老い…

実家に引っ越し戻ってきてから2ヶ月半が過ぎた

朝の通勤路で、ほぼ毎日見かける光景


お父さんと　おじいちゃんワンコ

おじいちゃんワンコは　あまり首も上がらず
おしっぽも下がり気味のままだけど
ゆっくりゆっくりと、でも1歩1歩休むことなく歩いてる
そんなワンコのことを　お父さんはじっと見守ってる


出勤途中に　このふたりを見かけると
「おはよう！今日も元気で歩いて いい子だねぇ」
そう呟いてしまう

このワンコもたぶん、10年くらい前には
飛び跳ねるようにしてお散歩していたんだろう
もしかしたらお父さんは「おいおい、そんなにひっぱるなよ」
なんて苦笑いしながらのお散歩だったかもしれないな(^^)

年老いていくからこそ 生まれる絆

このふたりの周りは　キラキラと光が輝いてるよ



オカンのこと。。。

1月15日の夜に倒れて　脳神経外科に救急搬送されて、
脳内出血のため　1ヶ月入院
右手右足に麻痺が出ていたため、リハビリテーション病院へ転院(2月18日)
その1ヶ月後、再び脳神経外科へ転院(3月28日)
10日後、再びリハビリテーション病院へ転院(4月7日)

満85歳のオカン
コロナのせいで、まったく面会できない状態で
ひとりで入院生活がんばってた
「淋しい淋しい」って泣いてばかりいるので、
看護師さんの計らいで、アタシに電話してくれて、
電話で話をした日もあった

オカンなりにリハビリもがんばってた
だけど…
右手も右足も　動かせるけれど感覚がない
歩くための1歩を踏み出せるけれど、力が入らないから
膝から崩れてしまう
杖を持とうにも、握る力と感覚がない

感覚麻痺は、完治しないとのこと。。。
自分がそんな状態なんだということが理解できないオカン。。。
退院して家に戻っても　一人でトイレにも行けない
目を離せない…

4月20日、退院してそのまま施設に入所
オトンも入所してお世話になっていたケアハウス
職員さんとも顔なじみ
「しっかりとお世話させていただきます。安心してください」
そう言ってもらえたこと、とてもありがたい


リフォームして実家に戻ったのに
新しくなった部屋で　1日もオカンと過ごせないまま…

ケアハウスは、3ヶ月～6か月ごとに
一時帰宅するようになってるんだけどね
なんだかなぁ。。。　
残念というか、淋しいというか…


オトン、オカンの「老い」を目の当たりにして
自分自身の10年後、15年後を　想像というだけではなく
かなりリアルに感じてしまう



一日も早く、自由に面会できていた元の日々に戻れますように。。。




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