開花
旧正月に開花するなんて粋な花である
四月頃まで開花は期待してなかった
それが嬉しい!
毎年、季節を問わず咲き続けていたハイビスカスは咲き疲れ?
開花しても花は小さく花弁も小さく変形していたので
休んでくれて安心していた
ところがセントポーリアの方が狂い咲きしたのか開花
慌てたハイビスカスも慌てて🌺芽を付けだした
西欧クローバーの雑草もラッパ花を付け競う
私一人
誰の歩いていない元旦
正月早々の散歩は難しい
我が家から屋外を眺めても道路を歩いている人がいない
日本の正月もそういう現象が有ったのを記憶している
夜明け前に神社や寺詣でし昼頃まで寝て雑煮を食べ家で一日を過ごす
モンゴルも同じような空気感が有る
私はというと正月も平日もないマイペースな餓鬼だった
知り合いの餓鬼宅を訪問すると中に居るのは分かるが返事がない
執拗に声を掛けると家中から声が消え異様な空気を感じる
昔から祭り祝日が嫌いだった私はモンゴルでも同じである
周りを見回しても誰ひとり歩いている人がいない
この孤独感てなんなんだ!
ゴミだらけ
家を出て河川敷の氷上を歩き出した
昨年の後始末の様な姿が氷上に有る
道路を渡れなきゃ川の中でも走る
これが現地人のルールである
氷上を歩くのが嫌になるほど氷上が塵で汚れている
元凶
誰ともすれ違う事のない散歩コースは寂しい
祝日勤務の国鉄マンが機関車を動かしているだけ
現地人が言うには煤煙の最大の元凶はスラム街からの
何でも燃やす人体に悪い煤煙と機関車(ディゼル)の排気ガスと
私が歩いてきた後を振り返ると煙っている
右手にある客車の操車場から煤煙が流れている
跨線橋の上から眺めるとまさに現地人の言う通り
30年前の機関車が現役で動いている
それが吐き出す煤煙は自動車の比ではない
人が歩いていない分、見えなかったものを見てしまった
恥かしかった
線路内との違いを見比べて
同じ時間帯に跨線橋上から3地区方面を見た写真です
自動車が延々と3地区方面へ渋滞しています
私は徒歩で3地区まで歩いて行くわけです
私は車で歩けば車からの写真しか写すことが出来ない
歩けば車では見えない風景が紹介できる
でも昨日ほど恥ずかしい思いは久しぶり
歩いているのが私だけという場面になった事を橋の上で悟りました
こういう時、私の脳は京ほどのスピードで状況解析をします
何処をどう歩けば恥ずかしい場面を最小限度にできるか
普段は前後に人が歩いていれば中央駅前まで歩き
大通りへ出て3地区へ行きます(所要時間20分)
こういう状況で20分も一人歩きをしたくない・歩けません(恥ずかしくて)
そこでニ三分一人歩きをして遊歩道へ駆けて反対側の
住宅地へ駆け込み住宅街の猫や野良公しか歩かない
裏道へ入りエンフタイアン大通りへ出るコースをはじき出す
案の定、橋を下り道路に出ると歩いているのは私だけ
一斉に車の中の助手席から刺すような👀がクるクる
それも軽蔑したような貧乏人の👀が
正月早々歩いている超貧乏人という👀矢が
本当に私が貧乏人なら歩けません
人を射刺すような軽蔑の👀には
私も耐えられない
ピカピカに磨き上げた日本車に乗り
歩いている人がいるという眼差し
私は車道を脱兎のごとく横切り住宅街の中へ消えた
住宅街でも人がいない(家の中から声はすれど)
首都中心地まで出てくるとやっと人が歩いている
なんか安心するというか平常に戻れた
肝の小さな私の散歩風景です
やっぱり
3地区へ入ると着飾ったモンゴル正装をした
人達が挨拶を終わり家々から出てきて賑わっていた
でも普段会う人とは一人としてすれ違わなかった
普段見慣れない人たちばかり商店街も事務所も閉まり
早々に私は自宅へ向かう
跨線橋の上まで来て例の場所を見ると
来た時より状況は酷くなっていた
肺一杯に吸い込んで今日の散歩は終了
これが私の変わらぬ一日である
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