田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道&東日本パスの旅-5

2014-09-11 | 
急行「はまなす」
青森駅発(22時18分発)→札幌駅着6時07分着) 8本目
青森駅は本州と北海道を結ぶターミナル駅ですので、遅い時間でもそこそこ人がいます。

「青森駅」
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現在「茨城7位、「スローライフ17位ぐらいで~す。少しずつ上昇、ありがとうございます。)


とりあえずコンビニで明日の朝食と水を補給しておきます。
駅に戻ると待合室には「はまなす」に乗車されると思われる方がベンチを埋めています。
緑の窓口には、「現在空席照会案内を停止しております」との表示がありました。
この時間「はまなす」の指定席とくに「カーペットカー」の空席を狙っての照会が殺到したのかもしれませんね。そろそろホームに上がりましょう。

急行はまなす「札幌駅行」1

北海道新幹線が2016年3月までに開業予定とのことでそれに伴い廃止が噂されている
急行「はまなす」、鉄道マニアの方々に加えて夏休みの最終土曜日が重なり、結構混み合っています。「北斗星」は何度か乗りましたが「はまなす」は初めてですので、お約束の写真撮影に繰り出します。

急行はまなす「札幌行」2
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急行「はまなす」の古色蒼然とした「エンブレム」、歴史の重みを感じさせます。
もし廃止になればこの「エンブレム」、欲しい人はたくさんいるんでしょうね。

急行はまなす「札幌行」3

「青春18きっぷで」では乗車できませんが、「北海道&東日本パス」は急行券(1,300円)を購入すれば自由席に、さらに指定券(520円)をプラスすればドリームカーまたはカーペットカーに乗車できます。

急行はまなす「札幌行」ドリームカー
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こちらが私が乗る「ドリームカー」です。まぁ、「ドリームカー」という呼称は付いていますが古いグリーン車のシートが据え付けられている指定席です。

急行はまなす「ドリームカー座席1」

シートはこんな感じで結構リクライニングします。140度ぐらいかな? 足元も広いです。
そしてこのシートが今宵の私のベッドになります。

急行はまなす「ドリームカー座席2」

そしてこちらがプラチナチケット、急行「はまなす」の「カーペットカー」で~す。
料金は指定席「ドリームカー」と同じです。
北海道&東日本パス購入時にびゅうプラザのお姉さんが一生懸命チェックしてくれたんですが、行きも帰りもダメでした。どうやら1ヶ月前の発売時に瞬殺のようですね!
まぁ、何が何でも乗りたいという訳ではありませんが、乗れれば良いかなあっとは思っていましたが。
残念!

急行はまなす「カーペットカー」1
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そして「寝台車」と「自由席」が連結されています。

急行はまなす「寝台車」


急行はまなす「自由席」
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さて席に着きます。窓際の席は一杯で通路側しか取れませんでしたが、寝るだけですから何の問題もありません。むしろトイレとか行くのには通路側の方が好都合かもしれません。
青森着22時08分の特急「つがる」が到着、乗り換えのお客がどっと乗り込んで来て、ほぼ満席ですかね。
22時18分定刻に急行「はまなす」ゆっくりと青森駅のホームを滑り出しました。
車内検札も終わり、みなさん寝る準備をされています。
朝6時から電車に乗りっぱなしでしたので、私も早々に寝ることにしました。
フルフラットという訳にはいきませんが、そこそこシートも倒れますのでまぁまぁです。
ただ、隣の席との間に肘掛がありませんので少々気になりますかね。
少し経つと後ろの席から大きな鼾が聞こえて来ました。まぁ、予想はしていましたので準備していた耳栓アイマスクを取り出し装着、完全防御は出来ませんが、まぁ眠りに入ることは出来ました。
目が覚めたのは東室蘭(4時15分)当たりでした。6時間弱の睡眠、夜行列車としては眠れた方ですかね。隣の席の方は函館あたりで下車されたみたいですね、空席となっていました。

「車窓からの朝日」in 苫小牧

苫小牧駅(5時01分)を出るころには、朝日が窓を照らし始めました。
まだ皆さん寝入っていますが、私は次の予定がありますので、手早く洗顔、歯磨き、トイレを済ませ、スタンバイします。

8月31日(日)
チャレンジ① 「厚別ダッシュ
内陸に入って来ると急に濃い霧に包まれて来ました。大丈夫かなぁ、列車遅れないかな?
心配をしていましたが、南千歳(5時25分)を定刻に出発です。これならOKかな?

急行はまなす「新札幌駅発」途中下車(5時55分)
「札幌」ではありません、「新札幌」で下車です。
というのも、某ブログ(「Local Train Trip.」)に「厚別ダッシュ」なる離れ業が書いてありました。
これを読んで年甲斐もなく還暦サラリーマンは挑戦意欲を掻き立てられてしまいました。
現在、急行「はまなす」は室蘭本線から千歳線を経由して札幌に向かっておりますが、札幌駅は6時07分着で、乗りたい列車は札幌駅6時00分発の普通列車「旭川行」ですので乗れませ~ん。
この乗れない列車に乗ってしまおうというのが「厚別ダッシュ」で~す。
すなわちの字を横にして考えますと、現在下の線を急行「はまなす」は右から左に進んでおり、Yの字根っこにある札幌駅まで行かずに分岐手前の新札幌駅(5時55分)で下車、縦にショートカットして歩き(ダッシュ)上の線のYの字分岐の少し先にある厚別駅(6時13分)で普通列車「旭川行」に乗ってしまおうという離れ業です。
要するに三角形の一辺をショートカットする訳です。新札幌駅から厚別駅まで1,400mありますのでこれを18分以内で歩けれ(ダッシュ)ば離れ業は成功するということです。
「厚別ダッシュ」は、札幌からその日のうちに普通電車で「稚内」に辿りつくためにはこの始発電車に乗らなければ辿りつかないということで、編み出された「離れ業」のようです。
まぁ、ダイヤの偶然が生んだ産物なんでしょうが、1,400mを18分というのは何とも微妙な数字です。まっすぐな道を淡々と歩くだけなら1,400mを18分ですから何とかなりそうなんですが、途中には信号、階段、障害物もありますし、加えて初めての道ですから少しは余裕を見なければなりません。
それらを考慮して、1,400mを15分前後で歩ければ何とかなると考えました。
時速6kmで14分ですから、100mを約60秒目安で歩ければOKです。
1週間前から特訓を始めました。いつもの散歩道の高速道路側道には○.○○kmポストの標示板がありますので、約1.4kmの目安を設定し昼休み毎日15分を目標に練習しました。トライしてみた結果100mを60秒で歩くということは思った以上に大変なことでした。
両手を大きく振りなるべく大股でスッスッと歩きます。少しかかとを上げると小走り状態になっちゃいますが、前日までに何とか15分台で歩けるところまで来ました。
また、YOU TUBEで「厚別ダッシュ」の映像を発見、何度も何度も見て頭の中に道順を叩き込み、街並みもすべて覚えました。
もう準備は、完璧です!
最悪、最後は多少遅れたとしても2~300mを走れば何とかなるはずです。

「新札幌駅1」
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新札幌駅(5時55分)、定刻に到着しました。

「新札幌駅2」

ドアが開くと同時に小走りに階段を下り改札口に向かいます。
改札口を通りまっすぐ進み左折して階段を下ります。

新札幌駅「改札口」
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ここまでは道順も間違えず予定通りでしたが、………!
そおっ、ザックが重いんです
ウエストポーチもガサガサします。
考えてみると練習の時はから身でしたので………。
そして、足の筋肉が重ダルイです。還暦サラリーマンの早朝の足の筋肉は、まだ寝ているようです。

新札幌駅「案内板」

この看板を見て、現在の状況、状態を瞬時にかつ総合的に判断しました。
その結果、頭の中に叩き込んだ道順は階段を下りて右なんですが、足の方は自動的に左に向かっていました。

新札幌駅「タクシー乗り場」

そおっ、タクシーでワープしま~す
軟弱ですね~! 
いえいえサラリーマンはいろいろな局面に臨機応変に対応しなければなりませんので、仕事柄いろいろなシチュエーションを想定して、いろいろな選択肢を準備していただけです。
① 「厚別ダッシュ」が無理の場合
② 「厚別ダッシュ」が届かなかった場合
③ 急行「はまなす」が遅延した場合
で、今回は誠に残念ではあったんですが①を選択させて頂きました。
まぁ、私は「鉄ちゃん」ではありませんので、全くこだわりはありませ~ん。
この先も旅は続きますので、体調を考慮しての対応をしただけで~す。

「厚別付近」タクシー車内から
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6時13分旭川行の電車に間に合うよう厚別駅まで、お願いします。
運転手さんは、私の格好を見て何を意図しているのかを速やかに理解、車の少ない早朝の道をビューンとワープしてくれました。
多いんでしょうね、私みたいな「変人旅人」が!
3分もかからずに6時ちょうど位に余裕も余裕で「厚別駅」到着で~す。
あっという間です。はい、「750円
まぁ、私の感覚なんですが、「厚別ダッシュ」をチャレンジしようしている方でザックを背負って走れる方はたぶんOKです。
それ以外の方は、750円の方をお勧めしま~す


「厚別駅」

ということで、余裕をもって改札口を通過します。

厚別駅「改札口」
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厚別駅の旭川行のホームは反対側です。歩いてきたときには、この階段が最後の難関になりますかね!

厚別駅「跨線橋」

そして、余裕でホームに、始発電車を待つ人はパラパラですね。

厚別駅「改札口」反対側ホームから

私と同じ種類の人間がいるかなと目をじーっと凝らしてみていたんですが、どうやら今日はいらっしゃらなかったようです。
今回のチャレンジ「厚別ダッシュ」は結果としては失敗ということですが、私としてはチャレンジしようとした意欲がまだ残っていたことを大切にしたいと思います。
今回で現地の感じが判りましたので、次の機会があればさらに完全な準備を整えてチャレンジしたいと思っています。
始発電車に乗れてホッとした気持ちと「厚別ダッシュ」が出来なかった残念な気持ちが入り混じって複雑な気持ちでしたが、「旭川行」が入線してきましたので乗り込むことにしました。

厚別駅(6時13分)→旭川駅着(8時56分着) 9本目《8月31日(日)》

函館本線普通列車「旭川行」


函館本線普通列車「旭川行」
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稚内方面に向うときは、進行方向左側手前の窓際の座席に座ることに決めていますが、残念なことに席を確保できませんでした。仕方ないので通路側の手前の座席に座ります。
で、やることがないので本でも読むことにしました。
今回持参したのは、柴田哲孝と笹本稜平です。まずは柴田哲孝「中国毒」です。中国からの輸入食品汚染を取り扱った小説です。真実とフィクションを巧みに使い分けた緻密なプロットがいつの間にか意識を本の中に引きずり込んでくれます。「下山事件-最後の証言」を読んで以来「KAPPA」「RYU」「TENGU」「DANCER」などの一連のシリーズをあっという間に読んでしまいました。
普通列車の旅のお供にお勧めします。

「旭川駅」

明るい日差しの中、2両編成のディーゼル車両はグォーンという独特のエンジン音を唸らせて快調に石狩平野を疾駆して行きます。
ところどころで石狩川が姿を現します。そして今日は昨日と違いすごく天気が良いです。
読書に没頭していると、いつのまにか「旭川駅」(8時56分着)に到着で~す。
今日も長い一日になりそうな気配がします。

次回に、つづく。

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