絶対的な物から
ついに使い慣れたオリンパスTG-610が壊れた
随分、無茶な使い方をしても壊れなかった商品
スイッチが上手くつながらない(電気系統の断線?)
接続コネクターを使いPCへの写真転送は可能
思えば!
昭和50年代まで各種電化製品は壊れない物を
各メーカーは日本中に広めた
壊れない製品がキャッチフレーズで
とと姉ちゃんでもお馴染みのフレーズ
しかし、壊れない製品じゃ経済が活性化しないと
わざと何処かに壊れやすい(耐久性の短い)部品を
使用しだした
一番は部品を内蔵する本体の頑丈性に
以前は壊しても壊れない本体から
強く押すと凹む様な薄ぺら鉄板に
次は巧妙な技術で基盤や各種部品の中に
寿命の短い部品を使うなどして
買い替えを促進する
こうして各種電化商品の買い替え回転率を上げ
商品の早期循環率を上げていった
そこで経済も業界も思い通りになり
何とか景気と煽り日本経済は発展した
この時に世界へ打って出れば今でも家電メーカーの
天下は思い通りだったかもしれないが
1億3千万人の需要で内向き経済を推進した
壊す物に
壊れない製品から壊す製品にシフトを切り替えると
意思疎通の難しい契約書ありきの国より
国内販売を強化したほうが利益率も高い
そこで各社は部品を単品売りの販売作戦に切りかえ
海外戦略を韓国・台湾に委ねた
韓国・台湾の戦略は米国産業の物真似産業
結果は現状であろう
そこから日本も
産業も教育もこのあたりからおかしく成った
団塊世代からおかしくなった
我々世代の子供から日本は急激に変化した
働かなくなった子・引きこもりの子・家庭内で暴れる子等
一番は正規社員制度が崩れだした
オカシク成れば、それを修正したり
元に戻すことはできなくなる
企業自体、特殊技術伝承ができなくなっている
これなど共産主義国家と自由主義国家に似てきている
一部の伝承者だけが生き残れる社会
いずれ何かの社会変化で滅びる運命だろう
過去の歴史を思い出せば栄えたであろう文化都市が
忽然と消え何百・千年後にジャングルや砂漠から
遺跡として発見される
壊れていく運命
昔のように素人でも分解してゴチャゴチャいじって
配線をつないだり半田ごてで部品交換をすれば
元通りに治るような半アナログ化も
文明がなくならない手立てかもしれない
そういうことで温かくなる春まで
我がブログ記事と写真は自宅窓から
西の黄昏記事が続くだろう