今日、夕方、メモをまとめている時、安倍晋三首相から『緊急事態宣言発令に向けて準備する意向』の記者会見が放映されたが、ぶら下がり取材なのか、テレビ放映があるにも係らず、国民への肝心なメッセージが発せられていなかった。
まず会見の冒頭では・・
この感染拡大の場面で、『国民への自粛要請への協力御礼』
『医療従事者への献身的な業務遂行への謝意』
さらには
『不幸にも感染されお亡くなりになられた方への哀悼・
罹患者の方々への一日も早い回復へのお見舞い』・・
が必要ではなかろうか。
あまりにも事務的で、上から目線と感じた。
そして、最後に・・
感染拡大抑止のため『国民一人一人の自制した行動』が必要であり
引き続き『人―人の感染』を避けるため『不要不急の外出の抑制』をお願いしたい
そして、もし出掛けた場合は『3蜜を避ける行動』をお願いしたい・・
などと締めくくれなかったのか。
国を司る長が『国民を愛する』という事が見えてこない。
たしかに今回の宣言は「人と人との接触を極力減らすため、これまで以上に協力いただく。
医療提供態勢を整えていくための宣言だ」ではあるが・・
あまりにも他人事のように聞こえた。
+2020-4-6 MEMO****+*+
先週の土曜日NHKのEテレで
「緊急対談 パンデミックが変える世界?歴史から何を学ぶか?」と言う番組が放映された。
(再放送は 4/9 0時からのようである)
先に、これもNHKスペシャルで『ウイルスVS人類』という番組もあったが、
世界を震撼させた『感染症の歴史』から、今回の『新型コロナウイルス感染』を
学ぶ事が出来、『見えない敵との戦い』『危機管理の難しさ』をあらためて認識した。
テレビを見ながらのメモで正確ではないが、以下の有用な事を学べた
①歴史から
・『感染症』⇒ 『他人事がない』という意識が必要(常に自分の問題)
・イタリアに感染症への意識 ⇒ 過去の『ぺスト』(LA PASTE が教本)
政府が『緊急事態発令』での受け入れ
⇒ 日本は過去の感染症を忘れている
・スペイン風邪 日本でも大流行(1918~1920)
⇒ 第二波の方がひどかった(若い人が多かった)
100人あたり 第一波 1.77人→ 第二波 5.29人
⇒ 与謝野晶子『感染の床』などでも出てくる
・『危機』であったとの記憶
⇒(水害等の災害のように) 風景が変わらないと
『印象(記憶)』に残らない
②ウイルスの変化が起こっている(長崎大学 山本教授)
ウイルス(強い) ⇒ 人への感染 ⇒ 即死亡 (感染が止まる)
↓
今回の様なウイルス ⇒ 特性が弱い ⇒ 人-人 感染拡大
(流行速度が速い)
★ グローバル化 ⇒ 人間の行動力増大 ⇒ 感染拡大
情報 ⇒ 早く出てくる
・『感染症』⇒ 政治的対応が必要(密集・移動制限)
人が生き残れる ⇒ 復興も可能
経済的不況 ⇒ 自殺者増加(1万人?)
③ウイルス学 (東大 河岡教授)
スペイン風邪 ウイルス合成 成功
(アラスカの永久凍土埋葬死者 肺中ウイルス解析)
スペイン風邪 ⇒ インフルエンザでは最強毒 だった
(猿での試験 ⇒ 感染後 100 %死亡)
今後もっと強い ウイルス発生の可能性
★感染症 ⇒ コントロール可能 ⇒ 近づかない
(防御服で防御可能)
④『新型コロナウイルス』
2019-12末 中国で大流行 ⇒ 『情報の遅れ』
⇒ 今後の展開について『想像力の不足』が問題
『感染症防御』⇒ 『最悪の事態想定』が重要
(専門会議でも意見が分かれたとの事)
⑤『防御』⇒『想像力』
スペイン風邪 から100年
人と人との接触回避 『ソーシャルディスタンス』
ワクチン無 ⇒ 感染者に近付かない
⑥今後の『爆発的感染』
同じ事が起こる可能性あり
2002 SARS ⇒ 2009 新型インフル ⇒ 2012 MERS
2014 エボラ ・・・
発生間隔が短くなっている
⑦『ウイルスの発生』~『感染拡大』
人間 ⇒ 野生動物との接触
地球温暖化が要因 (熱帯雨林)
ウイルス ⇒ 新しい宿主
(コウモリ ⇒ 豚 ・やぎ ⇒ 人間)
移動手段(グローバル・速度)⇒世界へ拡散
『感染症』⇒ 新しい病気
今回のウイルス ⇒ 7つめ(1万年前から)
コロナウイルス ⇒ 現在4つ残
⑧ウイルス『人類と一緒に生きる』
『人間の文明化』⇒ 『文明が感染症のゆりかご』
⑨『ウイルス感染』が世の中に及ぼすこと
社会での偏見 ⇒『感染・次は自分』と言う事
・・を考える
フィナンシャルタイム ユバル 氏 投稿記事(日経記事)
<課題事項>
ⅰ) 全体的監視(感染者IT監視) / エンパワーメント
↓
市民の自己決定力
ⅱ)国家主義の孤立(自国優先) / グローバル化
⑩『日本』の今後は
外出自粛 ⇒ 連帯して立ち向かう重要性
衛生観念高い
この番組から
これまでの『危機管理』で、『過去の災害を忘れない』と書いてきたが、今回の『新型コロナウイルス』から、『見えない危機』は忘れ去られる可能性がある事が判り、『未知の事態に対し』あらたな『危機対応』も必要となる事が判った。
もう少し考えてみたい・・
この他、土曜日の夜には、この番組の前に民放で『クルーズ船での軽症感染者』を受け入れた、岡崎の『藤田医科大』での『院内感染防止対策』についての報道もあったが、
やはり『感染症防止』は『人―人感染』を避ける事と、汚染された空間での『接触回避』が重要である事が判った。
さらに、先のNHKの『パンデミックとの闘い』と言う番組では、密集空間での【マイクロ飛沫拡散】が感染拡大の要因と言及されており、『感染抑止』のさらなる対応が必要な事も理解できた。
<NHKの放送画面>

まず会見の冒頭では・・
この感染拡大の場面で、『国民への自粛要請への協力御礼』
『医療従事者への献身的な業務遂行への謝意』
さらには
『不幸にも感染されお亡くなりになられた方への哀悼・
罹患者の方々への一日も早い回復へのお見舞い』・・
が必要ではなかろうか。
あまりにも事務的で、上から目線と感じた。
そして、最後に・・
感染拡大抑止のため『国民一人一人の自制した行動』が必要であり
引き続き『人―人の感染』を避けるため『不要不急の外出の抑制』をお願いしたい
そして、もし出掛けた場合は『3蜜を避ける行動』をお願いしたい・・
などと締めくくれなかったのか。
国を司る長が『国民を愛する』という事が見えてこない。
たしかに今回の宣言は「人と人との接触を極力減らすため、これまで以上に協力いただく。
医療提供態勢を整えていくための宣言だ」ではあるが・・
あまりにも他人事のように聞こえた。
+2020-4-6 MEMO****+*+
先週の土曜日NHKのEテレで
「緊急対談 パンデミックが変える世界?歴史から何を学ぶか?」と言う番組が放映された。
(再放送は 4/9 0時からのようである)
先に、これもNHKスペシャルで『ウイルスVS人類』という番組もあったが、
世界を震撼させた『感染症の歴史』から、今回の『新型コロナウイルス感染』を
学ぶ事が出来、『見えない敵との戦い』『危機管理の難しさ』をあらためて認識した。
テレビを見ながらのメモで正確ではないが、以下の有用な事を学べた
①歴史から
・『感染症』⇒ 『他人事がない』という意識が必要(常に自分の問題)
・イタリアに感染症への意識 ⇒ 過去の『ぺスト』(LA PASTE が教本)
政府が『緊急事態発令』での受け入れ
⇒ 日本は過去の感染症を忘れている
・スペイン風邪 日本でも大流行(1918~1920)
⇒ 第二波の方がひどかった(若い人が多かった)
100人あたり 第一波 1.77人→ 第二波 5.29人
⇒ 与謝野晶子『感染の床』などでも出てくる
・『危機』であったとの記憶
⇒(水害等の災害のように) 風景が変わらないと
『印象(記憶)』に残らない
②ウイルスの変化が起こっている(長崎大学 山本教授)
ウイルス(強い) ⇒ 人への感染 ⇒ 即死亡 (感染が止まる)
↓
今回の様なウイルス ⇒ 特性が弱い ⇒ 人-人 感染拡大
(流行速度が速い)
★ グローバル化 ⇒ 人間の行動力増大 ⇒ 感染拡大
情報 ⇒ 早く出てくる
・『感染症』⇒ 政治的対応が必要(密集・移動制限)
人が生き残れる ⇒ 復興も可能
経済的不況 ⇒ 自殺者増加(1万人?)
③ウイルス学 (東大 河岡教授)
スペイン風邪 ウイルス合成 成功
(アラスカの永久凍土埋葬死者 肺中ウイルス解析)
スペイン風邪 ⇒ インフルエンザでは最強毒 だった
(猿での試験 ⇒ 感染後 100 %死亡)
今後もっと強い ウイルス発生の可能性
★感染症 ⇒ コントロール可能 ⇒ 近づかない
(防御服で防御可能)
④『新型コロナウイルス』
2019-12末 中国で大流行 ⇒ 『情報の遅れ』
⇒ 今後の展開について『想像力の不足』が問題
『感染症防御』⇒ 『最悪の事態想定』が重要
(専門会議でも意見が分かれたとの事)
⑤『防御』⇒『想像力』
スペイン風邪 から100年
人と人との接触回避 『ソーシャルディスタンス』
ワクチン無 ⇒ 感染者に近付かない
⑥今後の『爆発的感染』
同じ事が起こる可能性あり
2002 SARS ⇒ 2009 新型インフル ⇒ 2012 MERS
2014 エボラ ・・・
発生間隔が短くなっている
⑦『ウイルスの発生』~『感染拡大』
人間 ⇒ 野生動物との接触
地球温暖化が要因 (熱帯雨林)
ウイルス ⇒ 新しい宿主
(コウモリ ⇒ 豚 ・やぎ ⇒ 人間)
移動手段(グローバル・速度)⇒世界へ拡散
『感染症』⇒ 新しい病気
今回のウイルス ⇒ 7つめ(1万年前から)
コロナウイルス ⇒ 現在4つ残
⑧ウイルス『人類と一緒に生きる』
『人間の文明化』⇒ 『文明が感染症のゆりかご』
⑨『ウイルス感染』が世の中に及ぼすこと
社会での偏見 ⇒『感染・次は自分』と言う事
・・を考える
フィナンシャルタイム ユバル 氏 投稿記事(日経記事)
<課題事項>
ⅰ) 全体的監視(感染者IT監視) / エンパワーメント
↓
市民の自己決定力
ⅱ)国家主義の孤立(自国優先) / グローバル化
⑩『日本』の今後は
外出自粛 ⇒ 連帯して立ち向かう重要性
衛生観念高い
この番組から
これまでの『危機管理』で、『過去の災害を忘れない』と書いてきたが、今回の『新型コロナウイルス』から、『見えない危機』は忘れ去られる可能性がある事が判り、『未知の事態に対し』あらたな『危機対応』も必要となる事が判った。
もう少し考えてみたい・・
この他、土曜日の夜には、この番組の前に民放で『クルーズ船での軽症感染者』を受け入れた、岡崎の『藤田医科大』での『院内感染防止対策』についての報道もあったが、
やはり『感染症防止』は『人―人感染』を避ける事と、汚染された空間での『接触回避』が重要である事が判った。
さらに、先のNHKの『パンデミックとの闘い』と言う番組では、密集空間での【マイクロ飛沫拡散】が感染拡大の要因と言及されており、『感染抑止』のさらなる対応が必要な事も理解できた。
<NHKの放送画面>
