アドリアン・リースは陶芸作品です。私は陶芸作品と言うのは、あまり観たことがなかったのですが、本当に凄かった。
生命が吹き込まれていて、巧みな色使いに圧倒されました。
展示を観て思ったことは・・・
この世にあるものは全て偶像と虚像と偽者。
人の身体は裸が美しく、服は偽者で、でももっと美しいのは心で、しかしこれも回りにまわって、偶像と虚像と偽者。
そしてそれらを全て受け入れるもの。
人はいつか水に還り、水から生まれ、最後は水に受け入れられてとけて。
全体的な感想としては、尊いものを感じました。
今回一番勉強になったと思ったのは、作品の配置の仕方。
メッセージ性も意味合いもまったく違ってくるということ。
もちろん照明も大きい。
BGMにより、作品の印象がガラリと変るということ。
作品に刺激を受けるだけにとどまらず、インスピレーションももらえ、なおかつ配置などの勉強にもなりました。
KANEKO ART TOKYO