まぁるい抱っこ

播州平野の一角で、ワンコと暮らすピースフル日記☆

幽霊づくし~m(゜‐゜m)~ウラメシヤ~

2013年07月12日 | Weblog
7月の映画歌舞伎、観に行ってきました
ケビンママ(実妹)と神戸まで~

  
ケビンママ(実妹)と神戸まで~   坂東玉三郎主演「怪談牡丹灯籠

いやぁぁぁ、良かったですわぁぁ はぁぁぁ ←うっとりとため息
玉三郎さんステキ☆  あの立ち居振る舞い、ちょっとやそっとじゃ真似できません

みなさんは 牡丹灯籠のお話、ご存知ですか?

新三郎に恋したあげく、恋煩いで亡くなったお露が幽霊となり、
毎夜毎夜恋しい新三郎のもとへ通い、ついには新三郎にとり憑いて、
あの世へ道連れにしてしまうという怖~~い話

アタシ、牡丹灯籠の話はここまでだと思っていたのですが、
なんのなんの! 因縁が因縁を呼ぶ話が、
この先にもあったんですよ

最後は…  あまりにも悲しい結末でした。。。

映画を観終わると ちょうどお昼時でーす


暑いし、喉越しの良いおそばを食べました


今回は神戸の街をショッピングでぶらぶらせず、
おそばを食べたら さっさと戻ってきました
なぜなら…
夕方から またまたお出かけの予定が!

ケビンママとオカンと 母娘で、

ここですわ~
三田牛ステーキの三田屋


到着したのは 夕方の5時半

  
ここ、三田屋本店~やすらぎの郷~には、能楽堂があり、
そこで一流の能楽師による「薪能」を定期的に上演しているんです
一生に一度くらい「能」を観ておくのもいいかも、と思って、
ケビンママとオカンを誘うと 2人ともオッケーって

ま、このお能鑑賞には、ステーキコースがセットになっているので
半分以上、お肉食べるのが目的だったかも~(^w^)ウヒヒッ


ハムのオードブル スライスたまねぎたっぷりで美味し~~


ヘレステーキ140g 鉄板ジュージューです


ほとんど生で出てきたお肉も この鉄板で程よく焼けるのよーん

  
店内はほぼ満席状態 ざっと100人ほど(以上かも?!?!)のお客さんです
アタシたち3人はラッキーなことに 窓際の一番前のテーブルでした
能楽堂がすぐ目の前に

食事のときには窓ガラスは閉まっているのですが
上演時間前になると 窓ガラスぜんぶ、取り払われるんですよ


桟敷席にも30人ほどのお客さんが!

午後7時、開演 演目は「頼政」よりまさ

京都から奈良へ向かう旅の僧侶が宇治の里を通りかかり、
美しい風景に見惚れていると 一人の老人が現れます

そして僧侶を宇治の名所・平等院へと案内し、そこで
「私は平家に倒された源頼政の霊である。今日は私の命日だ」
、と言い残し消えてしまう。。。

するとそのあとに宇治の里人がやってきて、
「平家・源氏の宇治橋の戦い」の話を聞かせてくれました
宇治橋の戦いは、それはそれは激しい戦だったと…
僧侶は頼政の霊を哀れに思い、読経をしました

その夜、僧侶の夢の中に頼政の霊が現れ、
戦いに敗れ追いつめられ、平等院の芝の上で自害をしたと話します

能のあらすじは、ざっとこのようなお話ですが、
舞台での台詞は いっさいがっさい チンプンカンプン
何を言ってるのか ぜーんぜん分かりません

聞き取れたのは、「~候」「~候えば」「~げに」「さりとて~」(笑笑)

でもね、あの独特の足の運び、見入ってしまいました
すり足で つま先から少しずつ上がって歩く 
ゆっくりゆっくり歩く…  なんともいえない「間」があるんです

鼓の、生の音を初めて聞くことができたことも感動☆
良い経験になりました

上演中の写真撮影はなので、
舞台が終わってからパチリ


かがり火も赤々と これが「幽玄の世界なのね」と、
感動の余韻に浸った母娘でありました~

ふと一日を振り返ってみると・・・
昼間観た歌舞伎映画も幽霊の話
夜のお能も、幽霊が出てくる話
幽霊づくしの一日だったのよ~


~~おまけクイズ~~ 

どっちがどっちのおちりだー?




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