こけしんち。

*。。*:.こけしのお庭とおウチと育児の記録.:*。oo。*

約束の旅・韓国☆Nソウルタワーからアンニョン♪

2016-08-26 | 旅行

韓国旅行記の最終回は,Nソウルタワーからの夜景を紹介します。

 

徳寿宮の見学の後,オプショナルツアーはロッテマートで少々お買いもの,

そしてバスは南山へ。

Nソウルタワーに上ります。

 

タワーのちょっと手前の駐車場でバスを降りると,

とてつもなく急な坂が待ち受けていました・・・・(汗)

ホント,びっくりするぐらいの傾斜。

 

でも脇にはライトアップされた城壁を見ることができて,

とてもキレイでしたよ!

 

 

王朝時代の都・漢陽(現在のソウル)は城郭都市だったそうです。

南はこのNソウルタワーがある南山から,北は景福宮の後ろにそびえる

北岳山まで四方をぐるりと城壁で囲まれ,そこに城外とつながる八つの

門があったそうで,城壁の一部は現在も残っていて,こうして

見ることができるのです。

 

タワーの真下まできました。

展望台へと上ります。

 

 

Nソウルタワーは全長236メートル。

南山の上に建っているので,スカイツリーよりも高い位置に

展望台があるようです。

 

で,こちらが展望台からの眺め。

ちょっぴりガスがかかっていてぼんやりですが,

これが大都会・ソウルの夜景です。

 

先ほど通ってきた城壁と城壁沿いの道路がこんな風に見えました。

 

 お子様たちは展望台の中にある,

グミやラムネの量り売りのお店Weeny Beenyに

大興奮でしたっ!!(え・・・・・?そっち・・・・・?)

まぁ,いいけどね。

 

 

 

帰国の日の朝。

ソウルはバケツをひっくりかえしたような土砂降り(笑)

2日間,全く雨に降られなかったのがウソみたいで,

本当にラッキーでした。

 

10時10分発の飛行機に乗るため,ホテルは6時40分には出発。

仁川空港は韓国人のバカンスと重なって大混雑でした。

現地ガイドさんが「クレイジーだね,こんな混雑は見たことがない」

と言っていました。

 

搭乗手続きを終え,出発ゲートの付近で韓国のり巻き・キンパの

お店を見つけたので,買って食べてみることにっ!

カルビキンパ,クリームチーズ,ワサビ&ツナマヨキンパ,

鶏ササミ&サラダの4種類を買いました。

 

日本の海苔巻にはない組み合わせの具材がとっても美味しかったですっ!

 

いよいよ韓国ともお別れです。

 

2泊3日なんて,あっというまでした。(もっといたかった・・・・。)

でも,「絶対会いにいくからね」というジウォンちゃんとの約束を

果たすことができて,本当によかった。

 

彼女が韓国に帰ってから,どうしているかな~なんて

空を見上げて度々思うことがありました。

LINEでは連絡を取り合っていても,やっぱり離れている

感じがしたのです。

でも,距離にして飛行機で2時間半。

こうしてやってきて再び帰る時には,

「なんだ,近いじゃん」と思えました。

 

なんといってもお隣の国。

これからは空を見上げても,すぐお隣のこの空の下にいるんだな,

と感じることができそうです。

 

ずっとずっとジウォンちゃんに会いたがっていたみ~たん。

出国の時,泣いてしまうんじゃないかな,と心配していたのですが,

またきっと会える・・・・と,私と同じ気持ちだったのか,

とても落ち着いていました。

(今度はもう少し大きくなって,ママとエステに来ようね♪)

 

窓辺に仁川空港を見下ろしながら,アンニョン(さようなら)♪

また来るよ。きっと来るよ。すぐ来るよ。(お金ためなきゃ・・・・笑)

 

最後にご紹介するのは,ジウォンちゃんのお父様からいただいた

私たちへの嬉しいお土産・・・・・・・こちらでした。

何だかわかりますよね?

真鍮製の箸とスプーンです。

真鍮製の食器は韓国では古くから使われているもので,

これは名人が手作りしたものなんだそうです。

1年間お世話になった,ということで彼女のお父様から

私たちへの感謝のしるし,ということでした。

(「弘前の家族へ」・・・と彼女からのお手紙が添えられていました。)

 

彼女との出会いがなければ,韓国に行くのは難しかったかもしれません。

素敵な旅の思い出とともに,この海を越えたご縁はずっとずっと大切

にしていきたい私たちの宝物です。

 

 

 

 


約束の旅・韓国☆都会のオアシス

2016-08-24 | 旅行

オプショナルツアーのバスを降りて,5大宮のひとつ徳寿宮(トクスグン)への散策です。

 

ここはもともと離宮として建てられた場所ですが,朝鮮王朝末期の

第26代国王・高宗が混乱期の中にあって政治を行い,

退位後には晩年を過ごした場所です。

 

正殿である中和殿の手前の中和門には立派な「ヘテ」が鎮座。

「ヘテ」は空想の動物で公明な政治の象徴と言われるとともに,

強いにらみで南の方角からは火気が入ってこないようにする,

火除けの役割も果たしていたそうです。

 

中和門に立つとこんな景色が見えます。

徳寿宮はソウル市庁のすぐお向かい。

ホテル群やオフィス街のど真ん中にある都会のオアシス的古宮で,

美術館などもあり,ソウル市民にとっては一番なじみの深い宮殿なのだそうです。

 

昌徳宮の仁政殿に比べると小ぶりな正殿ですが,

こちらにもヘテが二重に構え,凛とした佇まいです。

 

中和殿へ向かう参道は大き目な敷石でデコボコしていて,

気を付けないと足を取られて転びそうになります。

これは「足元を見て歩く」=「王様に頭を下げて歩く」ことが

できるように,あえてこういう参道にしているのだそうです。

 

中和殿の玉座。

ここの天井には立派な龍の飾りがあって,

随分と華やかに見えました。

 

中和殿の裏手に回ります。

 

外殿の中和殿に対し,こちらは内殿。

王様の住まいとオフィスにあたる部分です。

 

こちらの建物は昔御堂といって,王様のオフィスと図書館

だったそうで,古宮では唯一の2階建ての建物だそうです。

 

奥の方に階段が見えますね。

 

組子細工の障子も夕闇に映えて,実にキレイでした。

 

昔御堂の隣には,貴賓の接待場所として宴が行われた徳弘殿。

右手奥に,私たちのホテル・プレジデントが見えました!!

 

徳弘殿の裏手へ。

 

お隣の建物・咸寧殿の基礎部分に,オンドルを見つけました。

奥の建物の石の基礎部分に見える四角い穴です。

 

ここで火を焚いて温まった空気を建物の床下全体に送り込んで,

床暖房にしていたそうです。

そしてその煙はどこへいくのかと言うと・・・・

 

地下をとおって建物の後方にある煙突から煙を出していたそうです。

 

レンガ造りの立派な煙突でした。

 

現代の全館暖房・床暖システムみたいな仕組みが,

こんな昔からあったなんてスゴイっ!

 

そうこうしているうちに,とっぷりと日も暮れてきました。

 

何やら敷地の中で笛の音色が聞こえます。

宮殿の庭(後苑)にある東屋では伝統楽器による演奏会が行われていましたよ。

 

ライトアップされた中和殿はホントにキレイでした。

大都会のど真ん中にこんな美しい場所があるなんて,

本当に驚きです。

 

 

徳寿宮の散策を終える頃にはすっかり夜。

 

朝のお散歩の時とは一味も二味も違う表情の大漢門。

夕闇に浮かぶ王宮の優美な姿に癒されたひと時でした。

 

 

(最終回へ,つづく)

 

 

 

 


約束の旅・韓国☆ソウルの車窓から

2016-08-23 | 旅行

ジウォンちゃんとお別れした私たちはJTBのオプショナルツアー参加のため,

ロッテホテルへ。

ここからは現地ガイドさんの案内によるツアーです。

(み~たん,張り切って先頭をついて行ってます・・・笑)

 

バスに乗り込み,夕食を食べるレストランへ移動します。

車窓には景福宮の光化門とその奥には北岳山が見えます。

右端がガイドさん。

こちらのガイドさんも5年生と2年生のお子さんがいるそうで,

「夏休みだと,毎日学童とか行ってお弁当とか大変ですよね~」

なんて普通にママ友同士の会話みたいなのをしてました(笑)

ソウルのお母さんも大変だそうです。

(特に韓国は夏休みが2ヶ月ぐらいあるらしいので・・・・・)

 

景福宮を正面にバスは進みます。

左手には大きな銅像。

第4代国王・世宗(セジョン)の像だそうです。

世宗は庶民も字を読むことができるように,とハングル文字を作った人で,

韓国の子供たちに「どの王様が好きですか?」と聞くと,

「世宗」と答える子が多いほど愛されている名君なのだそうです。

 

世宗文化会館がすぐ脇にあります。

広場では夏休みで親に連れられたお子さんたちが沢山いました。

歴史を勉強しに来たのかもしれませんね。

 

光化門がすぐ目の前です。

日中沢山あるいたので,車窓からこうした観光名所を眺められるのも

いいですね。

 

夕食会場のレストランへきましたよ~。

 

デ~ンっ!

これが本場韓国の焼肉・サムギョプサルですっ!

サンチュでまいて食べるので,ご覧のとおり葉っぱが山盛りです(笑)

キムチや塩辛もあり,お皿にはサラッとしかのっていませんが,

この後いくらでもおかわりが出てくる(お店の人が無条件にお皿に足していく)のでした。

 

もちろんビールもいただきました~。

グラスの奥に見えるのは,日本でいうさつま揚げみたいな練り物で,

韓国ではこれを「オデン」というのだそうです。

 

み~たんはこの茎ワカメに夢中でした。

 

ご飯の後はまたバスに乗り込み,移動です。

陽が落ち始めました。

 

そしてやってきたのは徳寿宮(トクスグン)。朝に散歩で訪れた界隈です。

ツアーではこの中に入ってライトアップされた王宮を見学するので,

ここでしばし下車です。

 

(つづく)

 


約束の旅・韓国☆家族の時間 in Seoul

2016-08-23 | 旅行

昌徳宮の見学を終えて,一行はランチのため仁寺洞へ戻ります。

ビル群の中に瓦屋根の韓屋(ハノク)があったり,

 

一目で分かる郵便局っ!!

(赤とオレンジなのが,日本と同じなのね~。)

 

スターバックスも,韓国ではこんな感じ。

ハングル語で「スターバックス」と書いているのですよ。

 

キョロキョロしながらワイワイお散歩。

弘前でジウォンちゃんと一緒に過ごした日々を思い出す,

久しぶりの「家族の時間」です。

 

パパさんはソウルに行ったら,韓流俳優に街中で会えるんじゃないか,

なんて思っていたらしく,

「東京に行って街中で芸能人に会ったことあるの~~??」

なんてみんなで大笑い(笑)

ジウォンちゃんからの情報では,芸能人はソウル市内でも北の地域に

住んでるらしいですっ!!

ほほ~・・・・行ってみたい♪

 

実はそんなパパさん,行きの飛行機で大韓航空のCAのお姉さんに,

最初ずっと韓国語で話しかけられていたそうです。

どうやら韓国人だと思われたらしい(笑)

そんな話をしていたら,実はジウォンちゃんのお父様も私たちの

写真を見て,パパさんのことを韓国人みたいだ,と言っていたという

ことを聞き,一同大爆笑っ!!

パパさん:「オレ,韓国に住むっ」

 

そんなおしゃべりをしながら,また仁寺洞へ戻ってきました。

 

ジウォンちゃんが,沢山歩いた私たちにはとっても嬉しい韓国料理バイキングの

お店へ連れて行ってくれました。

(おしゃべりに夢中でお店の写真とか撮り忘れました)

お店の情報はソウルナビさんのコチラをご覧ください。

 

私のお皿。

キュウリの冷たいスープとか,から揚げ+酢漬け大根(韓国の定番),

キムパ(韓国風海苔巻),はちみつをかけた「トッ」(韓国風お餅),

定番のチジミ,揚げワンタン入りのサラダなどなど。

食べきれないくらいの種類のお料理から選ぶのが大変なぐらい迷いました。

 

み~たんもなにやら色々とってきていました。

 

リンリンはさすがワンパク男子。肉肉しいですね(笑)

 

傑作だったのが,食後のコーヒーを取りに行った時。

普通にコーヒーマシンのところに行ったのですが,

書かれている表示がハングル文字(当然ですが)。

どれがふつうのコーヒーだか分からなくて,

適当に押したら妙に量が少なくて(つまりはエスプレッソ),

ちょっと困りました(笑)

 

素敵なお店でランチをいただいた後は,

リンリンとみ~たんのおみやげセレクトタイム。

自分たちへのお土産として,可愛いキーホルダーを買っていましたよ。

(迷っているみ~たんへの,お店のお姉さんのプッシュがすごかった!)

 

(写真はかき氷屋さん・・・・でもお腹いっぱいで食べられなかった。。。。)

仁寺洞の街をブラブラしながら,地下鉄へと向かいます。

 

地下鉄・鐘閣駅。

ソウルの地下鉄は,事故防止のために,柵どころではないこんな立派なホームドア

が設けられているそうです。

一瞬,このドア自体が電車そのものだと思ったぐらいです。

 

ジウォンちゃんのおかげで,バスも地下鉄も体験できました。

 

地下鉄に乗ってやってきたのはソウル駅。

木の陰に見えるのが旧ソウル駅。

赤レンガで東京駅と似ています。

 

エスカレーターの上のドーム天井から看板が見えますか?

「LOTTE」

ロッテアウトレットモールなどがあるショッピング街です。

現地のお買い物客や仕事帰りの軍人さん,観光客が沢山行き来していました。

 

私たちはロッテマートでショッピング。

普通のスーパーなのですが,観光客向けにお土産品も沢山売っていて,

3万ウォン以上のお買いものをした場合,パスポートを出すと免税処理を

してくれるというありがたさ。

レジの脇ではその場でガンガン箱詰めしてEMSで送ってしまう,という人も

沢山いましたよ~。

 

 

あっという間に日が傾いてきていました。

さみしいですが,楽しかったジウォンちゃんとのお出掛けも

終わりの時間です。

ホテルに戻り,日本から持ってきたお土産を彼女に渡し,

(私たちは朝に,ジウォンちゃんのお父様からのお土産をいただきました)

記念写真を撮ってお別れです。

 

リンリンやみ~たんにとっては素敵なお姉さん,

私にとっては大切な妹,

パパさんにとってはかわいい娘(笑),

みたいな大切な家族。

こうしてソウルの街で一緒に時間を過ごせたことを本当に嬉しく思います。

彼女がいなかったらきっとソウルには来られなかったはずです。

そしてこんなに韓国のことを勉強できたのも彼女のおかげです。

 

約束が果たせてよかった。

ソウルって,こんなに近いんじゃんっ!

絶対また来るね。

今度は日本でも会おうね!

 

朝の再会では思わず泣いちゃったけど,

お別れの時は全く違う前向きな気持ちでさよならを言えました。

 

 

(私たちの旅はまだつづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


約束の旅・韓国☆世界遺産・昌徳宮(その2)

2016-08-21 | 旅行

昌徳宮日本語ガイドツアーの前半は,王朝政治の表舞台でしたが,

後半は王朝の暮らしを垣間見ることのできる生活空間を見学しました。

 

仁政殿の回廊を出てやってきたのは宣政門。

この先には王様が日常の執務を行う,いわばオフィスがあります。

 

お~~~っ!

「トンイ」で第19代国王の粛宗様が官僚たちと色々会議を開いていた場所っ!!

(もう,頭の中は韓流時代劇しかない人・・・・・笑)

小さな机は書記である史官が使っていたものでしょうね。

そうして記録されたものがあの「朝鮮王朝実録」というものになっているのだそうです。

 

この国王のオフィスである宣政殿ですが,屋根瓦がなんとも鮮やかな青色です。

現在,韓国の大統領が住んでいる場所は「青瓦台」と言われていますが,

王朝時代に王が政治を行ったこの場所が青瓦だった,というところからきている,

という説もあるそうです。(ガイドさん談)

 

さて,宣政殿から王様と王妃様の住まいへ移動します。

途中のこの場所(ちょうど宣政殿の裏手)ですが,

後から確認したら,どうやら「トンイ」の主人公・淑嬪の住まいが

あったところらしいです。(現在は焼失)

王様のオフィスの裏手に住んでいたなんて,

その寵愛ぶりがうかがえますね。

 

そしてこちらが王妃様の住まい大造殿です。

こちら屋根ですが,他の建物と唯一違うところがあります。

それは「棟瓦」。(屋根のてっぺんを渡している長い瓦)

棟瓦は韓国では龍に例えられるそうなのですが,

ここは王妃様の寝泊まりする場所ですが,

もちろん王様の寝室もあります。

王=龍なので,王が寝る場所には龍はいらない,

ということで棟瓦を設けていないのだそうです。

 

リビングにはこんな素敵なテーブルとチェア。

左手には王妃様が実際に使っていたベッドが見えました。

昌徳宮のほとんどの調度品は国立博物館に移されているらしいですが,

大きな家具などは移さないでそのままにしているのもあるそうです。

実際の生活の様子がうかがえますね。

 

大造殿の手前は王様の住まいの熙政殿です。

これは裏手からみたもの。

 

王様の住まいと王妃様の住まいはこんなふうに回廊でつながっていました。

束石が高いので,この回廊の下を王族をのせた輿がとおることができますよ。

「トンイ」でもそんな場面がありました。

 

またここには王室の台所である水刺間(スラッカン)があります。

「チャングムの誓い」で有名な場所がこちら。

外からのぞくだけですが,覗いてみてビックリっ!

 

なんと洋風に改造されておりました。

ガイドさんが「がっかりしないでね」と言いながら紹介した理由が分かりました。

ドラマでは描かれない,王朝の近代化が感じられますね。

 

さて最後にやってきたのは楽善齋。

王様の妾さんが余生を過ごす場所だったそうです。

ここは宮殿のほかの建物とは全く違って,

色鮮やかな丹青の塗装がありません。

これはここを創建した第24代王の憲宗が,日頃の王としての生活を

離れて奥様とリラックスしたい,ということでこの建物には色を塗らせなかった

ということです。

ちなみに朝鮮王朝最後の皇太子とそのお妃で日本の梨本宮家から嫁いだ

方子さまが平成元年まで暮らした場所だそうです。

 

この裏手には,奥様方を癒すために造られたという自慢のお庭があります。

階段状に植栽がほどこしてあり,垂れさがりこぼれる緑が綺麗でした。

 

 

(左から正殿の仁政殿,青瓦の宣政殿,王様の住まいの熙政殿)

 

30度越えのお天気の中,汗だくになりながらの1時間のツアーでしたが,

時代劇の中にタイムススリップしたような気分にもなりましたし,

本やドラマでしか感じることのできなかった李王朝の歴史を現実に

肌で感じることができました。

昌徳宮は後ろに広大な山や庭があり,自然と調和した素敵な王宮でした。

王宮自体が風水の考え方に基づいて作られているためなのか,

ものすごくパワーに満ち溢れている場所だと感じましたね。

 

 

(つづく)

 

 

 

 


約束の旅・韓国☆世界遺産・昌徳宮(その1)

2016-08-21 | 旅行

サムジキルの散策の後は,おまちかね,世界遺産の昌徳宮(チャンドックン)へ!!

1405年に第3代王・太宗が創建した離宮です。

(王朝時代後半にはここが正宮として政治の舞台にもなりました。)

ソウルには5大宮といって,王朝時代の宮殿が有名なもので5つありますが,

この昌徳宮はなんといっても5大宮のうち唯一の世界遺産です。

 

李王朝の最初の宮殿・景福宮(キョンボックン)は広大で,ソウルのど真ん中にあり,

最も有名かもしれませんが,こちらの昌徳宮は王朝時代にもっとも近い

形で残されているという点で人気があるのだそうです。

 

私たちは日本語ガイドさんがつくツアーに参加し,

隅々まで説明していただき,とっても勉強になりました。

私たちが立っているのは錦川橋といって,

およそ600年前にかけられたソウルに現存する最古の石橋だそうです。

日本の城は敵の侵入を防ぐ目的でお堀が作られますが,

韓国の王宮は風水に従ってこうした堀が設けられるそうです。

悪いものを洗い流してしまう,という考え方ですね。

 

 

 

仁政門をくぐるとそこには,昌徳宮の正殿・仁政殿が現れます。

 

わ~・・・・,「トンイ」に出てくるお城だわ~♪

旅行前に韓流ドラマを毎日見てお勉強していた私。

(本当の撮影はこの場所ではないけれど)

ドラマの舞台になった場所に来て,めちゃくちゃ感動っ!!

 

正殿の屋根には雑像(チャプサン)と呼ばれる厄除けの像が置かれています。

ちょっと小さいけれど,西遊記のモチーフで,三蔵法師・孫悟空・猪八戒・沙悟浄・・・・

とならんでいるのだそうです。

 

ガイドさん,「せっかくですから真ん中歩いてください!」

正殿前の通路は真ん中だけ少し高くなっています。

王朝時代なら王様しか通ることのできないこの道を,

通らせていただきましたよ~。

 

近くまでくると,丹青(タンチョン)とよばれる五行説に基づいた5色の鮮やかな装飾が

驚くほど鮮明でキレイでした!

この丹青は美しくみせるだけではなく,木材の腐食を防ぐ役割をしている

のだそうです。

 

こちらが仁政殿の内部の玉座です。

国王の即位式や結婚式,国賓を迎える行事などの際に使われた

正殿の内部にはなんとシャンデリアまであって,

王朝時代の最後1900年代にはここに電気が通っていたそうです。

なんか「王朝時代」っていってもちょっと前の話なんだな~,

と驚きました。

 

そしてこちらがとっておきの撮影スポット。

多くの雑誌やガイドブックには必ずこのアングルからの仁政殿の

写真が使われるそうです。

屋根の反り具合が日本の建築にはない優雅さがありますね。

 

ちょっと長くなったので,後半へ・・・・

 

(つづく)

 

 


約束の旅・韓国☆サムジキルと〇〇〇パンっ!

2016-08-20 | 旅行

仁寺洞広報館を後にした私たちは,仁寺洞のメインストリートへ。

 

ここはいわば王宮すぐそばの城下町ということもあって,

伝統工芸の街,らしいです。

 

そんな仁寺洞らしい手作りの雑貨などが買えるショッピングモール,

サムジキルにやってきましたよ~。

 

・・・・・と入り口で何やら不思議なスイーツのお店を発見っ!

 

韓国語では「トンパン」というらしいのですが・・・・・

このカタチ,,,,もうお分かりかと思いますが,

ウ〇コのカタチをした大判焼きみたいなスイーツのお店でした。

 

包み紙がこんなにキュート(笑)

 

「ウ〇コ,うめぇ~~」と,大喜びのお二人さん。。。。。

 

腹ごしらえをして,サムジキルのショップをめぐります。

 

こんなふうにらせん状になった通路の脇に小さなショップが

沢山並んでいました。

 

ふとお隣を見てみると,こんな可愛い2階建ての韓屋のお茶屋さんが。

 

仁寺洞の街は,古くからの伝統の街ということもあり,

お店の看板はすべてハングル語。

チェーン店であってもハングル語表記で看板を掲げているそうです。

 

仁寺洞の端まで来ました。

ソウルは車社会。

実に沢山の車が往来していました。

(しかも横断歩道付近でも結構なスピードで走っているのに驚きでした。)

 

さて,ここからは仁寺洞を後にしてもう少し歩きますよ。

私がとっても楽しみにしていた,あの場所へ行くのです♪

 

 

(つづく)

 

 

 


約束の旅・韓国☆涙ポロリの再会・仁寺洞へ

2016-08-20 | 旅行

トルダムキルへのお散歩は想像以上に暑すぎて早めに退散(笑)。

ホテルのお部屋で休憩し,午前10時。

いよいよ,ジウォンちゃんとのお約束の時間です。

 

普段LINEでやりとりしているのに,やっぱり久しぶりに会えると思うと,

うれしさが全然違って,ドキドキワクワクしながらホテルのロビーで待っていると,

1年たってまた一段と素敵な大人の女性になった彼女がやってきました♪

 

前日までLINEで連絡取り合っていたのに,いざ再会したら嬉しくって嬉しくって

泣いてしまったよ~~~(涙)

「なんで泣いてんだよ」とパパさんには笑われちゃったけど,

約束だったんだもん,絶対ソウルにくるって!!

 

 

-------涙,ふきふき(少々おまちください)-------

 

 

さて,感動の再会を果たし,いざ5人でお出掛けですっ!

市庁前からバスに乗りま~す。

(ジウォンちゃんがコンビニで交通カードのチャージをしてくれました!)

 

よかったわ~。自分たちで路線バスに乗るなんて無理だったし(笑)

暑いソウルの夏にはバス移動がいいですね。

 

鐘路周辺で下車。すぐ近くに「鐘閣」が見えました。

王朝時代はこの鐘で城内や王宮の門の開閉を知らせたそうです,

現在は新年にこの鐘を鳴らすので,その鐘を聴きに来る人で

通りがいっぱいになるようです。

 

私たちは仁寺洞へ向かうため,しばし街中をぶらぶら・・・。

「大きくなったね~」

「えへへ・・・・」

と,二人。

なんか,デートみたい♪

(ごめん,ジウォンちゃん。。。)

 

 儒教信仰で有名な韓国ですが,このあたりは立派なお寺がある街なので,

通りにはこうした仏具屋さんが沢山ありました。

(なんて色鮮やかなんでしょうね。)

 

歩くこと数分。

仁寺洞の入り口です~。

 

ジウォンちゃんが調べておいてくれたとっておきのスポット。

仁寺洞広報館へやってきましたよ~。

 

仁寺洞はもともと王朝時代の両班(文官と武官の貴族階級)の住んでいた街ということで,

この観光センター的施設もお金持ちの邸宅を再現しているみたいですね。

 

あれあれ・・・リンリン何をしているかと言えば・・・・?

 

ふふっ!!

 

みんなで,韓服(チマチョゴリなどの伝統衣装をさし,「ハンボッ」と言います。)

をレンタルしてお写真撮ったのでした~(笑)

旅行前から,み~たんには是非とも韓服を着せたいと思っていたところ,

1着3000ウォン(約300円)で20分間,自分のカメラなどで撮影できちゃう

この施設をジウォンちゃんが調べてくれたので,

どうせなら,とみんなで着てみることに~~♪

(リンリンは巻き添えくらった感じで照れながらしぶしぶ着用してました・・・(笑))

 

こちらの「王様」も,明らかに巻き添えくらった感じですわね(笑)

(でも似合ってますよ~~!)

 

 カメラやスマホでとっかえひっかえ写真を沢山とって,

とっても楽しい時間になりました。

 

最近,韓国では大学生の若者たちの間で韓服のレンタルが流行っている

とかで,街中でも韓服を着て歩いている若者たちが沢山いましたよ。

(韓服をきて王宮などに行くと入園料が無料になるらしいですよ。)

 

大騒ぎで韓服を体験した後は,仁寺洞の街へ繰り出します。

 

 

(つづく)

 


約束の旅・韓国☆贅沢朝食と朝のお散歩

2016-08-18 | 旅行

ソウルの朝です。

写真はホテルのお部屋からの眺め。

すぐ目の前にソウル市庁舎が見えました。

 

前日も夜遅くまでショーを見て夜更かししましたが,

なんとも早いお目覚めっ!

私は6時半には起きていましたよ~~。(←子供以上に興奮してる人・・・笑)

 

7時半。ホテルからちょいとお出掛け。

 

向かったのは,ホテルプレジデントのお隣,ロッテホテルですっ♪

お目当ては朝食!!

 

日本では泊まったホテルで朝食を食べる,というのが普通ですけど,

私たちのプランは朝食なしだったし,結構このロッテホテルの朝食だけを

食べに他のホテルからやってくる人が多いみたいですっ♪

私たちも,せっかくなので,大企業の要人たちも朝食を食べながら

ミーティングをするというくらい有名なこのホテルで朝食をいただきます。

 

ホテルのドアマンさんたち,私たちを見て,

「おはようございます。いらっしゃいませ。」と流暢な日本語でお出迎え。

 

なんで日本人ってわかるんだろ~ね~,なんて小声でおしゃべりしながら,

レストラン・La Seineに向かいます。

 

さすがの高級ホテルですね。

朝食バイキングも超豪華っ!

「一生に一度は食べておきたい朝食」かもしれません。

あまりの種類と豪華さに,食べる前からお腹いっぱいになりそうでした(笑)

 

こちらが私の朝食ね。

ぜったい韓国のお粥は食べたいと思っていたので,

アワビのお粥を迷わずチョイスっ!

意外にあっさりで,イカの塩辛やナムルなどととてもよく合いました。

(この他にも結局,洋食メニューもいってしまいましたが・・・笑)

 

1時間ほどのゆっくり贅沢な朝食の後は,

満腹のお腹でしばしお散歩をすることに・・・・。

 

プレジデントの目の前にあるソウル市庁舎付近を散策します。

それにしてもすごいデザインだよねっ!

ソウルの高層ビルは実に個性的なデザインが多いと思いました。

 

左側に見える石造りの建物は旧庁舎。

新旧全く違うテイストの建築が見事に融合していました。

 

市庁舎の脇を通りすぎて,世宗大路(セジョンデロ)へ。

この写真でいうと一番奥,大通りのつきあたりには,ソウルの5大宮のひとつ・景福宮の光化門がうっすらと見えました。

 

大通りを渡って左手,朝鮮王朝後期の宮殿・徳寿宮(トクスグン)方面へ。

 

通りの反対側には市庁前のソウル広場をはさんで,

私たちのホテル・プレジデントが見えました。

 

すぐ脇には徳寿宮の石垣の壁。

 

その先には徳寿宮の入り口「大漢門」がありました。

 

私たちは大漢門をとおりすぎて,右方向へ。

徳寿宮の左手の小道・トルダムキル(石垣通り)を散策です。

 

こちら,ソウルの中でも指折りのロケ地だそうです。

 

なるほど,確かに石垣の壁が美しく,

緑豊かで(秋になると紅葉がものすごいキレイみたいです。)

絵になる風景ですね♪

それにしても,ミ~ン,ミ~ンって・・・・

 街路樹のセミさんたちが大歓迎で我々をむかえてくれるので,

その大合唱に自分たちの言葉も聞き取りままならず・・・・(笑)

途中でキオスクみたいな売店でペットボトル飲料なんか買ってみたりして。。。

(ソウルにて2度目のお買いものに,またもやドキドキ。)

 

朝からもうすでに 30度近くあったかと思いますが,

小1時間,ホテル周辺をひと回り。

木曜日のソウル。

ビジネスマンや仕事にむかう人の車で街は混雑していたけど,

のんびりとそんな風景を楽しみながらお散歩できました♪

 

 (つづく)

 

 


約束の旅・韓国☆明洞とNANTA鑑賞

2016-08-17 | 旅行

ホテルにチェックインした後は,部屋に荷物を置いて,

すぐに街に繰り出しましたよ♪

 

街が灯りに照らされ始めてキレイでした。

ソウル市内はホントに高層ビルが多いのですよね。

 

写真は,滞在先のプレジデントホテルからすぐお隣のロッテホテルの前を通って,

明洞へ向かうところ。

 

 

はい,やってきましたよ。

ここがソウルの繁華街・明洞。

リンリンのお隣は現地ガイドのキムさんです。

 

このガイドのキムさん,とても優しく素敵な方で,

当日担当のお客さんは私たちだけ,ということもあり,

空港からホテルに向かうバスの中で色々な希望を聞いてくれ,

子供たちのために,キッチンパフォーマンスショーの「NANTA」を

勧めてくれました。

話題のショーだったので個人的には行きたいと思っていたのですが,

あらかじめ予約しないといけなかったし,自分たちで行けるかも不安で,

特に申込みはしていなかったのですが,

すぐに電話で空き状況を確認して,席をおさえてくれました。

 

普通だったら,ホテルでチェックインしたら現地ガイドさんとはそこでお別れになるんでしょうけれど,

キムさんはNANTAの劇場までの道のりを一緒について教えてくださり,

晩ご飯のリクエストも聞いてお店まで案内してくれ,注文までしてくれました!!

初めての子連れ海外旅行にはホントありがたかったです。

 

で。

こちらがその晩ご飯。

名店・明洞餃子の「カルグクス」ですよ~。

こちら,ワンタンメンという感じでしょうか。

でも麺はうどん,餃子にもスープにもニンニクたっぷりで,

日本には絶対にない味っ!!

【※明洞餃子の詳しい情報はコチラ(韓国旅行ガイド・ソウルナビより)】

 

リンリンもみ~たんもペロッとたいらげてしまいましたよ。

(しかしキムチが死ぬほど辛いっ!!さすが本場でしたね。。。)

 

ガイドのキムさんが予約したNANTAのチケットをとってきてくれ,

明洞餃子でお別れした後,いよいよ公演へ。

 

残念ながらショーの様子は撮影不可だったので,

開園前の写真しかありませんが,

まな板や鍋やフライパンを打楽器に見立てて,

包丁・お玉・泡だて器なんかでのドラムパフォーマンス。

何枚ものお皿が宙を舞い,食材を炒めるいい匂いが広がり,

コーラスあり,ダンスあり,コントあり,の1時間半。

 

言葉は通じなくてもものすご~く楽しめるショーでした。

何より,子供たちが一番喜んでいました。

ソウルに行く方は必見ですよっ!

 

キムさんに教えていただいた通りの道をとおって,ホテルへ戻ります。

 

実は初日はほぼノープランで,ホテルについたら,

適当にロッテデパートででもご飯を食べて,

繁華街の真ん中を流れライトアップされている清渓川沿いをちょっとお散歩・・・・

ぐらいしか考えていなかったのですが,キムさんのおかげて,

思いもかけず素敵な夜更かしになったのでした。

 

ホテルのすぐ近くにはコンビニ(CU)もあったので,

部屋に戻る前にちょいと夜食をお買いもの。

(韓国での初ショッピングに,どきどきっ!!でした。)

 

「おっつかれさまでした~~!!」

NANTAの余韻がまだ残っているなか,

韓国ビールのCassとhiteで(お子様たちはジュースで)乾杯っ!!

 

私たちの部屋(2部屋)はフロアの角で,他のツインとはちょっと趣の違う,

コーナーツインといったところでしょうか。

お洒落なテーブルと椅子のほか,アルコーブのベンチもあって,

かなりの広さでした。

団体客がいるとかで,ちょっとアップグレードしてくれたみたいです。

なんてラッキーっ!!

 

洗面所もバス・トイレもお洒落な感じ。

 

という感じで,1日目は終了~。

明日に疲れを残さないため,軽めに2次会して,

シャワーを浴び,早々とお休み・・・・・しました。

(実は私はさらに夜更かしして,韓国のテレビをちょっと見てましたが。)

 

明日はいよいよ,です。

韓国の大切な家族・ジウォンちゃんに会う日です♪