京別院でいただいた略応量器はなかなか使えます。


本堂の長机は30人でいっぱいでした。



 
(第3講)
大学で教鞭をとっている地元のお父さんに登壇していただきました。
「見えない水(バーチャルウォーター)」の紹介を通して、
「彼の来所」について思いを馳せる糸口をいただきました。


プロジェクター・スクリーンが不調のため、急遽、液晶テレビを使いました。
お檀家さんからの寄贈品の60型がここぞと役に立ちました。


小さな子にもわすりやすいご説明をいただきました。
 
  


また、この度の開催にあたっては、白米・香菜(たくあん)・お茶のご奉納もいただきました。
お粥は白米をたくさんは使わないので、使い切れないくらいのご奉納をいただいています。

使い切れなかった分は、当初からお知らせしていた通り「新宿こども食堂」にて使用させていただきました。



重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございます。
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★なぜ、こんなにも?!7月の定例坐禅会報告

2018年07月14日 | 行事報告
7月の定例坐禅会を7日の七夕に開催しました。
今回も事前の問い合わせや参加表明をたくさんいただき、
なんと、当日来られた方の数は50名。定例坐禅会としては過去最高です。

事前に用意していた坐蒲の数は49個で、ドキドキもしました。

結局、椅子坐禅希望の方もいらっしゃったこともあり全員坐れましたが、
坐れなくなることを心配して古参の方お一人が禅譲され帰られるほど…
なので、来られた方の人数は51名でした。
 
 
 
進行メモ

 18:00 初参加者に限って坐り方の案内

 18:40 経験者を交えて坐禅(30分)

 19:15 坐禅(15分)

 19:30 おはなし
 
 
  
おはなしメモ

 ・七夕とお盆

 ・雨期と安居と“仏力”

 ・ヨガ瞑想とエゴ増加のリスク

 ・がっつかない坐禅
 
 
 
これまで、事前の参加表明や問い合わせを“感触”程度に坐蒲の数を調整していました。
それが50名というボリュームになってくると、出欠管理が必要なのかもしれません。
また20名程度だった時の雰囲気も保っていくためには何かしらの対応も必要です。

来月8月は翌日曜日に「朝粥の会」があるので定例坐禅会は休会です。
2ヶ月猶予の中で、9月以降のことを考えたいと思います。
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★一年で一番規模の大きな法要「施食会」

2018年05月18日 | 行事報告
毎年母の日に修行する「山門大施食会」を、
今年は5月13日に開催しました。
近隣のお寺さまにも年間予定にしていただき、
僧侶だけでも13名での法要です。
更に檀信徒みなさんにもご足労をかけましたが、
総勢100名を越す方々にご参列いただきました。

ありがとうございます。





今年も受付は正午12時からですが、
行事の開始時刻は以前に比べて30分ほど遅めの1時半。

清興の時間は今年初めての試みで、ボイストレーニング。
昭和音楽大学講師・シンガー・ソングライター小幡美奈子先生による
「声の講座~発声の実修~」の時間を設けました。

大龍寺では、いつも檀信徒皆さんにもお経本をご用意し、
一緒に読経に参加していただいていますが、
「発声」の練習をしたことはありませんでした。
そこで今回はますば発声、あるいは発声トレーニングの専門家として
ご縁をいただいた先生に来ていただきました。

今回ご縁をいただいた音楽大学で講師を務められている先生について、
何も知らない私は“音楽の先生”だと思っていましたが、
実は本業はプロデビューを果たしているミュージシャン。

そのことをお願いを進めていくうちに知るという…





『mooki ~The Best and more~』PV/MINAKO OBATA








「身体を楽器のようにして使う」ために身体をどう調えるか…
というコツをお聞きしていると、これがそのまま、
坐禅の身体の整え方にそのまま使えてしまうものでした。

余計な力の要らない理に適った身体の組み立て方、
腹式呼吸(臍下丹田)によって呼吸を整えることなど。







そして実際に声を出す段になって
如何にして自分の声と精神をつなげていくか?
先生がひとつひとつプロセスを経て声の出し方を導いてくれます。
「お腹から声を出せ」では伝わえきれない丁寧な発声指導があるのですね。

時間的には45分。やってみて時間は少なかったかも。







引き続き、ご法話の時間です。
私自身が自分でしなければならないのですが、
一昨年から「若手のお坊さん」による法話としています。

私も余所のお寺さんにご法話をさせていただきに行くことがありますが、
聞いている方との二人三脚で法話が進むので、2度と同じ法話が出来ません。

「お話しする人とお話を聞いて下さる方」の両者によって法話が完成する
ということをつくづく感じています。



今年は新宿山手七福神のひとつでもある福禄寿を祀る永福寺の新住職さん。
7年前に大龍寺で修行した晋山式とも関わるお話でした。
ずっと覚えていた下さってありがうとうございます。





全員で読経をしています。発声が役に立ったでしょうか。







ご本尊さまへの本尊上供『般若心経』に続いて、施食架へ向き直ります。





新亡さま、ご先祖さま、この世の中のありとあらゆる仏さまに対して。





それぞれが祈ります。





法要の最後は、本日のご供養を申し込まれた方全員のご回向読み込みです。







雨が降っていたためお申込のお塔婆は後日立てさせていただきました。
早速、皆さんでご供養の席が始まり、総代さんによって乾杯!

( ^_^)/□☆□\(^_^ )

1日ありがとございます。
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★見えないところをキレイにしました。

2018年04月23日 | 行事報告
4月21日、好天に恵まれて、予定通り奉仕会を開催しました。
境内・墓地の清掃は、雑草とりなど。











たわわに実るのを楽しみしていた梅まで切られてしまって母は残念がっていました。
時々、切ってもらいたくないものまでバッサリいかれてしまうのは怖いですが、
約20名に駆けつけていただきまして、本堂内外、境内、墓地がすっかりキレイに。




お経本の補修。折り目が破けるので、時々必要な作業です。



灰ならし、真鍮磨きも、数回やると上手にやってもらえます。



ご本尊さま前の荘厳を夏バージョンに。



施食会の幡も用意万端です。



皆様ありがとうございます!
参加かなわなかった方は、次回を是非。12月8日の開催です。
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★お釈迦さまの生涯を朗読で。

2018年04月10日 | 行事報告
平成30年の「花まつり甘茶法要・朗読会」は、
47名もの皆さまの参加をいただき盛会に開催させていただきました。







中里貴子先生には震災の年に始まり8回目の朗読会をお願いしました。

これまでずっと文学作品の朗読をしていただいてきましたが、
今回は思い切って、お釈迦さまの幾つかのエピソードを交えた半生記を朗読にて味わいました。







とはいえ、朗読に適した作品があるわけではありませんでした。
中里先生にはいくつもの資料を当たっていただいたうえで、
手探りで朗読記作品を作り上げてくださいました。

「読み物」ではなく「朗読作品」として生涯を追うというのは初めての事でしたが、
とてもすんなりと耳に、心に入ってきたような気がします。







中休みで私からのコメント。
「日本とインドでは文化的・宗教的な事柄が異なるので、
 お互いの異同を考えながら理解を深めていこう」
という注意点を挙げつつ、なぜお釈迦様は脇腹から生まれたのかなど。

そして、文化・宗教・環境の異なるインドから日本に伝わったお袈裟と、
変わらないお袈裟の価値観についてお話しました。

朗読の最後は「雨ニモマケズ」を全員で朗読してシメとなりました。
 
 
 
 
 
第2部は甘茶法要。
ご参加のみなさんにはあらかじめ灌仏をしていただいて般若心経にて降誕会のご供養、
そして大悲心陀羅尼にて当山檀信徒・参加者一同の先祖供養を勤めました。






続いて平和祈願・永代供養塔の前に場所を移して、建立14年周年の読経供養をしました。
少し空気がひんやりしてきました。







たいへん有り難い一日となりました。有り難うございます。

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★平成30年春のお彼岸法要

2018年03月23日 | 行事報告
3月21日お彼岸のお中日法要をお勤めしました。

残念ながら非常に寒い雨というお日柄もあって、
ちょっと少なめの30名弱という参列者でしたが、
みなさんと一緒に「春のお彼岸法要」をお勤めしました。





今日のお話は、六波羅密の総復習と椅子坐禅の実修をしました。
左右揺身をして、偏っている方が余計な力が要ることを体感。
そして、正身端座には無駄な力が要らないことを伝えます。





お檀家さんはあまり「坐禅会」には来られないです。
どこのお寺でも、そのような傾向が強いとのこと。なぜでしょう。







春休み中の息子も久しぶりに法務のお手伝いをしてくれました。





法要が終わって暫くしたら雪が降ってきました。お地蔵さんに桜に雪です。
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★お釈迦さまの弟子になる~檀信徒得度式

2018年02月27日 | 行事報告
平成30年2月25日、
やや遅くなりましたがお釈迦さまご命日の法要と、
お檀家さんがお戒名などを受けられる「檀信徒得度式」を開催しました。





 

私が戒師(導師)を勤めさせていただくのは3回目で、
自分自身でぎこちなさを感じながらのお勤めでした。
今回「新戒」としてお戒名・血脈・戒・絡子を受けられたのは4名。
昨年の永平寺東京別院で行われた3日間の法脈会に参加された方です。

加えて、これまでに戒名を受けられている方たちにも声を掛け、
ご自身の戒名を浄書することと、儀式の「後見人」になっていただきました。





絡子(五条のお袈裟)を差し上げています。





ご本尊さまへの三拝も絡子を掛けると難しくなります。



「涅槃会得度式」に続いて涅槃図の前に移り、
涅槃会(ねはんえ;お釈迦さまご命日の法要)をお勤めさせていただきました。





今年も有意の皆さまとともに行持をお勤めすることができました。
有り難うございます。





《差定メモ》












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★写経会と坐禅会の同日開催

2018年02月04日 | 行事報告
昨年まで単発の企画として開催してきた写経会を、
今年は試行錯誤の一環で「6週間に1回」で定例開催することにしました。
定例開催の第1回目となる写経会を2月3日に開催しました。



初めての開催で事前のお申し込みを11名受けており、
1名欠席でしたが、当日参加も1名あり、予定通り11名が来られました。



通常は畳席です。座蒲団に正座、あるいは坐蒲を使って坐禅でも。





畳での正座が難しい方には、椅子席の用意をしました。





今回は写経会の30分後には坐禅会の受付が始まるので、
スムースに坐禅会に移行できるよう机の配置を考えています。
最大12名程度しか受け入れることが出来ません。

11名のうち6名が写経会に引き続いて坐禅会にも参加されました。
長丁場になりますが、坐禅会と写経会を同日に開催する利点はあるようです。







写経会に引き続いて、坐禅会を開催しました。
事前に参加者数が多い気もしていましたが、
実際これまでで最も多い25名が来られての開催となりました。

初めて坐禅をされる方も7名。
意図したわけではありませんでしたが、説明はややゆっくり目。
そして流れで、何故か左右揺身を丁寧にやっていたような気がします。





皆さんの様子を見つつ30分の坐禅。
先月の坐禅会で始めた『普勧坐禅儀』の中盤に目を通し、
部分的にかいつまんでお話をしました。

今回は坐禅の組み方を中心として、座る場所のこと、坐禅中の心のあり方など、
「普段の坐禅会でお伝えしていることの典拠」として理解していただきました。





今回の坐禅会・写経会は2月3日の節分での開催でした。
坐禅会の最後に豆を須弥壇上にまつり『般若心経』を読誦しました。

 「災いなく幸いであるようにという
   “願いをこめたものを食する”
  ということを意識してお豆を口にして下さい」

とご案内をして参加者みなさんにはお豆を少しずつ持ち帰っていただきました。
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★平成30年大雪の前日に大般若修正会

2018年01月24日 | 行事報告
毎年1月第3日曜日に開催している「新年大般若修正会」を、
平成30年も檀信徒ご縁の方にお越しいただき1月21日に開催させていただきました。
 
 
この翌日1月22日は大雪に見舞われたので1日違いで事なきを得てホッとしました。
 
 
この日は、東堂(前住職)・住職に近隣の副住職さんがお手伝いをして下さり、
また更に高校3年生の息子も法要に参加し、僧侶は4名でのお勤めでした。





お香、浄水、散華で道場をしつらえます。





お経本をお配りして、参列の方にも読経いただいています。





600巻にも及ぶ「大般若経」をパラパラと“転読”をしていきます。







一言半句に苦心しながら漢訳したであろうに、これを読誦するのは通常はあまりありませんが、
転読によって起きる風にあたることすら、ご利益があると言います。





導師を勤めたのは東堂(前住職)です







例年通り、法要の後は懇親会。
賑やかに平成30年がスタートしました。

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★ケジメをキチンとつけること。秋季彼岸法要・桜供養会報告

2017年12月16日 | 行事報告
平成29年の秋分の日・お彼岸お中日は、
朝方までの雨風はすっかりやみ、薄曇りの過ごしやすい一日となりました。




 
今日は午前11時からお話の時間をいただきました。お彼岸に因んでの法話では、
ある薬物依存症の方のお話をもとに、「精進」についておはなしさせていただきました。





引き続きお彼岸法要をお勤めしました。





そして境内の桜の木の下に再集合して「桜供養会」を厳修しました。





桜供養会の「開式の辞」は総代長さんに。
久しぶりに、法要に親・子・孫の三代の僧が揃いました。





「斧入れ」を考えていましたが、リアルすぎることと、
すぐに伐採するわけでもないので、お焼香にて“供養”をしました。





3人の音大生にお願いをし歌を奉納しました。
曲目は「いのちの名前」と「旅立ちの日に…」。命を受け嗣ぐ2曲でした。





さようなら…。





桜の木の思い出を語っています。想いはとどまりません。







お彼岸の法話から1時間半、ご参列ありがとうございます。
往時を偲ぶこと、命を受け嗣ぎ続けていること、それぞれの心に抱いていただけたことと思います。
遅刻早退もありましたが、60名前後の方々が参集して下さいました。ありがとうございます。
 






《桜供養会差定メモ》
 開式の辞
 導師上殿
 読経(般若心経・観音経、読経中焼香)
 奉納歌
 東堂挨拶
 閉式の辞
 集合写真
 散堂
 
 
桜の伐採は、庭師さんと大工さんで日時を相談をし、後日行わせていただきました。
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