①ブドウ糖負荷試験(OGTT)とは、
75g のブドウ糖水溶液を飲み2時間で血糖値がどのように変化するかを調べるものです。
空腹時126mg/dl、負荷後2時間値で200mg/dlを超えると「糖尿病」と診断されます。
注意として、空腹時血糖値が中等度に高い場合は禁忌(検査禁止)です。
これは、糖尿病を疑われる人には75gの糖質(ブドウ糖)を与えると高血糖になり危険だからです。
②糖尿病の食事指導は、
図のごとく糖質カロリー(炭水化物)を1回の食事で80g(320kcal)摂取するようになっています。糖尿病とはっきり診断された人に、1回の食事で80gの糖質(ブドウ糖)を摂りなさいとの食事指導になっています。
①で糖尿病の疑いのある人には75gの糖質は与えてはいけないとしながら、②では糖尿病患者に80gの糖質を食事で摂りなさいとの指導になっています。★矛盾していないでしょうか。