亀ヶ淵から明山へ
明山登山道に入るには亀ヶ淵から流れ出る竜神川を渡渉しなければなりません。この渡渉の際ひょっとして水が多くて登山靴が濡れるかなと思いビニール袋を用意して来たんですが、流れはかなり干上がっていてその必要はなく簡単に反対側に渡れました。....
明山-18
ただこの階段が厄介です。カチンカチンに凍っていたのがちょうど溶けだしてツルンツルン、油断していると足に体重を乗せた途端一気に持っていかれます。手すりをしっかり掴んで慎重に登ります。
明山-19
やっと登山道の入り口に到着、明山まで1.3㎞です。
明山-20
おうっ、これは以前来た時にもありました。倒木なのか根っこなのか分かりませんがそこに土が被さってその上に草が生えトンネルを形造っています。高さはそんなにないのでかなり屈まないとザックを擦ります。
明山-21
右手にかなり急こう配の山が見えて来ました。亀ヶ淵の上流域の方でしょうか?
明山-22
このあたりから枯れ沢に入り登って行きます。これは男体山火山角礫岩、この近辺の山はほとんどこの岩で出来ています。れきと火山灰が凝結固化して硬い角礫岩となっています。この岩が低山ではありますが急峻な地形を形作っています。また岩は礫がくっついて出来ていることから表面が凸凹していて、そこに山野草の種子が付着し多様な植生を形成しています。
明山-23
大きな火山角礫岩が沢にはゴロンゴロン転がっていて、その間を縫うように登山道が延びています。
明山-24
30分ほど歩いたでしょうか、久しぶりの山登りということで足がパンパンです。もう半分ぐらい来たかなぁと思ったらまだ500m、あと800mもあります。沢筋を登りつめると右手の尾根筋に向かいますが、ここはトラロープがありかなりの急こう配、両手両足を使い這いつくばって登ります。
明山-25
ヒーヒーいいながら何とか尾根筋に辿り着きました。
明山-26
左手の木々の間から尖がった明山の山容が姿を現しました。まだかなりあります。尾根筋に出て勾配は幾分楽になったんですが足の方が一杯一杯になって来ています。一歩一歩というか一足一足って感じで何とか歩を進めて行きます。
明山-27
久しぶりの登山ということもあり乳酸が溜まりに溜まって足は遅々として進まなかったんですが、ギリ何とか踏ん張り分岐点の三葉峠に辿り着きました。
明山-28
10時50分三葉峠到着、ここでザックを下して休憩です。
明山-29
案内板が整備されて新しくなっています。そしてこの案内板で以前からの疑問が解けました。以前にこの「明山」を登った時にこの山の名前は何と読むのかなと疑問に思っていました。「あきやま」「あけやま」「めいざん」「みょうやま」「みょうざん」のいずれかなとは思っていたんですが、調べても小さな山なんで詳しい資料はなくはっきりせずにモヤモヤしていました。でも案内板にははっきりと「Mt.Myoyama」と書いてあります。これでスッキリです。
明山-30
そしてもう一つ、「三葉峠」、これも「さんようとうげ」「みつばとうげ」どっちかなと思っていたんですが、これもはっきり「Sanyo Pass」と書いてあります。こっちもスッキリです。大したことではないんですが、こういう気遣いは良いですねぇ。
明山-31
さてあと200mぐらいなんですが足にかなり来ていますのでどうしようか考えてしまいました。予定時間はかなりオーバーしており引き返そうかなとも思ったんですが、もうちょっと頑張って登ることにしました。
明山-32
水のペットボトル2本持ってきて良かったです。1本はほぼ底を尽きかけています。
明山-33
何とか頂上直下まで来ましたがここで最後の急登が待っています。写真ではそれほどでもない感じですがトラロープがあることから分るようにほぼ直角に近い登り、それも直登の健脚ルートです。
明山-34
当然私には厳しいので即右手の軟弱ルートを選択、迂回してこちらを登ります。こちらも軟弱ルートとはいえそこそこ急峻です。
明山-35
ヒーヒーいいながら登りつめて、12時5分、何とか「明山」頂上到着です。
明山-36
5m四方の狭い頂上で先客の夫婦連れがお弁当を拡げていましたが、少し場所を譲って頂き私もセイコマの100円パスタとおにぎりをザックから取り出して昼食です。
つづく
「明山-1」
明山登山道に入るには亀ヶ淵から流れ出る竜神川を渡渉しなければなりません。この渡渉の際ひょっとして水が多くて登山靴が濡れるかなと思いビニール袋を用意して来たんですが、流れはかなり干上がっていてその必要はなく簡単に反対側に渡れました。....
明山-18
ただこの階段が厄介です。カチンカチンに凍っていたのがちょうど溶けだしてツルンツルン、油断していると足に体重を乗せた途端一気に持っていかれます。手すりをしっかり掴んで慎重に登ります。
明山-19
やっと登山道の入り口に到着、明山まで1.3㎞です。
明山-20
おうっ、これは以前来た時にもありました。倒木なのか根っこなのか分かりませんがそこに土が被さってその上に草が生えトンネルを形造っています。高さはそんなにないのでかなり屈まないとザックを擦ります。
明山-21
右手にかなり急こう配の山が見えて来ました。亀ヶ淵の上流域の方でしょうか?
明山-22
このあたりから枯れ沢に入り登って行きます。これは男体山火山角礫岩、この近辺の山はほとんどこの岩で出来ています。れきと火山灰が凝結固化して硬い角礫岩となっています。この岩が低山ではありますが急峻な地形を形作っています。また岩は礫がくっついて出来ていることから表面が凸凹していて、そこに山野草の種子が付着し多様な植生を形成しています。
明山-23
大きな火山角礫岩が沢にはゴロンゴロン転がっていて、その間を縫うように登山道が延びています。
明山-24
30分ほど歩いたでしょうか、久しぶりの山登りということで足がパンパンです。もう半分ぐらい来たかなぁと思ったらまだ500m、あと800mもあります。沢筋を登りつめると右手の尾根筋に向かいますが、ここはトラロープがありかなりの急こう配、両手両足を使い這いつくばって登ります。
明山-25
ヒーヒーいいながら何とか尾根筋に辿り着きました。
明山-26
左手の木々の間から尖がった明山の山容が姿を現しました。まだかなりあります。尾根筋に出て勾配は幾分楽になったんですが足の方が一杯一杯になって来ています。一歩一歩というか一足一足って感じで何とか歩を進めて行きます。
明山-27
久しぶりの登山ということもあり乳酸が溜まりに溜まって足は遅々として進まなかったんですが、ギリ何とか踏ん張り分岐点の三葉峠に辿り着きました。
明山-28
10時50分三葉峠到着、ここでザックを下して休憩です。
明山-29
案内板が整備されて新しくなっています。そしてこの案内板で以前からの疑問が解けました。以前にこの「明山」を登った時にこの山の名前は何と読むのかなと疑問に思っていました。「あきやま」「あけやま」「めいざん」「みょうやま」「みょうざん」のいずれかなとは思っていたんですが、調べても小さな山なんで詳しい資料はなくはっきりせずにモヤモヤしていました。でも案内板にははっきりと「Mt.Myoyama」と書いてあります。これでスッキリです。
明山-30
そしてもう一つ、「三葉峠」、これも「さんようとうげ」「みつばとうげ」どっちかなと思っていたんですが、これもはっきり「Sanyo Pass」と書いてあります。こっちもスッキリです。大したことではないんですが、こういう気遣いは良いですねぇ。
明山-31
さてあと200mぐらいなんですが足にかなり来ていますのでどうしようか考えてしまいました。予定時間はかなりオーバーしており引き返そうかなとも思ったんですが、もうちょっと頑張って登ることにしました。
明山-32
水のペットボトル2本持ってきて良かったです。1本はほぼ底を尽きかけています。
明山-33
何とか頂上直下まで来ましたがここで最後の急登が待っています。写真ではそれほどでもない感じですがトラロープがあることから分るようにほぼ直角に近い登り、それも直登の健脚ルートです。
明山-34
当然私には厳しいので即右手の軟弱ルートを選択、迂回してこちらを登ります。こちらも軟弱ルートとはいえそこそこ急峻です。
明山-35
ヒーヒーいいながら登りつめて、12時5分、何とか「明山」頂上到着です。
明山-36
5m四方の狭い頂上で先客の夫婦連れがお弁当を拡げていましたが、少し場所を譲って頂き私もセイコマの100円パスタとおにぎりをザックから取り出して昼食です。
つづく
「明山-1」
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