⚫社会・政治(最近)
今後の方針についてまとめました
最近、河野大臣がテレビに出ない日がないくらいにお騒がせなデジタル庁。
人生で一番薄給となったwww爺が、物申します!
一言。
お粗末。
コロナ感染者アプリも多額の費用を投じて、全く役に立たない仕組みを作りました。
役に立たないことを政治家が認めたくらい役に立たないアプリでした。
理由は分かる?
デジタル庁を発足し、省庁の壁を取り払ったと言うけど...
そもそも、その省庁自体がお粗末なことしかしていないからだって気付いてる?
デジタル庁だって同じだよ。
システム作りと法整備はやり方もノウハウも全く違うの。
それなのに、ノウハウなしでシステムを作ろうとするから、失敗や不祥事を起こして、後から政治家や担当者から、バカでしょ?って発言が飛び出すの。
マイナンバーカードのシステムに関する最近の問題だけをピックアップしてみますね。
爺が思いつくだけのことしか上げないので、足りなかったらごめんなさい。
行政書類に関するコンビニでの発行トラブル。
ただ出てこないだけではなく、他人の書類が出てくる人もいました。
見直しって、無償でやっているのでしょうか?
それとも、そのシステムを作った会社に追加費用を投じて税金の無駄遣いをしているのでしょうか?
マイナンバーカードのデジタルデータ空っぽ問題。
これは市町村の対応に問題があったのですが、そんな仕組みを作ってしまったデジタル庁に最大の問題があります。
この問題を知らない人も多いかも知れませんので、ちょっと補足します。
マイナンバーカードを作った時に、パスワードを3種類登録したのを覚えているでしょうか?
あの設定をやったから、マイナンバーカードはマイナンバーカードになって、マイナ保険証や行政と紐付けた口座の登録が出来るカードになったのです。
そんなマイナンバーカードを作った際に、ズルをした市町村が存在することをご存知でしょうか?
国民に20000ポイントをぶら下げて、市町村には還付金をぶら下げて、マイナンバーカードの普及をしましたよね。
20000ポイントの申請期限間際には、高齢者が市役所に押し寄せて、とてつもない待ち時間を待ってマイナンバーカードを作りました。
時間がかかった理由はシンプルです。
年寄りには難しいシステムを作ったから、年寄りの登録にめちゃくちゃ時間がかかったからです。
で、いくつかの市町村でやったのは...
お年寄りにこう言ったのです。
「マイナンバーカードを作るけど、難しいから使いませんよね?」
年寄りが
「そうだね」
と言えばこちらのもの。
パスワードの設定もしていない中身のデータが空っぽのマイナンバーカードを手渡したのです。
お役所として、対応が大変だったから手を抜いたのです。
でも、これによって問題が起きました。
中身がないから、マイナ保険証も作れません。
口座の登録も出来ません。
来年秋に健康保険証が廃止になりますが...
マイナンバーカードの
中身のデータが空っぽの人達は、マイナ保険証が作れません。
あまり大騒ぎにならなかったので、知らない人もいるかと思いますが、そんなカードを持っている人が日本にいるのです。
マイナポイントのつけ間違いは有名ですね。
他人のマイナ保険証問題も。
一番最近の問題は、口座の紐付けで本人以外の名義の口座を登録している人がいるという問題です。
こう考えると...
マイナンバーカードの仕組み全てで問題が起きていますね。
その中で、今日の時点で完全解決している問題は...
ひとつもありません。
行政書類関連のシステムの見直しはもう少しで完全解決するのかな...
後は、解決の目処すら立っていません。
そんなお粗末な状態で、マイナンバーの法案が可決されました。
そして、河野大臣が連日テレビに出て、
人的ミスを防ぐためにAI化を進めていく。
省庁の壁を越えた会議を報道陣に公開。
ひとつひとつの問題の解決方法や見通しについての発言
なんかをしていますが...
河野大臣はシステム企画やシステム設計、システム制作に当たっての条件定義などをどのくらい知っているのでしょう?
今回の全てのシステムで起こった問題も、そこが分かっていたら、トラブルになることはありませんでした。
大臣は会社でいえば、その省庁の社長だから、詳細まで知る必要はありませんが、知識は必要になります。
きっと、デジタル庁の官僚の作った作文を覚えているだけなのかな...
その作文をしている官僚も中身を全く分からずに、外部にお金とセットで丸投げをしてしまいます。
そして外部の企業が作ったシステムを成果として中身も理解せずに発表します。
だから、考えもしなかったトラブルが起こります。
本来、デジタル庁がシステム企画と設計をしなければならないのです。
多分官僚には出来ない仕事かも知れません。
でも、ここを外に任せると、中身の分からない成果物しか出来ません。
分かって発注すれば、出来上がったものをチェックして、問題がすぐに見付かります。
だから、官僚が企画と設計に携わらなければならないのです。
そして、コロナ感染者情報アプリで明るみになったように、省庁は入札で仕事を外部に発注しますが、発注された企業がシステムを作らないケースがたくさんあります。
子会社、孫会社、協力会社とお金だけ抜き取る会社が多数存在するケースがあります。
コロナ感染者情報アプリはこの典型でした。
爺も経験があります。
某省庁の過去のアナログデータを全てデジタル化するという仕事の入札に参加したことがあります。
爺の同時在籍していた会社では、社内で全て完結する仕組み作りを考え、入札に参加しました。
入札で負けました。
2番でした。
落札した会社は、爺達の見積の6割くらいの見積を出しました。
異常な金額だと思いましたが、落札出来なかったので、その話は終わりになるはずでした。
それからしばらくして...
落札した会社から連絡が来ました。
手伝って欲しい
というものでした。
もちろん断りました。
落札価格を知っていますから。
そんな安い仕事の下請けをしても、苦労するだけで金になりません。
その後、どうなったのか...
今の爺に知る由はありません。
でもね。
爺、企画やシステム設計をする時に丸投げしたことは一度もありません。
子会社に協力をお願いすることはありましたが、その時も、全部が分かった上で協力してもらっていました。
だから、制作段階でおかしな点に気づくことが出来ました。
また、納品前に出来上がったシステムをチェックして、問題の起こらないようなチェックが出来ました。
デジタル庁というのですから...
これくらいやらないと困ります。
これをやらないから、未然にトラブル防止が出来ないのです。
そんなデジタル庁が各省庁と横断的に会議を開いても...
パフォーマンスにしかならないですよね。
汗を流すから、汗の意味が分かるのです。
汗を流さない人に、汗を理解することは出来ません。
デジタル庁にもの申しましたが...
最近、汗をかかない評論家が増えています。
汗の意味を理解せずにする評論には重みも意味もありません。
そして、そんなバカげた評論家の発する言葉が、世の中を汚染しているのですが、本人に自覚がないことが最も恐ろしい次第です。
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