競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

2014年のアニメ第1位

2015年01月20日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日はいよいよ第1位の発表です。
アニメ作品部門第1位は、キルラキル KILL la KILLでした。

人衣一体!神衣!鮮血!

2014年のアニメ第1位は、2013年7位だったキルラキルでした。

アニメはある意味リアリティを追及しないといけないものですが、アニメはアニメである時点でファンタジーです。妄想を膨らますだけ膨らませた作品もアニメと言えます。キルラキルはその最たるものでした。
思い起こせば、最終回宇宙から落ちてくる流子を受け止めるシーン。なんであの場所に落ちてきたのか? たくさんの仲間(全員裸)がいたとはいえ、なんでみんなで受け止めることができたのか? 冷静になって考えれば、絶対ありえないことですよね。

アニメが2クールで放送されると、たいてい2クールが始まった頃につまらなくなります。キルラキルも2クール開始と同時に三都制圧襲学旅行編が始まるのですが、これがつまらなかった。典型的な中だるみです。
このまま消えるのかと思いきや、皐月が羅暁(らぎょう)と縫に反旗を翻したあたりからまたおもしろくなりました。生徒会四天王とヌーディストビーチが合流して羅暁のリヴォックス社への殴り込み。流子と皐月は姉妹で、羅暁の娘だったという事実。羅暁の地球征服の野望。このアニメ、20話以降はとてつもなくおもしろくなりました。

2013年放送分では満艦飾マコがいい味を出してましたが、2014年放送分でも引き続きいい味を出してました。最後の数話はくどいと感じてしまうストーリーでしたが、マコがいいテンポを与え、それを回避してました。アニメーターのセンスが光るキャラクターでしたね。

要所要所に出てくる文字が大きすぎますよ。

テーマ曲部門第1位は、一週間フレンズ。のED曲、奏(雨宮天)でした。
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テレビサイズ(最終回)
PV

雨宮天HP
雨宮天オフィシャルブログ 天模様

2014年突如現れた声優、雨宮天。彼女が藤宮香織の役名で歌った奏(かなで)を2014年テーマ曲1位としました。ちなみに、天は「そら」と読むそうです。うん、DQNネームだ。

奏は2004年スキマスイッチが発表した曲です。つまり、カバー曲。当チャートでは今まで2回カバー曲が1位になってます。2009年そらのおとしもののED曲、岬めぐりと、2011年あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のED曲、secret base -君がくれたもの-の2曲。それ以外にもたくさんのカバー曲がベスト10入りしました。
それらのカバー曲すべて共通してることがあります。私の知ってる曲ばかりだったのです。一方、奏はまったく知らない曲でした。でも、この曲は2~3回聴いただけで私の心に入り込んできました。すばらしい曲です。
以前こんな投稿をYou Tubeで見ました。「アニソンは一般の曲よりすぐれてる」 奏を聴くたびに思います。その説は絶対間違ってると。アニソンは流行曲よりずーっと下ですよ。

しかし、奏はいろんな人がカバーしてますねぇ。雨宮天嬢の奏が発表された直後、こんな人もカバーしてました。そして、ついにはこんなコラボレーションが。デビューして間もないアニメの声優さんを伝統のミュージックフェアに出演させていいのかいな?

2014年のアニメ第2位

2015年01月19日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第2位の発表です。
アニメ作品部門第2位は、繰繰れ!コックリさんでした。

かぷめんは入らないのでせうか?

このアニメはおもしろかった。ほんとうにおもしろかったです。自らを人形と呼ぶ電波系少女市松こひなと、彼女に憑りついたコックリさんの掛け合い。これに狗神が加わり、信楽が加わります。あまりの新感覚なギャグに毎回毎回大爆笑でした。またナレーターの田村ゆかり嬢も秀逸でした。あの声優さんにこんな技量があるとは思えませんでしたよ。
あまりのおもしろさに、私は4話くらいで当チャート1位にしてました。

ただ、このアニメ、10話でいきなりつまらなくなりました。毎回毎回同じようなギャグで、どうも飽きてしまったようです。それで2位に落としました。
当チャートで1位になったギャグ系アニメはいくつかありましたが、すべて尻上がりにおもしろくなってました。どんなにおもしろいアニメでも、ワンパターンはダメですね。最後まで新鮮なネタを提供してないとだめです。

コックリさんは1話では25歳と言ってましたけど、女体化したときは17歳に見えましたね。

テーマ曲部門第2位は、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのED曲、Walk Like an Egyptian(The Bangles)でした。
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PV(原曲)

前にも書きましたが、私は2年ばかし洋楽を熱狂的に聴いてた時期がありました。The BanglesのWalk Like an Egyptian。この曲はその頃聴いてた曲です。2クールもこの曲を聴かされました。ここまでプッシュされると、この順位にせざるを得ないですよ。
思えば、ジョジョの奇妙な冒険の登場人物は、洋楽のアーティストの名前がよく見られます。スピードワゴン財団の名前は、In Your Letter(涙のレター)を歌ってたREO Speedwagonから来てるし、両腕とも右腕な男J・ガイルは、Centerfold(堕ちた天使)を歌ったThe J. Geils Bandから来てます。もしやこのアニメの原作者は私と同じ年代の人? と思ったら、私の知らないアーティストの名前もかなり使ってました。私よりはるかに年期が入ってるようで。

外国の曲をそのまま主題歌に使った曲のチャートインは、2005年7位SPEED GRAPHERのOP曲、Duran DuranのGirls On Film(グラビアの美少女))以来、2例目です。

2014年のアニメ第3位

2015年01月18日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日からいよいよベスト3、第3位の発表です。
アニメ作品部門第3位は、寄生獣 セイの確率でした。

新一、仲間だ。

このアニメはただのSFアニメではありませんでした。非常に濃い人間ドラマ。新一とミギー、新一と父親、新一と母親、新一と里美、新一と加奈、そして里美と加奈。新一と里美のキスを加奈が目撃してしまったとき、このアニメはここまで表現するのかと驚いてしまいました。
新一と里美の関係も微妙でしたね。パラサイトとの闘いの中で新一の性格は少しずつ変化してます。それについていけない里美。それに気づきなんとか元に戻そうとする新一。でも、2人の間に大きな溝ができてしまったようです。

このアニメを見ててずーっと不思議に思ってたことがありました。複数のパラサイトにここまで浸食されてるのに、なんで国は動かないのか? いや、動いてましたねぇ。加奈殺害の一件で国が新一に目をつけましたが、はたして2015年放送分はどうなるのでしょうか?

当チャートは2002年からつけ始めています。2003年3位に花田少年史、9位にエアマスターが入りました。が、それ以降日テレのアニメはチャートインせず、寄生獣 セイの確率は11年ぶりのチャートインとなりました。思えばDEATH NOTE・NANA・MONSTERなどはベスト10級の作品だったのですが、私の評価はイマイチで、1~3話で切っちゃいました。

テーマ曲部門第3位は、鬼灯の冷徹のOP曲、地獄の沙汰も君次第(地獄の沙汰オールスターズ)でした。
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去年2014年はこの楽曲から始まりましたね。ある日ゲーセンでゲームをしてたとき、突如この曲が流れてきたのですが、これを機にゲームがノリノリになりましたよ。

そのアニメに出演している複数の声優によるその場限りのユニット。我がアニソンの理想論です。2年前は1曲(イクシオンサーガDTのOP曲、DT捨テル)だけでしたが、去年もこれ1曲だけでした。でも、11位と15位もそんなユニットだったし、16位以下にも複数ありましたよ。
そのアニメに出演している複数の声優によるその場限りのユニット、まだまだ生存してるようです。2015年もTHE BLUE HEARTSの名曲を聴いたような。

2014年のアニメ第4位

2015年01月16日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第4位の発表です。
アニメ作品部門第4位は、東京ESPでした。

頭蓋粉砕蹴り!

このアニメはすごいアニメでした。たった1人の女の子をみんなで寄ってたかってフルボッコにして、最後は国が法律を作って強制収容するというひどいストーリー。それでもこのアニメの主人公、漆葉リンカは徹底抗戦しました。
このアニメのもう1つの特徴は、敵のボスの教授と美奈実、この2人が国家に対して反乱を起こす理由は十分理解できます。単なる悪党ではなく、理由のある悪党は強烈です。

このアニメの最後の2話は強烈でした。宙に浮いた国会議事堂にリンカを始め、リンカに共感する警官隊と収容所で知り合った反町が突入。さらに黒井小節と江戸山紫と大空歩が乱入し、国会議事堂を奪還。あのシーンは爽快でした。

ただ、このアニメには1つ、どうしようもなく納得いかないシーンがありました。最後教授にとどめを刺した天女と、そのそばにいた風神の正体は? 最終回の最後に突然あんなキャラを出すのは反則ですよ。

リンカは黒井小節に住んでたアパートを放火されたのに、なんで彼女を仲間に入れたんだ?

テーマ曲部門第4位は、アルドノア・ゼロのOP曲、heavenly blue(Kalafina)でした。
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Kalafinaと言ったら、自分的にはNHKの智的番組、歴史秘話ヒストリアですね。ラストに流れるKalafinaの高貴な歌声は、この番組にふさわしいものです。その一方で、Kalafinaと言えばアニソン。空の境界シリーズやFateシリーズにかかせない歌唱ユニットとなりました。

この曲の歌い出し(Aメロ)では、不快な感情を歌にして吐きしてます。が、BメロではKalafinaならではの美しいヴォーカル。Kalafinaを育て楽曲を提供している梶浦由記氏のアーティストとしての腕は確かなようです。

アルドノア・ゼロの評価ですが、始まった当初はおもしろかったのですが、伊奈帆の超人的な活躍がだんだん胡散臭く感じるようになりました。中だるみもあったので、ベスト10から除外しました。
ただ、最後の決戦は衝撃的でしたねぇ。伊奈帆・アセイラム姫・ザーツバルム伯爵の主要3登場人物の戦死。呆然とするスレイン。これは衝撃的な結末でした。
ただし、このアニメには2期があります。この3人はどうなったんだと思ったら、3人とも生きてましたねぇ(アセイラム姫は植物人間状態でしたが)。これはしらけますよ。1人くらいの奇跡は許せますが、3人とも生存してたなんて。製作者、少しは考えろよと言いたいです!

2014年のアニメ第5位

2015年01月15日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第5位の発表です。
アニメ作品部門第5位は、ノラガミでした。

あなたに御縁があらんことを!

このアニメのクライマックスは9話でした。夜トに神器にしてもらったのに、悪事ばかり働く雪音。雪音が悪いことを働くたびに夜トの身体が穢れていき、ついには夜トは重篤になってしまいます。大黒・真喩(まゆ)・兆麻(かずま)が禊を行いますが、雪音は妖に落ちる寸前に。その瞬間ひよりが叫び、さらに夜トの一言で雪音が戻ってきます。あれは心に残る演出でした。

が、それに続いて禍津神(まがつかみ)の蠃蚌(らぼ)が出てくると、このアニメはとたんにつまらなくなりまた。ちょっと調べたら、蠃蚌は原作には登場しないキャラなんだとか。2013年放送されたとある科学の超電磁砲Sは、前半の原作部分はおもしろかったのですが、後半のアニメオリジナル部分はイマイチでした。これとまったく同じです。
アニメ化されたマンガ(ライトノベル)は、その作品がおもしろかったからアニメ化されたんだと思います。アニメーターが勝手にストーリーを加えたら、原作が持つ独特な味が落ちます。よくない行為です。

このアニメでもっとも記憶に残ったキャラは野良。声優は釘宮理恵。彼女の演技力はすさまじく向上しましたねぇ。5年前まではただのツンデレ声優だと思ってましたよ。
最近はたまごっちや銀魂・フェアリーテイルなどのメジャーなアニメに出演してるせいか、深夜アニメの出番は少なくなりましたが、それでも味のある脇役を多くこなしてます。2014年だけでも、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースの女の子、selector spread WIXOSSのウリス、ウィッチクラフトワークスの指令を出す魔女、東京喰種トーキョーグールの鈴屋什造等々…、ただ、マンガ家さんとアシスタントさんとの黒井せなは、ちょっと前の釘宮理恵でしたね。

5円でなんでもやってくれるのなら、私だったらトイレ掃除をお願いします。

テーマ曲部門第5位は、電気街の本屋さんのOP曲、齧りかけの林檎(竹達彩奈)でした。

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竹達彩奈スペシャルサイト
竹達彩奈オフィシャルファンクラブ あやちょこワンだふる
竹達彩奈オフィシャルブログ Strawberry Candy

この曲の作曲者は筒美京平、う~ん、私たちの世代は筒美先生の曲を聴くと、何かを感じてしまうんですよねぇ。

吉野家に牛丼を食べに行くと、竹達彩奈嬢のインタビューと彼女の歌声が集中的に流れてたときがありましたね。最近吉野家に行ってないけど、今はどうなんだろう?

2014年のアニメ第6位

2015年01月13日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第6位の発表です。
アニメ作品部門第6位は、鬼灯の冷徹でした。

地獄をのぞいてみませんか?

このアニメを評価する言葉はただ1つ、おもしろかった。これ以上はありません。あまりにも人類くさい地獄はほんと、おもしろかったです。
ま、一つ文句を言わせていただければ、ナレーターの稲川さんの起用はちょっと失敗でしたねぇ。明らかに浮いてました。地獄=心霊現象=稲川淳二てことで彼を起用したんだと思うけど、いつもの心霊語りの稲川さんを引き出すことはできてませんでしたね。

1話のED曲が日立のCMのパロディだった等、かなりロコツなパロディネタの連続でしたが、妖怪ウォッチと比べたらまだかわいい方でしたね。

テーマ曲部門第6位は、健全ロボ ダイミダラーのOP曲、健全ロボ ダイミダラー(遠藤会)でした。
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遠藤会HP

遠藤会とはランティスレーベル所属の男性4人組ユニット。テレビCM(たぶんPVの流用)を見ると893ぽいですが、全員かたぎなんだとか。ちなみに、リーダー格の遠藤正明氏は、JAM Projectのメンバーでもあります。
正統派である一方、お笑いをほどよく歌詞に散りばめたロボットアニメの主題歌でした。まるで永井豪ロボットアニメのテーマ曲。ただ、OPアニメの最後の方で敵・味方が仲良くランデブーしてます。私はずーっと不思議に思ってましたが、最終回にその答えがありましたね。

最近のU局の深夜アニメは、東京MXでは放送するがtvkでは放送しないアニメばかりになってしまいましたが、健全ロボ ダイミダラーは逆でした。でも、この手のエロアニメは、AT-Xで見ないとダメなような…

2014年のアニメ第7位

2015年01月11日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第7位の発表です。
アニメ作品部門第7位は、クロスアンジュ CROSS ANGE 天使と竜の輪舞でした。

そういうことだから、みんな、わかったわね。

人類が高度に進化し、すべての人がマナと呼ばれる超能力を身につけた世界。が、極稀にマナを使えない女の子が産まれることがあった。そんな子どもたちはノーマと呼ばれ、蔑まれ、隔離され、軍役に就かされる。すごい基本設定です。人類はどんなに高度に進化しても、差別は絶対になくならないと言いたいようですね。
差別をもっとも痛感したのは、9話。主人公アンジュは妹救出のため基地を抜け出し生まれ故郷に戻りますが、その妹に裏切られ、罵られ、処刑台に。人間はここまで残酷になれる。ひどい話でした。

このアニメ、12話(2014年放送分)まではおもしろく見ることができました。ただ、物語の端々にへんな方向に向かう匂いを感じましたね。このアニメを作ってる会社はサンライズ。サンライズと言うと、当チャート的には2つの作品が思い浮かびます。1つは2006年から2007年にかけて放送されたコードギアス 反逆のルルーシュ(1期)。当アニメ、最初の年はそこそこ面白く8位に。2年目は爆発的におもしろくなり、1位を獲得してます。
もう1つの作品は、2013年放送された革命機ヴァルヴレイヴ。このアニメ、前半がとてもおもしろく、後半を期待したのですが、後半は完全にドッチラケ状態。何か大事な時間を奪われた気がしました。
クロスアンジュははたしてコードギアスになるのか、はたまた革命機ヴァルヴレイヴになるのか? なんか、戦ってる最中変な歌を歌ってましたよねぇ。あれは戦姫絶唱シンフォギアの方に向かうサインなのかな?

ドラゴンはなんで都市に現れず、アンジュたちがいる基地(アルゼナル)の周辺にだけ現れるんでしょうねぇ。

テーマ曲部門第7位は、のうりんのOP曲、秘密の扉から会いにきて(田村ゆかり)でした。
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田村ゆかりオフィシャルウェブサイト

今や深夜アニメにはかかすことはできなくなった田村ゆかり嬢の歌声。でも、我が琴線に触れることはめったになく、ソロ曲のチャートインは2010年B型H系のOP曲おしえてA to Z(2位)と同アニメのED曲裸足のプリンセス(10位)だけ。秘密の扉から会いにきてはそれ以来のチャートインとなりました。

2014年田村ゆかり嬢最大のニュースは、永遠の17歳を放棄したことかな?

2014年のアニメ第8位

2015年01月09日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第8位の発表です。
アニメ作品部門第8位は、信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTOでした。

とりあえず天下取りに行っとく?

このアニメを評価するとき、比較に用いたアニメは2012年放送の織田信奈の野望。織田信奈の野望では現代からタイムスリップしてきた高校生相良良晴が木下藤吉郎と入れ替わりますが、信長協奏曲ではサブローが織田信長そのものと入れ替わります。また、織田信奈の野望の世界では、最初に生まれた子が家督を継ぐというルールがあり、そのせいか武将の半分(実際は8割くらい)は女の子でした。それに対し信長協奏曲では、ほぼ史実を尊重してました。ただ、木下藤吉郎は今川家の間者で、今川家滅亡後は織田信長の命を狙うという設定がありましたね。
織田信奈の野望を振り返ってみると、当チャートでは12位でした。かなり興味深いアニメでしたが、相良良晴が現代を振り返らないのは不自然ではないのかという疑問がわいて、ベスト10から落としました。でも、それ以外にも気に喰わない箇所があったのも事実。それに対し信長協奏曲は、史実を尊重したせいか、不自然と思われる箇所はあまり見当たりませんでした。信長協奏曲を10位以内に入れたのは、それもポイントになってます。

現代のアニメの大半は制作委員会方式。そのアニメから利益を得たい複数の企業が制作委員会を作り、アニメ番組を製作してます。ちょっと前は、テレビ局とアニメ制作会社が話し合ってアニメ番組を作ってました。実は信長協奏曲は、これらとは違う方式で作られてます。なんと放映したフジテレビ自身が作ったアニメなのです。なんか、40年前の番組て感じですね。
信長協奏曲はメディアミックスされたアニメ。まずアニメが作られ、次に月9ドラマが作られ、最後は実写映画が作られます。アニメ版信長協奏曲は明智光秀(真実の信長)の比叡山焼き討ちで終わります。その続きを見たいけど、う~ん、続編はアニメではやらないでしょうねぇ…

織田信長は深夜アニメではよく使われるキャラですが、2014年でも信長協奏曲以外にノブナガ・ザ・フールとノブナガンでも使われてました。実は信長協奏曲の信長(サブロー)とノブナガ・ザ・フールのノブナガは、同じ声優(宮野真守)だったんですよ。まったく性格の違うノブナガなのに。ついでに書くと、信長協奏曲の明智光秀とノブナガ・ザ・フールのトヨトミ・ヒデヨシも同じ声優(梶裕貴)でした。

テーマ曲部門第8位は、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのOP曲、STAND PROUD(橋本仁)でした。
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橋本仁公式HP

深夜アニメはたいてい1クールで終わります。2クール放送されるアニメもありますが、そんなアニメはクールが変わるとテーマ曲も変わってしまいます。しかし、1クールではそのテーマ曲を覚えきる前に終わってしまいます。そんな中、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースは2クールで放送され、テーマ曲もずーっと変わりませんでした。こんな下敷きがあったからこそ、このアニソンを評価できたんだと思います。
ちなみに、当アニメ1クール終了時点では、この曲はまったく評価してませんでした。

橋本仁という人物を検索してみると、平成仮面ライダー、特に仮面ライダークウガのテーマ曲を歌ってたようです。でも、アニメ番組とはあまり関係してないようで。tvkでこんな番組をやってるようですが、最近tvkは競馬中継以外めったに見ないので、まったくわかりません。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースの評価ですが、16話くらいまでは楽しく見てたんですがねぇ、最後は飽きました。18話くらいから承太郎VSディオの直接対決が始まっていれば、もっと評価を上げてたのですが。

2014年のアニメ第9位

2015年01月08日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。今日は第9位の発表です。
アニメ作品部門第9位は、ブラック・ブレット BLACK BULLET [黒の銃弾]でした。

死にたくなければ生きろ!

当チャートはそのアニメをトータルに評価してますが、1話1話バラして評価するとしたら、もっとも評価できる1話は、ブラックブレット第10話「東京エリア防衛線」でした。
このアニメでは人類とガストレアと呼ばれる生物(怪獣)との対決を描いてました。人類の最大の武器はイニシエーターと呼ばれる子どもたち。しかし、この子どもたち(呪われた子どもたち)は人類に嫌われ、徹底的に差別されてました。特にひどい話は、10話の大量爆死。呪われた子供たちがバカな人類に一気に殺されます。この話はかなりショックでした。
私がう~んと昔に見ていた特撮番組、帰ってきたウルトラマン。この中に怪獣使いと少年という話がありました。ブラックブレットの10話を見て、なんかこの話を思い出してしまいました。連太郎と延珠はいったい誰のために正義をふるってるのか? 矛盾に満ちたストーリーとなりました。
そんなジレンマを救ってくれたのが聖天使様。最終回で連太郎や延珠や民警のために幻庵祭を行います。あの光で連太郎たちばかりか、見てる私も救われたような気がしました。

とまあ、ほめまくってきたブラックブレットですが、基本このアニメはつまらないアニメでした。実のところ、10話と最終話と、延珠と盲目の少女が差別されてるシーン以外は、あまり記憶してないんですよ。最終回Bパートで天童木更が実の兄天童和光を斬り殺したシーンの意味が、いまだにわかってなかったりして。

延珠は自分をボコボコにしたティナとなんで即友達になれたんだろう?

テーマ曲部門第9位は、キャプテン・アースのED曲、アメジスト(HANA star.茅野愛衣)でした。
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去年4~6月のアニメに茅野愛衣、かやのんはたくさんのアニメで主役を演じてました。キャプテン・アースのほかにselector infected WIXOSS、ノーゲーム・ノーライフ彼女がフラグをおられたらそれでも世界は美しい等々。でも、当チャートで10位以内に入った作品は0。主題歌もキャプテン・アース以外、ノーゲーム・ノーライフのED曲彼女がフラグをおられたらのED曲も歌ってましたが、10位以内に入った作品はキャプテン・アースだけでした。出ればいいってものでもないですね。

キャプテン・アースの評価ですが、始まったころはおもしろかったのですが、話が進むにつれどんどんつまらなくなっていき、最後はドッチラケ状態。だいたい遊星歯車装置と戦ってたはずなのに、いつの間にか方舟派と呼ばれる地球人と戦ってるトンデモ展開。途中から話が読めなくなりましたよ。これでは評価できません。

かやのんは去年10月それまで所属していた事務所を辞め、フリーになったようです。そのせいか、ブログ等は発見できませんでした。フリーでうまくやってけるのかな?
しかし、かやのんの声は優しいですね。アニメ声優にふさわしい声です。

2014年のアニメ第10位

2015年01月06日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2014年アニメベスト10。いよいよ今日から順々に発表していきます。まずは第10位の作品から。
アニメ作品部門第10位は、アカメが斬る! AKAME GA KILL! TV ANIMATIONでした。

殺し屋達の生き様と死に様を、見届けろ。

このアニメは最初のうちはつまらないアニメでした。ギャグの部分とサスペンス(シリアス)の部分のメリハリがいい加減だった上に、ギャグの箇所がイマイチ。でも、敵方(イェ-ガーズ)の女ボス、エスデスが主人公側の組織(ナイトレイド)のタツミに一方的に恋心を抱いたあたりから面白くなりました。
後半はナイトレイドとイェーガーズの壮絶な殺し合いに。結局生き残ったキャラは、ナイトレイド側ではアカメと隊長、イェーガーズ側ではウェイブとランだけ。ま、ウェイブもランも、最後はナイトレイド側についてましたが。
ナイトレイド側で一番気になった戦死者はマインでした。彼女は生きて平和な世の中になってたら、タツミと結ばれる気だったのかな?
イェーガーズ側ではボルスが気になりましたね。へんちょこりんな覆面を被ってるというのに、美人な嫁さんとかわいい娘さんがいました。彼の死後嫁さんと娘さんはどうなったのか気になってましたが、最終回で2人とも慈善事業をやってましたね。あの映像を見て、何か救われたような気がしました。

このアニメで気に食わなかったことは、ボカシが多すぎたこと。最終回でもエステスの左腕が斬り落とされるシーンでは、画面全体が真っ暗になりました。あの過剰なボカシは必要だったのでしょうか? フジテレビ放送のPSYCHO-PASSで犯人をドミネーターで射殺するシーンは、東京MXでは絶対放送不可でしょうね。

このアニメのタイトルは、アカメが斬る!。でも、最終回以外はタツミが斬る!でしたね。

テーマ曲部門第10位は、月刊少女野崎くんのED曲、ウラオモテ・フォーチュン(小澤亜李)でした。
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小澤亜李ブログ 青空ステップ!

2014年アニメテーマ曲10位は、小澤亜李嬢が佐倉千代という役名で歌ったウラオモテ・フォーチュンでした。て、小澤亜李(ありと読むそうです)という名前を最初に見たアニメは、当の月刊少女野崎くん。調べてみたら、やはり月刊少女野崎くんが最初の主役級の仕事でした。
しかし、すさまじくエコーがかかってる曲ですねぇ。ほんとうの歌唱力はどんなものなんでしょうか?