くーばあちゃんの日記

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るろうに剣心

2012-09-15 08:48:40 | 映画

沖縄近辺では又、台風がそんな影響なのでしょうか?空は不安定な雲行きで風もあったりして、ここ数日は涼しかったのですが、昨日は蒸し暑い天候、にわか雨もあった名古屋です。今日から三連休、私たちのようにいつも日曜日とは違って若い方たちの楽しいお休みになれば

その三連休にはきっと劇場が満員になるのではないかと「るろうに剣心」を観てきました上映時間134分、圧倒され続けました。NHKを(LUVLUVさんの言葉を借りれば)脱藩した大友啓史さんがどんな映像をと思いつつ漫画の実写版で私のような世代に合うかと心配しながらの映画でした。

NHKでの実績は皆さんよく御存じだと。大友啓史さん、この方「ちゅらさん」も演出されたとずいぶん後から知って驚きました。講演会も二度、拝聴し大好きな映像とともによどみのない話し方に好感を覚えました

映画はアクションの連続です。戊申戦争時「人斬り抜刀斎」と呼ばれた維新の志士緋村剣心が10年後には逆刃刀(切れない刀)決して人を殺さないとこころにきめて。

この剣心を演じた佐藤健さん、「龍馬伝」ではおどおどした人斬り以蔵を。この映画ではこころに強い誓いをたてて優しくて柔らかい演技でした。そして全般での殺陣がすごいよーーく観ていないと「何処に飛んでいったの?」大友さんらしく速さ、速さです。大きなスクリーンに描かれる独特の光、影、色、そして人、大友ワールドにどっぷりと。

こんな映像の激しさを今まで観たことがない私です「すごいすごい」と思いながら、でもしっかりと物語の内容も把握できて漫画を見てなくても大丈夫でした。アクションが多かったのですが、ひとりひとりの人間性も描かれて、最後に剣心の「ただいま」にこころが温かさに包まれました。観終わって殺伐とした気持ちが残らなかったのは映像美だと。

個人的には香川照之さん、先日、NHKEテレで歌舞伎での市川中車さんを観たばかりでしたのでジャンルが全くちがうこの映画での悪役、変人ぶりの演技に改めて大きな拍手を

世界64か国で上映決定、世界でどんな評価を受けるのか楽しみです