小岩井農場と言えば,100年以上の歴史を誇る老舗牧場。
歴史的建造物が残っているのは有名ですが,
羊さんの放牧地から沿路を歩いてくるとフツーにこんなレトロな建物が・・・
見事な木造建築であるがゆえ,その醸し出す雰囲気には圧倒的な歳月の存在感を感じます
まきば園のお向かい,上丸牛舎は小岩井レトロの真髄。
あれに見ゆるは有名なレンガサイロ。
そしてこちらは,出産用のお母さん牛のおウチ・二号牛舎。
明治41年の建造で,国登録有形文化財となっているのだそうですが,
今も現役というのが本当にスゴイ
まきば園の中の展示資料館には,当時の社宅を再現した空間が…
小岩井農場の中に小学校や保育園(“託児舎”といったそうです)があったようで,
それらの写真も展示されていました
「いってきま~す」
「ただいま~」
「宿題やってね~」
「ご飯できたよ~」
なんてちょっとしたごっこ遊びなんかしちゃって…
こちらは木製のバターチャーン。
一番はじめに,低温殺菌牛乳をつかってバター作りを体験した時に聞いたように,
振動を与えることでバターを作っていた,というのがよく分かりました。
実際にここで酪農を営み文化を作ってきた先人たちの歩みを学び,
深い感謝の気持ちで飲んだホットミルクは最高でした
ミルク館の展望台から見えた上丸牛舎。
ホットミルクを飲んで冷え切った体がすっかり温まったところで,
いよいよ本日のお宿に参りましょう。