こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

生徒さんの”冬の日のコンサート”

2007-12-09 07:50:11 | Weblog
昨日は、ご近所の生徒さんの自主コンサートの本番でした。

生徒さんといっても、人生の先輩方。
6○歳の年齢とは思えないパワーで頑張られました。

コーラスをされていたご縁で、今お二人レッスンさせて
頂いておりますが、このお二人のコンサートは
今年も350席のホールに予備席がいるほどの大盛況!

少し客席をのぞいてみると、さすがに客席も年齢層が
高く、開演前に来られるのも早いこと。

区のホールを借りての開催のため、時間にならないと
入れないし、準備も出来ないので、
音だししたり、位置を決めたり、声を出したりと
バタバタしている間にも、ロビーにはあふれんばかりのお客様。

それもあまり立ってお待ちいただくには申し訳ない年代の
方も多く、とにかく、あちこち準備に走り回りながら
定刻に開演いたしました。

いつもより、華やかにメイクをされ、一生懸命選んでこられた
素晴らしいドレスに身を包み、私が舞台で使っていた
派手めのアクセサリーをつけるとなんだか
うれしそうなお二人。

一応緊張されているので、途中ピアノと合わなかったり、
袖で待っているときにめがねをされているのですが、
そのまま舞台に出てしまわれて、歌われたのには
こちらもどうしようもなく、

「まあ気づかないなら、そのままの方がいいかも」

と、お二人ならではの親しみやすいコンサートでした。

元教師のお二人、お一人は議員さんもされてたので
お話の上手なこと。

講演会だけでも充分なのですが、ご自分達の思いを
上手に伝えながら、歌われて、とにかく
無事に終えられました。

おめでとうございます。

一年かけて、曲を完成して、皆さまに聞いていただく。

また、その歌を聴いて、自分達もと励みにされる方も
いらして、大勢の人生の先輩方に教えられることの多い
コンサートでした。

私もある程度の年齢ですが、昨日の会の中では
若くみられたみたいで、リハーサルなどで
うろうろしていると、皆さんから

「あなたが先生なの?」
「学校の頃の教え子が見に来たのかと思った」

とか、貫禄がないというか、チョロチョロしていたというか・・・

これからまた精進していきたいと思います。
コメント
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