こけしんち。

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仲町伝統的建造物群 その1

2018-10-14 | 日記


秋晴れの本日、ちょいとシブイお散歩を決行!
向かった先はここ。
弘前城の北にある仲町伝統的建造物群保存地区。

見てください、素敵な景観でしょ?
車なんか通ってはいけないような静寂と、凛とした佇まい。
映画のセットか何かのようでしょ?
先日、仕事でこの界隈を通った(こともあろうにランドクルーザーで通過したという)パパさんが、素敵だった、とすすめてくれたので、今日は歩きで。

こちらの地区、備付のパンフレットによりますと、江戸時代に津軽藩重臣たちが城の守護のために建てた住まいがあった地区で、昭和53年に国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けているそうです。
そして現在は公開武家住宅として4棟が無料で見学でき、藩政時代の武士たちの暮らしを知ることができます。



まず伺ったのは、旧岩田家住宅。



建築は今から約210年ほど前。
主要構造部材や茅葺屋根などは建築当初のままだそうです。



外から見た感じでは想像できなかったのですが、結構たくさんお部屋がありました。



お仏壇とか長持ちとか、ホントに映画セットみたい!



こちはら生活スペース。

み~たん、
「囲炉裏で魚焼いたりしてたんでしょ~?」
去年、学校の授業で昔の暮らしについて勉強したのを思い出したようで、囲炉裏の高さの調節の仕方とか、かまどの使い方とか、私達にたくさん教えてくれました。



あっ!水屋の壁には炭の煤が!



庭には井戸も。
・・・・ちょっと、怪談話を想像しちゃいました(^o^;)

さて、次へ・・・・と、歩き始めたら、ドドンっ!



こちらのお屋敷の正門ですかね。
いやはや、馬にまたがったお殿様が出てくるんじゃないか、とびっくりしました。

さて、2軒目にハシゴ。



旧笹森家住宅です。



こちらは江戸時代中期の建築で、このあたりに現存する最古の武家住宅とか。
もとは少し北東の小人町というところで平成6年まで実際にお住まいだったそうです。
建て替えのため解体しようとしたところ、市が調査をし、江戸時代の武家住宅台帳に記載された間取りと一致したため(当時は現代風に外壁・内装が改修されていたが)、市が譲り受けて建築当初の姿に復元したものということです。



移築の際、180度反転して建てたそうですが、そのおかげで、現在は縁側から岩木山が見えるという絶好のロケーションでした。



小屋組みの天井が高く、室内はとても明るく、素敵でした。



柄と鍔は本物だという刀もっ!!
鹿の角に置かれていて、実にかっこよかったです。



台所にはお膳が。
行火に小櫃に水桶も。
ふと、脇を見ると、酒瓶?



後から調べたのですが、この屋号は「カクイ」。
ということで、禅林街(茂森町)にあるカクイ成豊さんの酒瓶みたいでした。



ボランティアガイドさんの詳しい説明に耳を傾けながら、ゆったりとタイムトリップを楽しみました。

あと、2棟。
続きはまた次回。



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