まぁるい抱っこ

播州平野の一角で、ワンコと暮らすピースフル日記☆

世界遺産の銀山へ

2015年10月02日 | 山登り・ハイキング

ふうるやで~
どらいぶとちゅう、ずっとねむねむしてたでちよー


うんなやで~
きょうはいっぱいあるくでしゅわよー


みゆきちゃん、hisaちゃんと一緒に、
朝5時出発で、車で5時間かけて着いたところは…



島根県の「世界遺産 石見銀山」いわみぎんざん




戦国時代から江戸時代にかけて最盛期を経て
昭和18年に閉山した、日本最大の銀山

山の上、森の中をずんずん歩いていきますよ

龍源寺間歩という坑道の入り口まで 駐車場から約2.5㎞
坑道まで、環境保護のため車の乗り入れができないから
歩くか レンタサイクルにするか

アタシたちは山の空気を吸いながら、
ハイキングがてら歩くことにしたの

ルンナとフルルも 元気に歩きますよ~

山の奥深い集落なのに、
たくさんの神社・寺の跡が点在してて、
ここに、いかに大勢の人たちが住み、
鉱石を掘り出していたかが よくわかります





当時のお金に換算して、20億円かけて造られた清水谷製錬所跡
なのに、たった1年しか稼働しなかったんだって
もったいないよねぇ お金の無駄遣い
昔も今も なんだか似たようなことはあるもんだ(^W^)





野に咲く草花や かすかに残る蝉の声
お天気も上々
気持ち良い山歩きですよ
SWのあとなので 観光客は多くはなかったです
駐車場のところにあるガイドセンターで
音声ガイド案内のカセットを貸してもらってたから
所々でそれを聞きながら「へぇぇ~ ふぅ~ん」って


坑道の入り口のことを「間歩まぶ」っていうのですが、
山肌のいたるところに「間歩」があるんですよ
ほとんどが塞がれてしまった小さなものなんですけどね
お宝があるとにらんだ場所は どこでも掘ったってことかな



途中のお店で ちょっと休憩しましょ
喉が乾いちゃったのよぉ




まるで信号みたいなかき氷
美味しかったぁぁ
ルンナとフルルも シャリシャリ食べたよ
ふたりとも 冷たいかき氷だってへっちゃら~


このお店にね、とっても懐っこいニャンコがいたの
そのニャンコったら ルンナにまとわりついて離れなくて
ルンナ、ホールドされてます(笑)

お、お、おたーたん、どうにかしてでしゅのぉ

固まったままのルンナでした


さて、まだまだ歩くよ~


これは自動販売機です
景観を損ねないように 木で囲んであるのよ


約2時間ほどぶらぶらと歩いて、
龍源寺間歩へ到着!




ワンコの入場OK
世界遺産の中へ ルンナとフルルも入れるなんて感激☆
抱っこして入りますよ


坑道に入ってすぐのところは天井が低くて
頭を少し下げないと ぶつけそうでした(^_^;)




薄暗いし、照明だけがまぶしいせいで
コンデジじゃうまく写真が撮れなくて
ブレブレばかりになっちゃった




ここから奥は、江戸時代に掘られた坑道
195mほど先で落盤のため塞がれてしまってるので、
立ち入り禁止でした
古い時代の坑道、見たかったなぁ…

坑内の気温は 15℃以下
とっても冷んやりしてて、寒いくらい

大昔の道具では、一日に30cmほどしか
掘り進めなかったという・・・
坑夫さんたちは、
何を考えながら掘っていたんだろうなぁ?





出口近くには、
石見銀山絵巻の電照板が設置されていました
掘っているところ、湧き出た水を汲み上げているところ、
いろいろなシーンが描かれていたよ


出口を出たところの案内所に
本物の鉱石が置いてあったんだけど
大きさはキャベツくらいなんだけど
持ってみたら すっごく重いのよぉ
5キロくらいあるんじゃなかろうか
ビックリしちゃった


石見銀山 龍源寺間歩、
大きな歴史の空間を楽しみました


おかーちゃん抱っこで
ネムネムになっちゃってるおふたりさん
歴史より眠気、ね


ここへ上ってき道とは 別の道で戻りましょう
まだまだ歩くよ~


お話、続く



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