馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

元旦の過ごし方(初日没を拝みに)

2015-01-02 06:10:43 | 家族・兄弟姉妹・その他

お国変われば!

モンゴルでは例年、国会議事堂前広場や各県庁広場に集まりカウントダウンを行い
花火を上げて一年を締めくくり新たな年を祝う(日本では除夜の鐘を聞き、初詣をする)

市民はシャンペンを飲み交わし新年を祝う!日本と似ている所がある

家族は新年を明け方まで騒いで過ごすからお昼頃まで寝ている 

        

家族で過ごす

各家族はめいめい遊園地や郊外へ出かけ家族だけで新年を過ごす、
大体子供が喜ぶような過ごし方を選択する(首都を東西に流れるトーラ川へ行き)

川へ行って何をしている?凍結した氷上でソリ遊びして子供を喜ばせる

私もニワカ亭主を依頼され12歳の餓鬼を引き連れて何時ものトーラ川へ出かける
今年は二家族の車が私達に付いてきてタイヤでソリ遊びに興じだした

私達は安価なソリを工夫して綿ロープで塩ビ・ソリを補強(12歳とはいえ大人の身体・体重)
こ奴ら餓鬼は身長が170cmを越えているが精神は12歳の子供なのである 

        

楽しみ方は家族色

全て予算の上で家族の遊びを行う!大半の家族は近場のトーラ川(5km圏内)で
ソリ遊びを楽しむ、其処は大勢の家族が楽しむから12歳の餓鬼を満足させるには無理
無理が生じる、危険防止も考慮し広大な場所がを探し出したのがこの場所である

他の家族が居ない場所で思い切り堪能させるには此処は最適である、今年は三家族に
よるソリ遊びとなった、車でソリを引き豪快に引くから注意が必要になる

車同士がすれ違えば大事故が起きる可能性がある、お互い運転手は同時に車を
走らせない!走っても反対側を走るくらいの配慮をして事故が起きないようにする

遊ぶ場所が凍結した川の上である、元旦の首都はマイナス20度、郊外は首都より
マイナス5度は低い、まして川の上は尚更、5度は低くなる・・要するに遊ぶ場所は
マイナス30度の凍結したトーラ川の氷上・・餓鬼が寒い寒いと言いながら楽しんでいる

普通なら寒いから帰ろうとか止めようというところだが餓鬼は止めない
私は10分ぐらい氷上に立っただけで靴底から痺れるような寒さが上がってくる  

        

初夕日を

午後2時半に首都を出発し1時間ぐらい走りテレルジまで行く片道50kmの場所
此処が例年遊びなれている場所である、トーラ川が全面凍結するのは12月末!

元旦の今日は全面凍結の初期段階、危険が伴う全面凍結の川、私も初めて凍結初期
の川を体験する、氷がガラスのように透明な美しい氷が張っている・・だから川底の石が
見えている、感動と恐怖が入り混じる!車の重みで氷がひび割れする

氷の厚みが5cmあれば割れる事はないが初期凍結氷の厚みは20cm以上あるので
安心して遊べるというか糞度胸である!車を走らせると重みで氷が割れる音がする

車を止めて見ると新しいヒビが走っている、他の二家族は私が走っている場所を
走れないが私の車が大丈夫と分ると恐る恐る付いて走り楽しんでいる

餓鬼たちも川底が見えるのが怖いのか奇声を上げる・・長野県・諏訪湖の御神渡り現象
トーラ川でも両岸から氷に押されて凍結の薄い場所が割れて氷が盛り上がる現象
今回初期の氷の割れ目が出来た場所を鮮明に見ることが出来た

2月・3月になると全面凍結した氷の上を湧水が噴出して凍結した氷の上を水が流れ
サンドイッチ上に氷が何層にも氷が凍結していく、厚みのある所では2m以上にもなる 

              

首都を午後2時半に出発し3時半頃に到着!2時間近く遊んで首都へ帰路する
日没の時間が午後5時4分とデジタルに記録されている

老人の私には元旦の初日の出を見に行くには無理がある!大晦日、疲れて熟睡
目が覚めたのはお昼過ぎ!若い家族に催促され出発したのが午後2時半と言う事に
なった次第である・・初日の出もいいが元旦の夕日・日没もいいものである
 

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