
ふうるやで~
どらいぶとちゅう、ずっとねむねむしてたでちよー

うんなやで~
きょうはいっぱいあるくでしゅわよー
みゆきちゃん、hisaちゃんと一緒に、
朝5時出発で、車で5時間かけて着いたところは…

島根県の「世界遺産 石見銀山」いわみぎんざん


戦国時代から江戸時代にかけて最盛期を経て
昭和18年に閉山した、日本最大の銀山
山の上、森の中をずんずん歩いていきますよ
龍源寺間歩という坑道の入り口まで 駐車場から約2.5㎞
坑道まで、環境保護のため車の乗り入れができないから
歩くか レンタサイクルにするか
アタシたちは山の空気を吸いながら、
ハイキングがてら歩くことにしたの
ルンナとフルルも 元気に歩きますよ~
山の奥深い集落なのに、
たくさんの神社・寺の跡が点在してて、
ここに、いかに大勢の人たちが住み、
鉱石を掘り出していたかが よくわかります


当時のお金に換算して、20億円かけて造られた清水谷製錬所跡
なのに、たった1年しか稼働しなかったんだって
もったいないよねぇ お金の無駄遣い

昔も今も なんだか似たようなことはあるもんだ(^W^)


野に咲く草花や かすかに残る蝉の声
お天気も上々


気持ち良い山歩きですよ
SWのあとなので 観光客は多くはなかったです
駐車場のところにあるガイドセンターで
音声ガイド案内のカセットを貸してもらってたから
所々でそれを聞きながら「へぇぇ~ ふぅ~ん」って


坑道の入り口のことを「間歩まぶ」っていうのですが、
山肌のいたるところに「間歩」があるんですよ
ほとんどが塞がれてしまった小さなものなんですけどね
お宝があるとにらんだ場所は どこでも掘ったってことかな

途中のお店で ちょっと休憩しましょ
喉が乾いちゃったのよぉ


まるで信号みたいなかき氷
美味しかったぁぁ

ルンナとフルルも シャリシャリ食べたよ
ふたりとも 冷たいかき氷だってへっちゃら~

このお店にね、とっても懐っこいニャンコがいたの
そのニャンコったら ルンナにまとわりついて離れなくて
ルンナ、ホールドされてます(笑)
お、お、おたーたん、どうにかしてでしゅのぉ

固まったままのルンナでした


さて、まだまだ歩くよ~

これは自動販売機です
景観を損ねないように 木で囲んであるのよ
約2時間ほどぶらぶらと歩いて、
龍源寺間歩へ到着!


ワンコの入場OK
世界遺産の中へ ルンナとフルルも入れるなんて感激☆
抱っこして入りますよ

坑道に入ってすぐのところは天井が低くて
頭を少し下げないと ぶつけそうでした(^_^;)


薄暗いし、照明だけがまぶしいせいで
コンデジじゃうまく写真が撮れなくて
ブレブレばかりになっちゃった


ここから奥は、江戸時代に掘られた坑道
195mほど先で落盤のため塞がれてしまってるので、
立ち入り禁止でした
古い時代の坑道、見たかったなぁ…
坑内の気温は 15℃以下
とっても冷んやりしてて、寒いくらい
大昔の道具では、一日に30cmほどしか
掘り進めなかったという・・・
坑夫さんたちは、
何を考えながら掘っていたんだろうなぁ?


出口近くには、
石見銀山絵巻の電照板が設置されていました
掘っているところ、湧き出た水を汲み上げているところ、
いろいろなシーンが描かれていたよ

出口を出たところの案内所に
本物の鉱石が置いてあったんだけど
大きさはキャベツくらいなんだけど
持ってみたら すっごく重いのよぉ
5キロくらいあるんじゃなかろうか
ビックリしちゃった
石見銀山 龍源寺間歩、
大きな歴史の空間を楽しみました

おかーちゃん抱っこで
ネムネムになっちゃってるおふたりさん
歴史より眠気、ね

ここへ上ってき道とは 別の道で戻りましょう
まだまだ歩くよ~
お話、続く

