午後の雪
一昨日は深夜から朝方はマイナス17度まで下がる
まだ晩秋とか初冬と思っていたが現実は真冬です
長く(半年間)辛い酷寒の地の冬が居座ってしまった
いま記事を書いている午後1時でマイナス4度である
モンゴルで積雪は珍しい光景である
明け方積雪していても太陽が出ると蒸発してしまう
融けるのではなく太陽熱で雪を融かし蒸発させる
乾燥した大地である
湿度が少ないから過ごし易い
夕方の雪
雪雲に覆われた空は太陽を遮断する
雪明りと街灯が照らす明るさで微妙な景色
マイナス17度の外気温度に初めてスェットパンツを履き
ズボンと二枚重ね着で散歩に出掛けた
たった一枚重ねるだけでこうも違うのか
ズボン一枚だと野良公と同じになる
寒さで小用が激しくなる
トイレを出た途端、もようしてくる
厳寒期の散歩はトイレ探しと確保の散歩
日本では考えられない寒さです
トイレを我慢するとお漏らしをする羽目になる
現地人は何処にでもするから問題ないが
日本人の私はそうはいかない・・できない
夏場の時から使用できるトイレを探しておく
日本と違い現地のビルはトイレが皆無
有っても一般の人には使用させない
そこで現地人は野良公と同じで何処にでもチョイ立ち
昔は大変でした・・トイレが何処にあるか分からず
探し当て飛び込むと厄介だから
散歩コースはトイレ有りコースを設定する
今年も後戻りできない季節に突入した
でもこれから何度も秋らしい晴天もある
彷徨う雪
モンゴルは乾燥した大地だから雪はパウダースノー
スキー愛好家には最高の雪だが積雪が難しい土地でもある
粉雪は生き物のように動き回る
道路の端や窪地に粉雪の吹き溜まりを作る
郊外の幹線道路は草原へ簡単に入り込めないように
深いU字溝が掘られている
其処へ粉雪が吹き溜まりを作る
実情を知らない人や酔っ払いは其処へ車を落とす
深夜マイナス20・30度の時に事故を起こすと死ぬ事になる
運がよければ通り掛かりの人に助けられるが運がないと凍死する
これがモンゴルの冬である
屋外は
寒いから仕事止めなんて言っていられない
サイロへ小麦を入れ裏手の製粉作業所では何十人という
臨時作業員が24時間態勢で製粉製造をしている
作業している人も大変だが写真を写している私も寒い
北風が煤煙を南の彼方へ吹き飛ばしてくれたので
昨夜の画像は鮮明に写っています
寒い冬が来たーぞ!
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