この日の朝の記憶は
30年経っても薄れることはない
揺れが来る直前、一瞬空が光ったように思う
「えっ?! 今、光った? カミナリ?」と覚醒した瞬間、
ドンって突き上げられた
神戸から西へ 直線距離で40km離れてるのに
「天井が落ちる?!?!」と震えあがるほど揺れた
布団を被るしかできなかった
「非難しなきゃ」とか「大切なものを持ち出さなきゃ」とか
そんなこと考えるより ただただ、布団を被ってた
揺れが収まっても そのまま布団から出ることできなかった
1時間後、テレビをつけて呆然となった
神戸の街が・・・・
信じられなかった
まさかまさか こんな大きな地震だったなんて
なんてことだ これは夢、夢、夢?
神戸と大阪には会社の営業所や支店がある
神戸、大阪に住んでる同僚たちがたくさんいる
その人たち どうなった?!?!
大急ぎで着替えて 化粧もせずに会社へ駆けつけたこと
ほんとに昨日のことみたいに鮮明に思い出せる
身近な阪神・淡路を襲った大地震の記憶
絶対に消えることはない
だから 1月17日は遊んだり出かけたりはしない
地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿にもどそう
支え合う心と明日への 希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように
地震にも負けない 強い絆をつくり
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を 元の姿にもどそう
やさしい春の光のような 未来を夢み
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように
響きわたれ ぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ運べるように
「しあわせ運べるように」
震災当時、神戸市内の小学校に勤務されていた教師が
作詞・作曲した歌
今も、追悼式典や成人式などで ずっと歌い継がれています
※
阪神淡路大震災 1995年 1月17日 午前 5時46分
新潟県中越地震 2004年10月23日 午後 5時56分
東日本大震災 2011年 3月11日 午後 2時46分
熊本地震 2016年 4月14日 午後 9時26分
大阪府北部地震 2018年 6月18日 午前 7時58分
北海道胆振東部地震 2018年9月6日 午前 3時 7分
能登半島地震 2024年 1月 1日 午後 4時10分
南海トラフ巨大地震が今後30年以内に起きる確率を
2025年 1月 1日時点で改めて計算し、
これまでの「70%から80%」が「80%程度」に引き上げられてた
南海トラフが揺れたら 播州平野だって
どんなことになるかわからない
わが身は自分で守るしかない
ミーアとモーレを守れるのもアタシだけ
いつ、どんなことが起きても最小限の絶望で済むように
「備えておく」ことは本当に大事。。。
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