先週のことだがNHKからメールが来て、2/18の「うたコン」の入場整理券が当たった。
多分、前回当たったのが半年くらい前ではなかっただろうか。
ウェブサイトから毎回応募しているのだが、当然ながらこれがなかなか当たらない。以前の「歌謡コンサート」(だったっけ)の時には10回に1回くらいは当たって、自分で観に行くだけではなくて両親に譲ったりしていたのだが。
よくはわからないが、やっぱりこういうのも転売ヤーの餌食になっているのだろうか。なんかあれだな、ヤフーオークションが始まって以来、タダで手に入るものに値段をつけてネットで売る、というのが定着したな。
それをさらに悪い方向に拡大再生産して定着化させたのがメルカリ。無料の物に限らず、値段がついていて入手困難だったり限定されている物を入手してはネット上で法外な値段をつけて売るのが当たり前になってしまった。
私が当たったのは来週2/18の放送分なのだが、いまヤフオクを確認してみると3,500円や5,000円で即決で出品されている。住所が石川県とか。NHKは受信料払っていれば全国どこでもランダムに当選させるのだろう。いくら遠くったって「観に行きますから」と言われれば、断る理由はない。たかだか1時間弱の放送を観るためだけに上京するはずはないと思うのだが、地方だからといって落とすと「NHKは地方を差別している」と騒ぎだす馬鹿もいることだし。
だいたい、応募するとき、当選したときには、出演者は誰だかわからないのである。なのに、その日は確実に行くといえる人がどれだけいるだろうか、イヤイナイ(反語)。
きっと心の貧しい人たちが数千円~数万円の小金稼ぎのためにせっせとやっているのだろうが、非生産的な行ないだなぁと改めて感じる。パソコンで応募するのはタダだけど、時間は消費しているし、当選したハガキをヤフオクにアップ、落札されたら郵送、それで5千円ほどが得られるとして、生活費の足し?貯金?
今朝は目の見えない人が電車に乗るところを手助けをしたり、「右折禁止」の交差点を曲がろうとしていたクルマを指導したり、と朝から二つも徳を積んだのに、なんかくだらないことに義憤を感じてしまって馬鹿馬鹿しいのである。天才バカボンのパパなのである。パパは41歳なのである。