水曜日の出来事を ひっぱっちゃいますが・・・
フルルの病院へ行って⇒久しぶりに広場で遊んで⇒ロールケーキを買いに行きました
そのケーキ屋さんは海沿いにあるので ついでに、と
海を眺めようと防波堤の方へ、ブラブラと歩いて行きましたら・・・
なにやら不思議な光景が
海から 白い煙が流れてきてる
写真じゃちょっと分かりづらいんだけど、遠くの方が霞んでて
それが どんどん近付いて来る、って感じなの
1~2分もすると ほら、こんなにも真っ白な靄に包まれちゃった
自分体の周りを 白い靄が流れて行くのが目で見て分かるほどなのよ~
風のある日に焚き火なんかをすると、白い煙がバーッて流れて行くでしょう
まるでそんなふうに 海から煙が流れてきたのかって思っちゃったんだよ
夜のニュースで知ったんだけど、これって「海霧」っていうんだって
湿った空気が、より冷たい海面上に流れてきた場合に発生するんだって
この霧は濃くて、広い範囲に広がるのが特徴で、海岸から内陸へと
侵入することもあるらしいの
もちろん、船舶の航行に支障を生じるし、何日も続くと日光を遮るから
農作物にも影響が出ちゃうんだって
その場で見ていた時に、こんな自然現象に合うことなんて初めてだから
ただただ珍しくてね、「なんだーこれはぁ」なんて言いながら
ルンナとフルルをパシャパシャ撮っていました
あれあれぇ? ここは どーこだぁ??
起きろ~ルンナ お地蔵さんになっとるでぇ
すぐうしろまで 霧が流れてきましたよぉ
すると向こうから、ステッキをついたおじいさんが歩いてきて
アタシたちに近づいてきたの
おじいさん:「やぁやぁこれは 犬か やれ可愛いこと
バスケットの中でもおとなしゅうにして、ええ子だなぁ
あんたも ええカメラ持ってるんやなぁ」
こまいぬ :「いやいや、たいしたカメラではないですよ
今時のカメラは 簡単でいい写真が取れますから」
おじいさん:「ワシなぁ、福井県で 写真館のおやじだったや
72歳の時にな、頭の血管切れて歩けなぁなって
写真館は長男に継いでもらうことにして、
娘のおるこの明石に来たのよぅ」
こまいぬ :「あぁ、そうなんですか~ 明石は住み良いですか?」
おじいさん:「息子夫婦よりも 実の娘夫婦のとこが居心地ええでな
ここは魚がたくさん食べられて、ええとこやだわな
あんた、そのカメラはデジタルか?重たくはないのか?」
こまいぬ :「デジタルの一眼レフですよ これは軽量タイプなんです」
おじいさん:「そうかぁ、ええなぁ ワシはもう手が震えてしもうて
シャッター押すのも イライラするほどやで はっはっは」
こまいぬ :「そんなことないでしょう お元気そうですし~
試しに私たちを撮ってもらえませんか」
おじいさん:「おおっそうか 撮らせてくれるか おお、嬉しい」
そう言って おじいさんはアタシの手からデジイチを受け取ると
しばし、まじまじとカメラを眺めたあと
「こっち向きは逆光やでな、あっち向きや」って
はい! チーズッ! カシャッ
で、撮れた写真がこちら ↓
とてもキレイにに写ってるでしょう~
被写体がいいからね~ ガハハウソウソ
おじいさん、とってもキレイに撮れてるよ
いくらデジタルの全自動撮影だからっていっても、
ちゃんと固定させなきゃブレるんだもん、おじいさん、バッチリですよ
おじいさん、何度も何度も「撮らせてもらってありがとな、ありがとな」
そう繰り返して ステッキついて歩いていかれました
きっと、病気して明石に移り住んでからは、1度もカメラを
触ることがなかったんだろうなぁ
どうせカメラ触っても 上手に撮れないって諦めてたんだろうなぁ
本音は カメラを触りたくて触りたくてしかたなかったんだろうなぁ
ルンナとフルルとの3ショットを撮ってもらえて 良かった
2月なのに、ポカポカとまるで5月のような陽気だった日
海霧というものに出くわした日
そんな、滅多にない自然現象の発生した日に
これまた滅多に見聞きすることのない「良い話」に出会えたこまいぬです
これにて、「水曜日の1日」編、完結でーす
フルルの病院へ行って⇒久しぶりに広場で遊んで⇒ロールケーキを買いに行きました
そのケーキ屋さんは海沿いにあるので ついでに、と
海を眺めようと防波堤の方へ、ブラブラと歩いて行きましたら・・・
なにやら不思議な光景が
海から 白い煙が流れてきてる
写真じゃちょっと分かりづらいんだけど、遠くの方が霞んでて
それが どんどん近付いて来る、って感じなの
1~2分もすると ほら、こんなにも真っ白な靄に包まれちゃった
自分体の周りを 白い靄が流れて行くのが目で見て分かるほどなのよ~
風のある日に焚き火なんかをすると、白い煙がバーッて流れて行くでしょう
まるでそんなふうに 海から煙が流れてきたのかって思っちゃったんだよ
夜のニュースで知ったんだけど、これって「海霧」っていうんだって
湿った空気が、より冷たい海面上に流れてきた場合に発生するんだって
この霧は濃くて、広い範囲に広がるのが特徴で、海岸から内陸へと
侵入することもあるらしいの
もちろん、船舶の航行に支障を生じるし、何日も続くと日光を遮るから
農作物にも影響が出ちゃうんだって
その場で見ていた時に、こんな自然現象に合うことなんて初めてだから
ただただ珍しくてね、「なんだーこれはぁ」なんて言いながら
ルンナとフルルをパシャパシャ撮っていました
あれあれぇ? ここは どーこだぁ??
起きろ~ルンナ お地蔵さんになっとるでぇ
すぐうしろまで 霧が流れてきましたよぉ
すると向こうから、ステッキをついたおじいさんが歩いてきて
アタシたちに近づいてきたの
おじいさん:「やぁやぁこれは 犬か やれ可愛いこと
バスケットの中でもおとなしゅうにして、ええ子だなぁ
あんたも ええカメラ持ってるんやなぁ」
こまいぬ :「いやいや、たいしたカメラではないですよ
今時のカメラは 簡単でいい写真が取れますから」
おじいさん:「ワシなぁ、福井県で 写真館のおやじだったや
72歳の時にな、頭の血管切れて歩けなぁなって
写真館は長男に継いでもらうことにして、
娘のおるこの明石に来たのよぅ」
こまいぬ :「あぁ、そうなんですか~ 明石は住み良いですか?」
おじいさん:「息子夫婦よりも 実の娘夫婦のとこが居心地ええでな
ここは魚がたくさん食べられて、ええとこやだわな
あんた、そのカメラはデジタルか?重たくはないのか?」
こまいぬ :「デジタルの一眼レフですよ これは軽量タイプなんです」
おじいさん:「そうかぁ、ええなぁ ワシはもう手が震えてしもうて
シャッター押すのも イライラするほどやで はっはっは」
こまいぬ :「そんなことないでしょう お元気そうですし~
試しに私たちを撮ってもらえませんか」
おじいさん:「おおっそうか 撮らせてくれるか おお、嬉しい」
そう言って おじいさんはアタシの手からデジイチを受け取ると
しばし、まじまじとカメラを眺めたあと
「こっち向きは逆光やでな、あっち向きや」って
はい! チーズッ! カシャッ
で、撮れた写真がこちら ↓
とてもキレイにに写ってるでしょう~
被写体がいいからね~ ガハハウソウソ
おじいさん、とってもキレイに撮れてるよ
いくらデジタルの全自動撮影だからっていっても、
ちゃんと固定させなきゃブレるんだもん、おじいさん、バッチリですよ
おじいさん、何度も何度も「撮らせてもらってありがとな、ありがとな」
そう繰り返して ステッキついて歩いていかれました
きっと、病気して明石に移り住んでからは、1度もカメラを
触ることがなかったんだろうなぁ
どうせカメラ触っても 上手に撮れないって諦めてたんだろうなぁ
本音は カメラを触りたくて触りたくてしかたなかったんだろうなぁ
ルンナとフルルとの3ショットを撮ってもらえて 良かった
2月なのに、ポカポカとまるで5月のような陽気だった日
海霧というものに出くわした日
そんな、滅多にない自然現象の発生した日に
これまた滅多に見聞きすることのない「良い話」に出会えたこまいぬです
これにて、「水曜日の1日」編、完結でーす