たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★ラジオ体操の後でもOK!4回目の朝粥の会。

2017年09月07日 | 行事報告
平成29年8月6日(日)4回目となる「朝粥の会」、
お陰さまで当初の設定を大幅に超える老若男女46名での開催となりました。
 

 
 
 
6時30分受付開始。
昨年までは6時30分から体操を始めていましたが、今年は30分遅らせました。
というのは、この日は地元(原町2丁目)のラジオ体操が最終日。
ご褒美が配られる日なので、ラジオ体操帰りでも参加できるようになりました。
 

 
 
 
 
 
7時ちょうどに講座の開始。
 

 
ラカロの山﨑貴博先生にお任せして、タオルを使った体操が始まりました。
真面目に指導通りに体を動かすと無茶苦茶キツイです(キツそうです)。
 

 
私はお粥の準備があったので、ほとんど参加していませんが
「筋肉は、鍛えている反対側ではストレッチをしているんですよー」
という一言は耳に入ってきて、当たり前な事実に気付かされました。
 
 
 
 
 
7時半、本堂に戻ってお粥の時間となりました。
 

 
食器の準備をしておかゆなどを給仕。
この会では扱いませんでしたが道場で使っている応量器の紹介と、
食事の進め方をお話ししつつ、参加者の方にお願いしてお給仕をしていただきました。
 

 
お唱えは「五観の偈」と「普回向」のみ。
そしてお米をご提供下さった方のこととお寺に対するお気持ちについても
ご披露もさせていただきました。MさんKさんのご夫妻、ありがとうございます!
 





 
8時15分、会場をふらっとホールに移して、食に関する学びの時間です。
 

 
今回は、この1年ほど関わっている「新宿こども食堂」の齋藤宏子先生に
「マーケティングに狙われる食のお話」と題して、パワポを使った講演をいただきました。
先生の職歴と現在研究されている分野の見地から、
子供たち、子育ての親たちへのメッセージ性のあるお話でした。
 

 
講演中は、幼稚園児・小学生らへの問い掛けを織り込み、
予測不可能なこどもの返答に応えつつも、
講演の雰囲気・進行を崩す事のない話しぶりも、私には学びとなりました。
 
  
 
 
 
  
 
欲張りやわがままなどは、私たちの身と口と心に宿ると言われれています。
道場での修行は、いかにして身と口と心を調えるかという点にあります。
これまで回を重ねてきた「朝粥の会」でもその点を踏まえて
体操・お粥・学びという構成で行っていますが、
今さらながら、身口意に働きかけることの大切さを感じています。
 
 
 
 
 
《お粥メモ》
 
だいたい50人分。
お米5合に大鍋いっぱいのお水。これを2鍋。
前日から水に浸けておいて当日は一時間ほど炊けば出来上がり~。
 
沢庵は大根1本を薄い輪切りにして更に半円形に。ざっと240枚くらい。
胡麻は袋詰め1本分。ごますりしながら塩も混ぜます。今年は昆布が無かった。
 
 
 
ご参加いただきました皆さん、早朝から有り難うございます!
企画に応えて下さる方がこんなにもいらっしゃるなら、
止めるわけにはいかないなーと感じています。
 
来年も宜しくお願いいたします。
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★5月下旬から7月のいろいろメモ

2017年08月24日 | 行事報告
うかうかしていたら記事を2ヶ月近くアップしていませんでした。
行事報告は5月の施食会以来、留まっていました。

取り急ぎ、5月中旬から7月の主だった事柄をザッと羅列します。




《5月後半メモ》

5月22日(月曜日)

 仏教情報センター電話相談に出仕
 →http://bukkyo-joho.com/


5月23日(火曜日)

 新宿まちづくりネットワーク懇談会に出席
 →新宿区内の「地域資源マップ」制作に向けて






《6月メモ》

6月1日(木曜日)

 他寺施食会の法話に出仕


6月3日(土曜日)

 他寺施食会の法話に出仕

 大龍寺定例坐禅会


6月12日(月)

 仏教情報センター電話相談に出仕


6月14日(水)

 八王子で坐禅会


6月15日(木)~16日(金)

 名古屋で永平寺同安居会(同期会)

 名古屋から「下栗の里」「天空の池」へ


下栗の里


国道が消えています


天空の池


天空の池



6月17日(土)

 新宿こども食堂
 →https://www.shinjuku-kodomoshokudo.com/


6月22日(木)~23日(金)

 茨城県つくば市で宿泊学習会


6月24日(土)

 お経の唱え方講座(永代供養法要)


6月26日(月)

 仏教情報センター電話相談


6月27日(火)

 就労支援活動(墓地清掃・坐禅)





6月29日(木)

 近所の元銭湯で解体前の追善供養

 ウェブ記事の取材


6月30日(金)

 仏教情報センター1日バス旅行の下見(房総半島)


笠森観音


誕生寺



《7月メモ》

7月1日(土)

 お盆の宅経供養のスタート

 定例坐禅会


7月8日(土)

 大学ゼミのOB会&指導教授喜寿祝い





7月12日(水)

 初盆供養会
 →今年初盆にあたる方のお盆供養会





7月13日(木)

 盂蘭盆供養会
 →檀信徒対象のお盆供養会

 他寺お盆供養会の法話出仕


7月19日(水)

 八王子で坐禅会

 新宿まちづくりネットワーク懇談会に出席(大龍寺にて)
 →新宿区内の「地域資源マップ」政策に向けて





7月21日(金)

 他寺お盆施食会の法話出仕

7月24日(月)~26日(水)

 第18回夏期大学講座「禅といま」開催運営







7月28日(金)

 企業研修(写経・読経講座)

 
7月29日(土)

 銭湯座談会「はじめてのおふろやさん」(高田馬場・世界湯)開催運営







7月30日(日)

 他寺施食会の法話出仕


7月31日(月)

 曹洞宗東京都宗務所「徒弟研修会」参加










個別に項を立てて記録しておきたいことばかりです…
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★ありとあらゆる仏さまのために

2017年06月08日 | 行事報告
――――――――――――――――――――――――――――――――
 お知らせ

 第18回夏期大学講座「禅といま」については
 ↓こちら↓をご覧下さい。

 ★第18回夏期大学講座「禅といま」受講生募集中

――――――――――――――――――――――――――――――――





大龍寺では、毎年5月第2日曜日(母の日)に、『山門大施食会』を行持しています。
今年はもっとも日取りが遅くなる5月14日の開催でありました。







例年通り、当山檀信徒各家先祖代々精霊、新亡精霊、有縁無縁萬霊等、
東日本大震災・熊本地震をはじめとする国内外の災害犠牲者へのご回向と、
当山からのご案内、または各家のお申し込み内容に沿ったご回向をさせていただきました。







この施食会は、当山で最も大きな法要で、毎年、多くの檀信徒皆様と心ひとつに勤めております。
法要前には、今年で3年目(最終回)の「気になる仏事のQ&A」を勤めました。







1回目、2回目とも、参列している方に直接質問をいただき、
その場でお応えをしてきましたが、今回はあらかじめ、
「ご質問がなければ墓地の承継問題について」
ということで方向付けをさせていただきました。







続くご法話は「牛込」の由来である牛込家の菩提寺で、
大龍寺とは“組寺”という繋がりもあるお寺の副住職さんにご法話を。
ハワイにおける日系移民のエピソードを通して、
「縁」についてともに考えさせられるお話でした。







Q&A、法話を勤め、本日の一番の目的である「山門施食会」を勤めました。
ご本尊さまへの礼拝として『般若心経』を参列者全員でお唱えをします。









本日のために設けた「施食棚」に向けて施食の法要を修し、
参列者全員にお焼香をしていただきました。











全ての法要・墓参が勤まり、懇親会は書院にて行いました。
図書コーナーなどにも机を用意して何とか全員収まりました。







次回は、平成30年5月13日です。
お寺にお参りをする機会は、お盆・両彼岸・奉仕会など、年に数回あります。
大龍寺はそれ以外にも花まつり、仏教講座、坐禅会、写経会など
毎月少なくとも一回は、だいたい何かしらの行事が行われています。

けれどももし1年に1回だけお寺参りをするという方がいらっしゃれば、
是非ともこの施食会にご参加をご予定下さい。当山の一番大きな法要です。










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★年に2回の檀信徒・有志 清掃奉仕会。今回で27回目でした。

2017年05月07日 | 行事報告
毎年「ゴールデンウィークになる前の週末」に開催している
檀信徒、有志の方の合同で行っている清掃奉仕会を
今年は4月22日(土曜日)に開催しました。







朝の9時半。本堂に集まって『般若心経』をお唱えし、
今日1日の奉仕内容と割り振り手順を総代さんから。





さあ、始めましょう!







午前中はお墓掃除に傾注。
道向こうの若松墓地と本堂裏の墓地へと進めていただきました。





お昼は書院の2階で。





午後もよろしくお願いします。





細かい内容ですが、お線香立て、香炉などの“灰ならし”をしていただいています。





お経本の補修をしていただきました。
大龍寺では法要参列の方々にお経本をお渡しして、
一緒に読経をしていただいています。
障子紙を細く切って、お経本の破れた所をつなぎ合わせていきます。
時々このようにして補修すると結構長く使えます。





5月14日に行われる「山門大施食会」のため本堂内に施食幡等も掛けました。





外掃除の最後は、酸っぱい夏みかんの収穫!
これからの季節は焼酎などに添えるとグッドだそうです。





飛び地の“豊川稲荷”“有縁無縁三界萬霊塔”も綺麗さっぱりです。



午前のみ・午後のみなど部分的な方もいましたが、
それぞれのご都合に合わせて無理のない参加をしていただき、
今回は21名にご荷担をいただきました。

ありがとうございます!



次回の奉仕会は12月9日(土曜日)で、清掃奉仕会の後は「忘年望年会」も開催予定です。
気が早いですが、是非とも今からご予定いただければと思います。
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★4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日でした。

2017年05月01日 | 行事報告
4月8日に開催しました「花まつり朗読・演奏会/甘茶法要」は、
お陰さまで56名という大勢の方にお越しいただき
盛会裡に営むことができました。

改めてお釈迦様のご誕生をお祝いし、
中里先生、こくぶんじ合奏団の皆さま、
ご参列の皆さまに御礼を申し上げます。







開催告知のチラシに続いて、当日パンフレットも
こくぶんじ合奏団の竹内さまに作っていただきました。







一昨年まではふらっとホールにて開催していましたが、
参加人数に比べて手狭にまってしまっていたので、
昨年からは本堂での開催としています。









 


文学作品や楽曲をそれぞれ別々に楽しむ機会はありますが、
今回、「セロ弾きのゴーシュ」の朗読と、
作品中に出てくる楽曲の演奏を一度に味わうことができ、
唯一無二、ここにしかない朗読・演奏会となりました。











こんなにも深く朗読を聞き、演奏が染み入るとは思いもよりませんでした。







そして甘茶法要(降誕会法要)を。
導師は当山東堂、堂行は当山住職が勤めました。





参加の皆さまにはお経本をお渡しし『般若心経』をお唱えしました。









本堂での法要が修了して一区切りし、当山永代供養塔「永遠の命の塔」の前にて
有志の方々と共に、供養塔の建立13年の読経をお勤めしました。









最後となりましたが、今回の花まつりに寄せて、
島根県の和尚さまからお檀家さんが作られた「甘茶」をお贈りいただきました。
丁寧な甘茶の作り方も添えられていて、美味しく頂戴することができました。

皆さんのお気持ちに支えられて花まつりがお勤めできたこと、心より感謝致します。
 
この度は有り難うございました。



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★2017年を振り返る。【2月編】

2017年03月02日 | 行事報告
2月もいろいろありました。



◆2月 3日 節分豆まき

 今年は晩に予定があったので、恒例の豆まきも夕方に。
 ことしの仕込みは本堂正面の境内に鬼のお面を貼り付けておきました。

 子供たちとお豆をお供えして「般若心経」をお唱えして、
 頃合いを見計らって、境内の鬼面をみんなが見つける。
 見るからに作り物なのに、子供たちは慌てて豆を投げ続け…
 「お経読んだから中には来ないよ。そろそろ許してあげよう」と。

 そして恒例第2弾の“お菓子まき”へ♪





◆2月 3日 平成28年度 新宿区子ども未来基金活動報告会

 スタッフとして関わっている「新宿こども食堂」も報告団体の一つ。
 主催者さんの発表を聞きに行きました。

 第三者に向けの発表を聞くことによって、自分自身の立ち位置も感じられるものですね。

 他に、こども食堂2団体、学習支援グループ2団体も発表していました。
 同じような活動をしていながら、それぞれ特徴があり興味深いところです。

http://www.city.shinjuku.lg.jp/event/kodomomirai-houkoku.html







◆2月 7日 第13回「禅といま」寒中勉強会

 ― 別項を立てます ―





◆2月12日 涅槃会内献



 本当は半月間毎日なんですが、12日に佛遺教経のお勤めをしました。

 参列者は4歳の娘がひとり。一緒に読めるかも?と思ってお経本を渡してみると
 はっきりは聞こえないけれど、かすかにお唱えしている?!よう。
 一巻お唱えが終わって、一緒に読経をしてくれたことを労い、
 娘のお経本を回収すると、なんと1ページ目のまま!

 「あれ?!一緒に読んでたんじゃなかったの?!」と聞くと、
 「お父さんの声を聞いて読んでたんだよ」と。

 なるほどねー





◆2月14日 一橋大学大学院ビジネススクール坐禅会(駒込・吉祥寺)

 ― 別項を立てます ―





◆2月16日 布教基礎講座2「法話の会」

曹洞宗東京都宗務所主催の布教基礎講座。
先月に続いての第2講目は“法話を聴こう”ということで、
曹洞宗布教師養成所(研修課程)のお坊さんによる「法話の会」聴講に。

年に3回開かれている「法話の会」は一般の人が対象ですが、
そこにお邪魔して、30分間の法話を拝聴してきました。





◆2月18日 豊川稲荷東京別院読誦会の新年会・こども食堂

豊川稲荷は、お稲荷さんを祀っていることから、
いわゆる“新年”は、1月1日の元旦からというのと、
2月4日の立春からという2つの基準によって動いています。

読誦会は後者に基づいていて、2月に新年会を開催しています。
今月は読経練習・法話はお勤めせず、新年のご祈祷と会食のひとときでした。




晩には新宿区若松地域センターでのこども食堂。
今回初めて、末の娘を連れて行きました。

洗い物などをしている間、スタッフの子もりでは、
スマートフォンを使って「ビスケット」というプログラム体験。

以前、友人がパソコンを使って子供イベントを開催していたけれど、
今はスマートフォンでもアプリがあるんですね。









◆2月21日 ゆったりーの子育て支援者交流会

地域で0歳児の子もり活動をしている方のお話をお聞きしたり、
私たちの子もり坐禅会、銭湯懇談会などの活動報告をしました。

http://blog.goo.ne.jp/yuttari_no/e/0fb92534daa1ec4fc4bc2ed4dc72f70a





◆2月25日 こども食堂

これまでは営業時間以降の参加でしたが、
今回は予定がフィットして、買い出しからスタート!

さすがに調理はママたちが固めていますが、春雨サラダで少しのお手伝い。












2月もあっという間でした…。
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★2017年を振り返る。【1月編】

2017年02月26日 | 行事報告
まったく大龍寺の行事報告などせず2ヶ月が経ってしまいました。
とりあえず駆け足で、一月分まとめて流します。



◆1月 7日 定例坐禅会

 毎月第一土曜日の晩に行っている定例坐禅会はかつては1月は休会でしたが、
 年によっては三が日にかかることも理解しつつ、ここ数年は1月も行っています。

 今回の参加者は11名。坐禅は30分を一回のみで切り上げ、禅に関するお話。
 最後の30分は、参加者全員から新年の抱負と坐禅についての感想などを共有。

 8時には終了し「坐禅をもう少し」という声もあって、希望者のみ居残り坐禅。
 これはこれで良いものだった。
 




◆1月15日 新年大般若修正会・懇親会

 毎年1月に修している大般若修正会。
 1年間の家内安全・身体堅固等をお祈りした「おふだ」をお渡しし、
 既に当山檀信徒の皆様にはおふだを郵送させていただきました。

 「立春大吉」と「鎮防火燭」の2枚のお札については入口付近に左右対に、
 「大般若符」についてはお仏壇の中へ、火盗除けは火を使う台所などへ
 それぞれの貼付・掲出などお願いいたします。





◆1月17日・24日 新宿NPO協同推進センター「伝えるデザイン力アップ講座

 全2回の「チラシの作り方講座」を受講してきました。
 自分の出来具合よりも、参加者一人ひとりの作品をいかに評価するか。
 講師の先生は受講生の作品を一切否定せずに、修正案を示してくれていました。









◆1月18日 豊川稲荷東京別院読誦会

 毎月18日、豊川稲荷東京別院にて開催されている読誦会にて、
 読経練習と折々の法話の講師をさせていただいています。

 今回は寺報「大龍寺からのお知らせ」に掲載したダルマの話など。 





◆1月27日 ワーカーズコープ「まちづくり懇談会」

新宿区内で“まちづくり”“地域活動”に取り組んでいる人たちの会合です。
毎回、参加者それぞれの活動・専門領域のお話を聞き合い、
それぞれの活動の資となること、人の縁を結んでいく機会になっています。

今回の懇談会は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターコーディネーター、
目白大学講師の廣重剛史先生による「地域通貨・時間通過」のお話とワーク。

http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/society_140908.html











◆1月30日 東京都宗務所布教基礎講座 出講

曹洞宗東京都宗務所主催の「布教基礎講座」にて、
ベースに『法話の教室』(曹洞宗宗務庁刊)を敷いて
法話の作り方について私なりの試行錯誤をお話しさせて頂きました。








初版でタイトルに誤りがありました。訂正済みです。
おいおい2月分へと続きまする。

◆2月 3日 節分豆まき
◆2月 3日 新宿区子供基金支援団体報告会
◆2月 7日 第13回「禅といま」寒中勉強会
◆2月12日 涅槃会内献
◆2月14日 一橋大学大学院ビジネススクール坐禅会(駒込・吉祥寺)
◆2月16日 布教基礎講座2「法話の会」
◆2月18日 豊川稲荷東京別院読誦会・こども食堂
◆2月21日 子育て支援者交流会
◆2月25日 こども食堂

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★御征忌・法脈会でのおはなしメモ

2016年11月14日 | 行事報告
毎年10月27日から29日に、
大本山永平寺東京別院長谷寺にて、御征忌・法脈会が営まれています。

この3日間で2つの行事が営まれていて、
御征忌は、永平寺を開かれ曹洞宗の礎を築かれた道元禅師のご命日の法要、
法脈会は、お釈迦さま~道元禅師~永平寺の現在の貫首禅師と繋がっている仏法の戒脈を頂戴し、
仏教徒としての名前「お戒名」を授かる行事です。この行事に参加する人を「戒弟」と呼びます。



いつから随喜させていただいているか控えがありませんが、
はじめは直壇寮(じきだんりょう)という戒弟さんのお世話役をさせていただいていましたが、
平成24年に、朝のお説教、晩の椅子坐禅などを受け持つお役に異動になりました。




前晩は法堂に寝て、翌朝のお説教に備えます…





今年のお話メモ 《「こども食堂」について。》

従来から言われていた7つの「こしょく」に加えて、
私がこども食堂に関わって知ることになったこと。
それは、一層見えづらくなっている子供の貧困、食事事情。



そして気付いた道元禅師『正法眼蔵』「菩提薩埵四摂法」の一節

  窮亀をみ、病雀をみしとき、かれが報謝をもとめず、ただひとへに利行にもよほさるるなり。

  閉じ込められた亀を助け、弱った雀を助けた故事をごらんなさい。
  亀や雀を見て助けた時、何も恩返しをもらおうなんて思わず、
  ただ純粋に助けたいという気持ちに背中をおされたのです。

これ「助けて下さい」って言われたから助けたわけではないんですよね。
何も言われなくても、困った姿を目にした時の「助けたい」という気持ちで動いている。

助けてという言葉がなかったから、わからなかった…

いじめではなく、じゃれ合っている物だと思っていた…

というような言い訳がましい発言を時々耳にすることがあります。
見て見ぬ振りや、触らぬ神に祟り無しとか、我関せずみたいな風潮が
社会全体に良くない雰囲気を作っているのかもしれません。

「助けたい」という気持ちは理屈ではなくて、
その姿を見た時、もう、心が動き、身体が動いてるということですね。
想像力とお節介。今の時代を救うキーワードかもしれません。
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★丁寧に、ゆっくりと、時間をかけて。ガラスペンで書く般若心経写経講座。

2016年11月07日 | 行事報告
第3回目の「ガラスペンで書く般若心経写経講座」を
予定通り、11月5日に開催しました。







当日の参加者は6名。急遽取りやめの方もいて、人数的には少なめでしたが、
机を大きく使ってゆっくりと取り組んでいただきました。









今回、写経に際してお伝えしたことは、

今日の世の中は、多くの事が能率性、効率性ばかりが評価の尺度とされているけれど、
この写経については、「丁寧に、ゆっくりと、時間をかけて取り組んでみること」を大切に。

ということでした。実際、かかった時間は長くなりましたが、
参加者の皆さんからは、時間を気にせず、他の人の進み具合を気にせず、
写経に取り組むことができたという感想をいただきました。

ついつい見逃してしまうかもしれませんが、大切なことですね。







次回以降について

 平成29年6月は「読経講座」を開催します。
 同年11月には「写経講座」を開催します。




14:00 受付、ガラスペン購入

14:20 ガラスペンを使った筆記練習

14:45 写経のこころえ(説明)・写経

15:50 休憩

16:00 写経奉納・永代供養法要(本堂にて)

16:30 修了・散会
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★ミニマムなお食事が、身になる、実になる。朝粥の会、開催しました。

2016年08月12日 | 行事報告
8月7日の朝、第3回目となる「朝粥の会」を開催しました。

今年は残念ながら町会のラジオ体操最終日と重なってしまったため
参加者数の激減も覚悟していましたが、実際の影響は限定的で、
24名の方が集まってくださり、盛会での開催となりました。




1コマ目は、初回からご協力をいただいている山崎貴博コーチの体操。
以前は大手スポーツクラブのトレーナーでしたが、
現在では独立され、三軒茶屋でご自身のジムを経営しています。

初回から一貫して「朝ごはんが美味しくなる運動を」というリクエストに対して、
「寝覚めの体の状態」から「食事を摂るのに相応しい体の状態」にするには、
どんな運動をするのがよいだろうか?という考え方で、メニューを組んでいただいていました。





さあ!今年も始まりました!

3回目ともなり「メニューは山崎コーチに任せますっ!」と投げたところ、
タオルを使って体を目覚めさせる運動をご指導頂きました。



お尻を突き出して! 胸を張って!
タオルを掲げて上げ下げすると、全身に負担がかかりますが、
やり終えてみると体がスッキリしてきます。



ただ私は、お粥の準備があって途中抜け。残念…。





体操が終わって汗を拭いてお粥の朝食です。



今年みなさんにお話ししたのは、「両手で真っ直ぐに器を持って、真っ直ぐに食べる」ということ。
横からホイとつまんだりしないで、ひとつずつしっかりキチンと、自らへのお供え物として食べます。



みんなで『五観の偈』をお唱えして、いただきます。



献立は、いつもと変わりません。白粥・沢庵・すり胡麻・しお胡麻です。







お食事が終わって、机を並べ直して、お勉強の時間です。



今年の先生は髙瀨拓海さん、早稲田大学の現役学生さんです。
震災復興にも関わり気仙沼の漁師さんの所へ通い続けています。

今回の学習では、漁業の現場と、東京などの消費地の両方を見て感じる所を柱に、
漁業の未来を考えたお話となりました。



縁あって、鳥取県境港にあがった新鮮なメバルを頂いたので、
そちらとも絡めたお話もしていただきました。







最後にご報告と御礼。
今回の「朝粥の会」開催に当たり、ご縁の方からお米のご提供をお受けしました。
こうやって心を寄せて下さることが、お寺にとっては何よりの支えです。

有り難うございます。

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★きれいにするにも、コツがある。~こども坐禅会開催しました。

2016年07月08日 | 行事報告
こども坐禅会、回を重ねて4回目となりました。
毎回、坐禅の他にテーマを決めてお楽しみ企画を設けていまして、

  1回目のお題「妖怪ウォッチ」

  2回目のお題「スターウォーズ」

  3回目のお題「お寺の音さがし」

という具合で、第4回目の今回は「お寺のお掃除」。
テーマ設定の提案は私からではありましたが、
こどもDIY部にかかったら、こんな感じの呼びかけになりました。







すばらしい演出によって、ただの掃除がわくわく感たっぷり!

 「君はお線香を立てられるか!?」

なんて、僧侶の私からは出てこない発想です。
そんな募集に10名のお子さんと、6名の大人の参加を得て当日を迎えました。






書院ふらっとホールに集合して、
各自持参してもらった新しい雑巾を持って本堂へ。

さあ!本堂前で雑巾を濡らして固く固く絞りましょう。

ここはそれぞれの絞り方をチェック。
中には、雑巾をオニギリのように握って絞る子や、
雑巾を絞るはずが両腕まで絡まってしまう子もチラホラ。

手の力ではなくて、腕の力で絞る方法を伝授!
全員、固く絞った雑巾が出来上がりました。







本堂に上がって畳を拭く前に「畳に“目”があるんだよ」と。
言い方ヒトツで、ただの畳に興味津々(笑)









さあ、目に沿って雑巾掛け。
数枚の畳を拭いても、息が切れる子はいません。元気いっぱいです!







雑巾掛けをしてきれいになったところで、みんなで会場作りをして坐禅です。
普段は親は親として、子は子としての振る舞いがありますが、
坐禅をしている時は一人の人間として坐禅をしています。

場合によっては、こどもの方が“りきみ”の無い安楽の坐禅をしています。











最後は、お線香を立てるための香炉の“灰ならし”をしてもらいました。
静かな心のままに、灰の中に埋もれた線香をピックアップして、
銅製の“押さえ”で、灰の表面に全くスジができないように…

いやこれが初めてやる人には難しいのです。
上手くいかなければ初めからやり直し。







「外側から中央部分にむかって押さえを滑らせる」
「力一杯ではなくバランスの取れた力で」

というコツを伝えると、急に出来上がりが良くなりましたよ。
きれいに仕上がったら本堂に入ってお線香を立てます。

押さえ方が弱くて灰が軟らかすぎると、お線香は倒れてしまいます。
逆に強く押さえてしまうと、お線香が灰に差せないのです。
ほどよい加減で灰ならしができていることも大切です。

そして更に「お線香は、真っ直ぐに立てる」という心掛けも。
お線香しか見ていないと、斜めであることに気付きません。
お線香に注目しつつも、周囲の様子も視野に入れることが肝要です。







全員が真っ直ぐにお線香を立てることができました。
締めて90分。これにて修了の挨拶をすると子供たちからは

「もう終わっちゃうの~~~???」

という驚きの声が!
誰もが時間を気にせず、充実した一時を過ごしてくれたのでしょうか。
これまで4回開催してきて一番の大きな反応でした。





さて、次回のこども坐禅会は、8月18日の午後です。

坐禅をした後、お寺にふさわしい“あるもの”のデッサンをします。
しかもデッサンの先生は、東京藝大大学院で腕を磨いている専門家さんです。
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★文字を毎日“書いて”いますか?

2016年07月05日 | 行事報告
「ガラスペンで書く般若心経写経講座」を
6月25日(土曜日)に7名の参加者を得て開催しました。







初参加の方にはガラスペンを購入していただきまずは書き方の練習。







大龍寺近隣の子供たち、多世代交流を手掛けられている方に
今回の開催に当たって昨年からご協力いただいています。
その方にガラスペンの書き方についてご指導をお願いしました。
お手製の「美文字練習シート」は、身近な仏教用語がお手本です。







ガラスペンの書き方に慣れたところで「般若心経」の写経を開始。
一文字一文字を丁寧に書くことは勿論ですが、
一文字を構成する一画一画を。また更に一画を構成する一点一点まで
とことん丁寧に丁寧に書くことをお伝えしました。






 
そして般若心経の写経に入ります。
だいたい50分くらいで書き終える人がチラホラと。
ゆっくり目な方でも60分ほどで全員が書き終わりました。






 
写経の後、しばらく休憩して本堂に移動して永代供養法要を勤めました。
読経したのはさきほど写経した般若心経。
各自の写経をそのまま読誦できれば良いのですが、
ふりがなが付いていないとなかなか難しいものです。
お焼香をして修了。みなさん写経を納められて帰られました。






 
 
 
 
今回で2回目となったガラスペンでの写経。
開催してみての課題もあります。



第1に、今回の写経には非常に有効なガラスペンですが、
初期投資の金額がやや高いということ。

毛筆・硬筆・ポールペンでの参加も可能としていますが、
基本的にはガラスペンを持っていなければ
4000円ほどで購入してもらわなくてはなりません。



そして第2はインクについてはまだ課題があります。

写経の台紙を下に敷いて写経用紙を重ねた場合、
お手本が十分透けて見えるので写経に適しています。
ただこの写経用紙は繊維の粗い半紙であるため、
通常使用している染料系の水性インクを使うと滲みます。

そのためこの講座では、
染料系のインク=墨汁を使って写経をしています。

墨汁はガラスペンのペン先の溝で固まりやすいので、
写経を終えたら直ちに十分に洗浄をする必要があります。
洗えば落ちるので問題は無いかも知れませんが、
微細な溝に墨汁が残ると書き味に影響が出ます。
この点は非常に嫌がる人がいるかもしれません。

普通のインクを使って、写経はできないものか。
次回11月の第3回に向けて検討してみたいと思います。
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★平成28年山門大施食会のQ&A(部分要約・補訂版)

2016年05月20日 | 行事報告
平成28年山門大施食会で取り上げられたQ&Aを
部分的に要約・補訂してご紹介致します。





Q)ご先祖さまのご遺骨・骨壺でお墓が一杯になったら?

A)お墓には「定員」がありません。
ただお墓の中がご遺骨(骨壺)で一杯になってしまうことはあります。
そんな時は、もっとも古いご遺骨を骨壺から取り出し、
ご遺骨のみを墓地の地中部分(カロート)の底面に改めて安置します。

こうすると、新たなご遺骨を安置することができるようになります。
カロートの底面はコンクリートや敷石などを施さず土のままになっています。
それは墓地が、ご遺骨が大地に還っていく場所だからです。

逆にロッカー式墓地や納骨堂など個人単位の屋内墓地の場合、
安置できるご遺骨の数に限度があることがほとんどのようです。





Q)ご葬儀で唱えているお経にはどんな意味があるのですか?

A)ご葬儀の意義の一つに、亡き人の成仏を願うことがあります。
成仏とは心を鎮め、安心をしてもらうこととも言えます。
そのために、お釈迦さまから伝えられた経典の功徳を頼り、心からの読経を捧げています。
特に大龍寺では参列の方にもお経本を用意し、共にお唱えをしていただいています。
声と心を揃えて共に読経をする私たちの姿も、亡き人が成仏をする大きな後押しとなります。

各経典の内容についてもお伝えしたいことはたくさんあります。
これからも折々に学びの機会を設けていきたいと思っています。





Q)アマゾンのお坊さん宅配便についてどう思っていますか?

A)参考になると思う面と、懸念している面の二つがあります。
「亡き人の供養がしたい」と思ったとき、菩提寺がある人はお寺に連絡をすることが出来ます。
けれどもそのアテがない人はどうすれば良いのでしょうか。
今日的にはパソコンやスマホから依頼ができる仕組みは親切かもしれません。
このような取り組みは、むしろ曹洞宗の宗派機関が直接すべきだとも思います。
一方で懸念されることもあります。
アマゾンでは、その際の定額料金をお布施として提示していることです。
誰もがお布施は料金だと勘違いをするでしょう。
お布施はもともと「布施行」といい、見返りを求めない行為や物品を提供する修行のことをいいます。
金銭を包んで納めていただく「お布施」は法要の対価ではなく、
法要等にちなんで「布施行」という修行をしていただいているのです。
アマゾンの仕組みは「お布施」に対する誤解を拡大させるものであると考えています。





Q)永代供養墓に関して。今後、どうやって勤めていくのか?

A)今日、多くの寺院が永代供養墓を提供していますが、大龍寺の永代供養墓の特徴は、
従来からの檀信徒と永代供養の方を区別していない点にあります。
それは亡くなった後に入るお墓は違っていても、等しく仏教を信仰し、
大龍寺との縁を結んだ人たちが、共に祈り、共に供養をしていこうという考えに基づいています。
永代供養墓を建立してから、大龍寺が縁結び役となって、人と人のつながりが一層活発になり、
お寺が「亡くなってからのお寺」ではなく、「亡くなる前からのお寺」という面も顕著になりました。

                        《 了 》
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★平成28年「山門大施食会」を開催しました。

2016年05月20日 | 行事報告
この度、山門大施食会を5月8日(日・母の日)に修行しました。

例年通り、主に

 当山檀信徒各家先祖代々精霊

 この1年間にお亡くなりになった新亡精霊

 ありとあらゆる有縁無縁三界萬霊等

 東日本大震災・熊本地震をはじめとする災害犠牲者

へのご回向とともに、

 檀信徒各家からのお申し込み

に沿ったご回向をさせていただきました。
今回は約120名の参列者となり本堂もいっぱいでしたが、
心ひとつにお参りが出来たことは大変有り難いものでした。





13:00★気になる仏事のQ&A



当日ご参列の方からの仏事に関するご質問をお受けしました。
ライブでおこなうやりとりはドキドキもします。
当日いただいた質問は次の4つでした。

Q)ご先祖さまのご遺骨・骨壺でお墓が一杯になったら?

Q)ご葬儀で唱えているお経にはどんな意味があるのですか?

Q)アマゾンのお坊さん宅配便についてどう思っていますか?

Q)永代供養墓に関して。今後、どうやって勤めていくのか?


当日の回答内容については、また別のブログにて報告します。





13:40★お檀家さんによるクラシック献奏



弦楽器を中心とした構成です。
今回は椅子のように腰掛けてならすカホンも。





舞台後方席があるのは、サントリーホールと一緒ですよ (☼ Д☼)





当日の演奏は次の通りでした。

 (1)アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章(モーツァルト)

 (2)組曲「惑星」より木星 (ホルスト)

 (3)茶摘み (文部省唱歌)

 (4)故郷 (岡野貞一)

 ― 楽 器 紹 介 ―

 (5)G線上のアリア (バッハ)

 (6)リベルタンゴ (ピアソラ)





14:30★法話



例年、中野天徳院の大藪正哉老師にお願いしてきましたが、
「ご自身でなさいなさい」というご指導をいただいて住職が務めております。

途中、貧血で体調を崩された方がいらっしゃいましたが、
同じく参列していた方の中に医療に従事する方がいて、
急遽、最速で適切な対応をして下さいました。
救急救命講習を受けていても、ズブの素人では手も足も出ません。
お檀家さんの中に、そのような方がいて下さることは心強いです。

このバタバタが約10分。
予定していた法話が予定原稿通りには出来なくなり、
今度は私が冷や汗をダラダラと流すことになりました。





15:10★施食会法要



本尊上供、ご本尊さまに向けての読経





翻って、施食棚に向かっての回向。
まずは法要の主旨を述べています。





参列者全員でのお焼香。





それぞれの想いを胸に祈ります。





16:20★法要の後は…



今回、参列者の皆様には「くまモンの紙せんす」をお配りしました。
被災地で亡くなられた方の供養、一日も早い復興に思いを巡らします。
当日は参列者皆様から義援金もお預かりしました。

なるべく早く被災者の皆様の助けになるよう、
現地に寄附をして来る予定でいます。
住職は復興支援のため5月24日に現地に赴く予定です。

総代さんからのご挨拶の中では、
熊本の被災地に向けての黙祷も捧げました。





それぞれに墓参をしていただきます。





ようやく懇親会。
他のお寺さんから「大龍寺はお檀家さん同士が仲がよい」と言われます。
東京の都市部のお寺はお檀家さんが遠隔地に住んでいる事が多く、
このような関係は、大龍寺の特徴ではないかと思います。





山門施食会は、当山でもっとも大きな法要で、
毎年、多くの檀信徒皆様と心ひとつに勤めております。

来年は5月14日の開催です。
一人でも多くの方がご参列いただきますよう
いまのうちからご予定いただければ幸いです☆
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★亡き人のお墓をお掃除して、私たちもきれいに。清掃奉仕会開催しました。

2016年04月28日 | 行事報告
有志主催の清掃奉仕会を4月23日に開催し、
今回で始まってから12年を越え25回目となりました。
参加者は21名。みなさん粒ぞろいです。


目の休まる植え込みの草木も、あまりに繁茂してしまうと通行の妨げになったり、
根がはびこると墓石を歪ませてしまうこともあるのですみませんが伐採します。









原町3丁目の飛び地境内もきれいにしていただきました。
ここには、有縁無縁三界萬霊等供養塔と豊川稲荷のお社があります。













豊川稲荷の幟も来月の施食会で新しいものに掛け替えです。
願主(ご祈願を希望される方)は現在、受付中です。





ご本尊さまを飾る荘厳を冬物から夏物に掛け替え、
施食会に向けて五色の施食幡も掛けました。









さて、こちらは灰ならし。
お線香やお焼香の灰をふるってきれいに表面を均します。
微妙な筋が残らないようにするのが難儀です。





そして今回初めてお願いしたのが、お経本の補修。

大龍寺では檀家さん皆さんにも法要で読経をしてもらっていて、
頻繁に多くの人が使っていると折り目が破けることもあります。
時々補修をしてきましたが、今回は奉仕会でお願いしました。
手先の器用な方たちにお願いして大正解。有り難うございます。





その時によってご奉仕の人数が上下していますので
ちょうどよいご奉仕内容・分量は一定ではありませんが、
奉仕会が立ち上がった頃を思えば、いまはほぼ任せっきり。
清掃用具等の準備をしておけばあとは全く心配がありません。

でも初期からの顔ぶれば誰もが等しく12歳年長になられていて、
そろそろハシゴ仕事は代わりの人がいないとなという心配も。
元気で若い人の参加も、必要性が高まってきています。



次回の奉仕会は12月3日(日曜日)です。
奉仕会の後は「いす坐禅会」「忘年会」も同日に開催予定です。
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