東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

田んぼのナツアカネ

2023年11月02日 | トンボ
ナツアカネの産卵撮影を楽しみに、何時もお邪魔させていただいている田んぼに訪れた。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
例年通り変わらず環境は良好な雰囲気。一般道でゆっくり来たつもりだったけれど、
まだナツアカネの姿はなかったので、畔に棲むバッタを探してみた。すると...

コバネササキリ ♂

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ホシササキリは頻繁に見かけるけれど、コバネササキリはここ以外の場所で見た事が無い。
成虫は植物以外にタンパク質を必要とする雑食性、その証で指に乗せると皮膚をかじりだした。
その他、クヌギの樹液場やゴイシシジミが見られたメダケ林をチェックしてみたけれど皆無。

田んぼに戻るとナツアカネのオスが縄張り占有を開始していたのでカメラを向けた。

ナツアカネ ♂

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

ナツアカネ(連結飛翔)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

ナツアカネ(連結産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
中央下ちょい左に卵が写っていた一枚。ナツアカネの産卵方法は空中からばら撒くスタイル。
肉眼で確認できるほど頻繁に卵を落とす時期は既に過ぎているので卵を写せたのはマグレ当たり。

メスを警護するオス

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
連結解除後、メスはその場に静止し、オスはホバリングをしながらメスを警護している様子。
この後メスは単独産卵せずに飛び去って行った。ここで終了時刻を迎えた。
産卵が見られたのは5、6ペア。この時期にしては例年よりも少なめといった様子だった。

撮影日:10月28日


最新の画像もっと見る