夏休みの旅行&帰省と
ペットを連れての旅行を計画をされている飼い主様に…
まず
ペットの安全・健康を第一に考えてください。
そして、同時に
公衆マナーにも普段以上に配慮してください。
移動時の注意点
車を利用されることが多いかと思いますので、
その時の注意点です。
1) 熱中症に注意
真夏の炎天下、車内は70℃台に上昇
冬でも晴天下なら、40℃台まで上昇
2) ある程度、行動の自由が制限できる「入れ物」を用意
必ずしもケージやキャリーバッグである必要は、
ありません。
急ブレーキの際、体がたたきつけられたり、
窓やドアを開けた拍子に飛び出すといった、
不慮の事故を防止するためです。
また、安全運転の妨げ
(運転者の顔を舐めようとして、視界を遮るなど)
となる状況も多々あり、その防止のためでもあります。
3) 窓から上体を乗り出す行為は、させない
は風を受けて外を見ることが大好きですが、
たいへん危険です。
4) 乗り物酔いをするペットは、酔い止め薬の用意
当院で処方いたします。
は
より、乗り物酔いを起こしやすい傾向があります。
休憩を多くとるなどの工夫も必要です。
5) 万一に備え、連絡先を記載した首輪をつける
宿泊その他の注意点
1) 食べ慣れたもの、常備薬を持参
環境の変化や疲れから、体調を崩すことも
少なくありません。
2) 混合ワクチン接種、フィラリア予防、ノミダニ予防
地域によって、流行する病気は様々です。
どの交通手段を選ぶにしても、
いきなり長距離の旅行に
連れて行くのではなく、
短時間ずつ慣らしておくことが、
快適に旅行するコツ
です。