気づきの瞑想

「イライラ、ムカムカ」「もっと欲しい!」「ぼんやり…」など心のツラ~イ症状に効きます

出ました!プラユキさんの「脳と瞑想」新書版~♪

2016年10月29日 22時48分23秒 | プラユキ・ナラテボー師の著書など

プラユキさんと脳神経外科医篠原さんの対談本「脳と瞑想」が新書化

ざぼんのイラストを使っていただいたご縁で、サンガさんよりサンプル届きました~

メンタリストDaiGoさんの帯文つき。

新書版は、より手に取りやすい感じ

「マインドフルネス」に興味を持たれる方々などにも、ぜひぜひ触れていただきたい瞑想のココロが詰まってます~

 

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<関連リンク>

プラユキ師最新刊!「脳と瞑想」~ざぼんによるイラストつき~

拾い読み「脳と瞑想」~その1、P136_心の主となるための気づきの分岐点「受」

拾い読み「脳と瞑想」~その2、P165_自我の解体から活用へ

拾い読み「脳と瞑想」~その3、P178_十二支縁起と自我観念の解体

拾い読み「脳と瞑想」~その4、P186_環境は同じでも、意味づけの転換が起こる

拾い読み「脳と瞑想」~恋愛から共感へ…その5、P217_怒りの裏側に気づくことが慈悲を生む

拾い読み「脳と瞑想」~慈悲(右脳)と智慧(左脳)…その6、P220_心の作用の三重構造

拾い読み「脳と瞑想」~<番外編、ボツイラストより>自我の囚われから解放される、の図

 

 

 

 「プラユキ・ナラテボーさんの瞑想会などカレンダー」は、個人的趣味にて作成、公開しています。
  間違いや記載漏れがありましたらあしからずご了承ください
  正確な情報はプラユキ・ナラテボー師公式ブログ「よき縁ネット」にてご確認をおねがいいたしますm(_ _)m


拾い読み「脳と瞑想」~<番外編、ボツイラストより>自我の囚われから解放される、の図

2014年03月11日 23時43分21秒 | プラユキ・ナラテボー師の著書など

プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~


脳と瞑想を拾い読み~ …<番外編>、自我の囚われから解放される様子を描いたボツイラストですが、ご参考になればと思い。

脳と瞑想の本文、P151~P152とあわせてご覧ください。

 

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プラユキ 
…私たちは…本当はいろんな魅力や能力を持っているにもかかわらず、なにか特定の身体的特徴や苦手分野など足りない部分だけにフォーカスを当て、それについてあれやこれやと思い悩んでいるわけです。
そういった否定的な自己認識が前提としてあると、それに応じた見方しかできなくなり、行動や態度もその自己認識に沿ったものになってしまいます。
「早起きできない私」とか、「私は勉強、毎日はできません」と言うことは、自分の可能性を大きく制限することなんですね。
本当はただ早起きしたり、勉強したりすればいいだけなのに、自らで作りあげた自己イメージを信じ込み、自己暗示にかかって行動がとれなくなってしまう。

自我が問題になるのは、このように人間の本来的な自由な可能性を自らスポイル(ダメにする)してしまうことになる点です。
それに対して、瞑想にはいったん構造化されてしまった自我観念を解体していく機能があります。
気づきの瞑想では、ブツブツとお決まりの思考パターンに入って、自我形成をしはじめるやいなやパッと気づき、そっちへ行っていたのをこっちに引き戻して、バラバラバラッと解体させる。
また行ったらまた引き戻してバラバラバラッと。
そういった作業を繰り返しながら、自我構造化の駆動力を弱まらせていくのです。
それによって、否定的な想念の妨害にあうことが少なくなり、今ここから自由に変化できる可能性が生まれてくるのです。 


< 「脳と瞑想」P151~P152>

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これに続けて篠浦先生は、

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自分に否定的になりやすいのは動物脳の影響である、、、
動物脳主体の組織は暴走し、滅びるまで目が覚めない、、、
そういう例は、過去の企業や組織に枚挙にいとまがない、、、

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と、 語られています。

 

刺激的で、深~~~い会話が満載の、
脳と瞑想」、ご一読ください

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

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拾い読み「脳と瞑想」~慈悲(右脳)と智慧(左脳)…その6、P220_心の作用の三重構造

2014年03月09日 21時40分39秒 | プラユキ・ナラテボー師の著書など

プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~


ざぼんのイラストと関係あるあたりの 脳と瞑想の本文を拾い読み~ その

その6、P220_心の作用の三重構造


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特に心を育ててない時の循環=一番内側の円

成熟した心の循環=真ん中の円

慈しみ(慈悲)の循環=一番外側の円

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篠浦
僕流の解釈をさせていただければ、慈悲というのは医療の根本ですが、そこには技術も必要だということです。

逆は真ならずで、技術の優れた人はいますが、ほとんどの人が技術に走っていて、慈悲がないことが長い目で見て問題となります。
一方、慈悲がある人は智慧や遂行能力に欠ける人が多く、 やはり左脳の目指すべき智慧と右脳の目指すべき慈悲の両方が医療には必要だと痛感しております。

プラユキ
まさに智慧をもってしてはじめて慈悲が生きるというお話ですね。
仏教においても智慧と慈悲は仏道の両輪で、どちらが欠けても不十分とみなされています。
たとえば、悩み苦しんでいる人が目の前にいたとします。
思いやりの心がなければ、そもそもそういった面倒な人に関わることはないでしょう。
しかし、たとえ思いやりがあり、その人を救ってあげたいと思って関わっても、智慧がなければ、相手を苦悩からの解放に導けないのはもとより、さらには相手の苦悩に巻き込まれ、こちらまで余計に苦しむことになってしまうのがオチです。
そんな意味で、仏教の慈悲は厳密にいうと、人を幸せにしてあげたい、苦しみを減らしてあげたいという思いやりだけでなく、それを実現化できる能力までをも含んでいると言えます。 

 

< 「脳と瞑想」P229~230>

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医療であれ、仏教であれ、な~んであれ、慈悲と智慧でワンセット

 

 

「三重構造をもっとくわしく知りたい~」と思ったら! 

ぜひぜひ「脳と瞑想」、ご一読ください

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 


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拾い読み「脳と瞑想」~恋愛から共感へ…その5、P217_怒りの裏側に気づくことが慈悲を生む

2014年03月06日 00時37分38秒 | プラユキ・ナラテボー師の著書など

プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~


ざぼんのイラストと関係あるあたりの 脳と瞑想の本文を拾い読み~ その

P217_怒りの裏側に気づくことが慈悲を生む


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プラユキ 
…必ず怒りの奥には、仏教で言えば「欲」、他の言葉で言えば、「願い」や 「期待」があるわけです。…

…そういうからくりがわかれば、自覚的に怒りの形成化を止めたり、もっと前向きに展開していく可能性も見えてくるのではないかと思います。…

…怒っている人の言動に触れて、今までだったら反射的に目をそらしたり、反発したり、おびえたりしていたのが、…「あ、何か願いがあるんだね、でもそれが満たされないんだね、切ないよねー」と自然な共感が生まれてくるようになる。
これが慈悲に結実していくのです。
すなわち、欲も怒りも活用できるようになる。
それらが智慧や慈悲の源泉になっていくということですね。 

篠浦
たしかに、共感というのは、人間が社会をつくるための、高度な人間脳の活動になります。
男女で難しいのは、もともと動物脳の欲望が出発点になっていることが多いので、そこを人間脳の機能、たとえば共感に切り替えるのは、いささか困難を伴う点です。
昔、恋愛はドーパミンがなせるわざなので脳科学的には三、四年しかもたないという話をしたら、ある女性から「そんなにもつのですか」という発言がありました。
それくらい実感としては短いということでしょうが、恋愛から共感に、つまり動物脳を人間脳のレベルまで高めるには、運や相性がものをいうのではないかと私は感じています。 
しかし、プラユキさんのお話をお伺いすると、それを超えた、自分の脳をレベルアップする手段として恋愛を使える気がします。 


< 「脳と瞑想」P215~219>

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臨床心理学者の河合隼雄先生も、「のぼせが終わるところに関係がはじまる」(こころの処方箋 (新潮文庫))といっていました。
ラブラブの三、四年が終わったところからが勝負!なんですね~

 

こころの処方箋 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社

 

「怒りのからくりをもっと知りたい」と思ったら! 

ぜひぜひ「脳と瞑想」、ご一読ください

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 


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拾い読み「脳と瞑想」~その4、P186_環境は同じでも、意味づけの転換が起こる

2014年03月05日 00時45分22秒 | プラユキ・ナラテボー師の著書など

プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~


ざぼんのイラストと関係あるあたりの 脳と瞑想の本文を拾い読み~ その

P186_環境は同じでも、意味づけの転換が起こる


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篠浦
…日本の厳しい環境で瞑想するのと、タイの森の中でプラユキさんといろんな話をして、その自然の中で瞑想することの違い。…

プラユキ 
…どうして苦しんでしまうかといえば、…その人の生い立ちや人間関係への意味づけが関係していると思いますが、タイという異国の地に来てしまえば、そういったしがらみがいったん切れてしまう。…

…日本人にとって、今までのモノの見方や思考パターンを変えていく舞台としてタイのお寺はとても恵まれていると思いますね。 

…スカトー寺では気づきの瞑想によって覚醒力を高め、同時に自己観察をしていきます。
そうした作業により、自身の心の変化のプロセスを確認でき、また苦しみの起こる理由やそこから離れていける理由についても体験的に自覚化することができます。

…それゆえ、日常生活に戻り、少々の抑うつ気分が生じてきても、それにハッと気づいて自覚的に我に返れる。
そして細かい軌道修正をそのつど自分で行っていける。

…いい心の状態をキープできるようになります。 


< 「脳と瞑想」P182~P186>

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タイであっても、日本であっても、ハッと気づけば大丈夫~

 

「気づき」ってなに?
「スカトー寺」ってどんなとこ? 

気になったら! 
ぜひぜひ「脳と瞑想」、ご一読ください

 

脳と瞑想

プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
サンガ

 

こちらの過去記事もご参照ください

はじめに 「気づきの瞑想」について
「気づきの瞑想:歩行瞑想」実践方法
<講義メモ、その8>気づきの瞑想(手動瞑想)のやり方~プラユキ・ナラテボー師に習う気づきの瞑想


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