生活習慣病と食生活 糖質制限とHbA1c 抗糖化(アンチグリケーション)

大豆は低糖質で高蛋白質だから健康的ダイエットに。血糖値に優しいので糖尿病対策に。

糖尿病の治療方法の違い

2012-01-14 14:26:46 | 糖尿病

糖尿病専門の医療機関の場合、開業医院通院ではコントロールできなかったり、糖尿病と気付かず、発見した時はかなり進行していたという患者が多いため、多くの患者はすぐに薬物療法を始めることになる。糖質を摂取している限り、それはやむを得ないことである。

一方、糖質制限食理論を13年前に打ち立てられた釜池医師は、1食当たり20グラムの糖質摂取にすれば、薬なしで血糖値をコントロールできると述べられている。

この糖質制限食理論に沿って最近いろいろな医療機関でも取り入れてきている。それほど効果的で確実な方法といえる。

理論的には、

健常人は糖質20グラムで血糖値は20mg/dl 程上昇する。

Ⅱ型糖尿病患者の場合、糖質20グラムで血糖値は60mg/dl 程度の上昇となる。

糖尿病患者の空腹時血糖値が120mg/dl 前後とした場合、20グラムの糖質摂取で食後の血糖値は180mg/dl と想定される。180を超えると血管障害が起こるといわれるので、20グラムの糖質摂取という計算になる。


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