日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

バレンタイン/ネジチョコの思いは

2018-02-14 11:20:06 | 日記
今日はバレンタイン。
でもどこからもチョコレートは飛んで来そうにない。
会社生活の時は、いくつかの義理チョコが社内メールで届いていた。
ちょっと季節感が無くなり、寂しい気がする。
3月のホワイトデーに向けてお返しを探すウキウキ感もあったのだが。

2016年のバレンタインの時に話題となり始めていた『ネジチョコ』が、今年も話題となっているようである。
今日、本命には『ボルト』だけ渡して、
3月14日に『ナット』がついて帰ってくる・・・
・・なんてロマンチックではないか。

小生も、発売された年の後半だったか、九州出張のお土産でこのチョコレートを頂いた事がある。
この時の写真は消去してしまったので、メーカーの「グランダジュール」さんのHPの写真をお借りしたが、精巧にできたチョコレートで作られたネジで、ボルトとナットがきっちりあわさる事に関心した記憶がある。


相思相愛を確認するにはベストグッズかもしれない。

この「ネジチョコ」は、福岡県北九州市の菓子店「グランダジュール」が販売されているという商品で、
2016年2月に発売以来、爆発的に売れ始め、品切れ状態が続いているとの事である。
 菓子店「グランダジュール」さんURL

最近の朝日新聞デジタルの記事では
『実際に締まる「ネジチョコ」、注文殺到 米国でも販売へ』
ネジチョコは、北九州市小倉南区の菓子店「グランダジュール」が開発、2016年2月に販売を始めた。
前年に八幡製鉄所旧本事務所などが「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に選ばれた直後、菓子店を運営する通信サービス会社の社長で北九州市出身の吉武太志さん(45)が思い立つ。「鉄の街、ものづくりの街、世界遺産のある街・北九州をアピールする土産を作ろう」
との記載があった。

よく似たボルトナットの商品が神戸のチョコファクトリー神戸フランツから「工具チョコR」(登録商標)で販売されているようであるが、北九州が本家本元の様である。

この記事を書いていて、日本の製鉄所もだんだん元気がなくなっている事が気になった。
九州の官営八幡製鉄所の関連施設が世界遺産には登録されたが、スペースワールドも閉鎖され、昔から製鉄所があった街という事がだんだん薄れてしまう。
富岡の製糸所も崩壊する寸前に何とか守り抜けたが、技術遺産は残して行きたいものだ。

昨年北海道旅行の途中で室蘭へも立ち寄ったが、鉄離れが進み元気がなくなってきている。



この中で、鉄の町を活性化するため、このチョコレートのネジチョコではないが、NPO法人テツプロの方々が室蘭で作られているボルトナットを使った『ボルタ君』を作り販売されている。



お土産に一つ買い求めたが、鉄棒にぶら下がったネジで作られた人形は、かなり長い間揺れ動いている。
計算された美しさと共に、機能的にも優れている。
もっと全国にこのチョコレートの様に知れ渡ればいいのであるが。
次回訪問時には工房を訪問してみたいとも考えている。

鉄から話は少し飛んでしまうが、これも退社前に気になっていた「チューブロック」というオモチャである。
配管メーカーのベンカンの大阪工場(尼崎)で社内の新規開発として立ち上げたブロック玩具であり、2016年9月に発売されているが、今日見たHPでは分社化し、新しいオフィスも立ち上げたとの事。
当初社内ベンチャーの事例として報道されていたが、頼もしい限りである。レゴブロックは世界的に有名であるが、さらなる知育ブロックとして期待したい所である。
 チューブロック社 WEB SITE

日本の物づくりは、創意工夫の塊と言われてきた。
日経新聞に技術を持った町工場が、これからさらに減っていくとの記事が出ていたが、何とか残したいものである。
このためにも、大手の会社が、自社では出来なくとも、川下へ下せるようなヒントを創成し、ベンチャー育成などで、日本全体を潤わせることが出来ないものかとも思う。




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