日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

Windows7 2020 東京オリンピックで引退

2018-02-06 14:55:30 | 日記

1月末の日経に日本マイクロソフト社が『パソコン環境の近代化対応としてWindows 7 を2020年1月14日に、Microsoft Office 2010を2020年10月13日に延長サポートを終了させる』との発表をしたとの記事が載っていた。
WINDOWS XPのサポートが切れたのはたしか2014年だったかと思うが、セブンもついに引退となる。 各企業でのサポート体制に入るとの事であるが、個人向けはどうなるのであろうか。

今年正月にもらった会社の大先輩からの年賀状にも、Windows10(WIN10)の勉強を始めますと書かれていたが、WINXPやWIN7で慣れ親しんできた環境が WIN10となると、スタート画面から大きく変わってしまい、習熟するには時間がかかるかもしれない。
小生も一昨年タブレットマシンのSURFACEを購入時いきなりWIN10の環境を体験したが、色々な設定を行う際、WIN10の設定画面対応では出来ない部分もあった。 特に初期設定のでの画面構成が大きく異なり、従来のアイコン画面が出ているオールド画面では表示できなくなったり、周辺機器の設定時、これまでのマシンでなじんでいたコントロールパネルを探し出す事だけでも苦労した。
昨今のパソコンは、色々な操作上のマニュアルも電子ファイル等を取り出して確認を行うが、今までとは異なるカタカナ名称が氾濫しており、WIN XPや WIN7に慣れ親しんだ中高年のパソコンからの買い換え者にとっては、言語障害以上のものとなる可能性がある。

一方で、これも神戸新聞NEXT記事『就活、卒論の“敵”はPC スマホ世代「ローマ字変換に頭使う」』という記事で、最近の若い方のパソコン離れが議論されている。
大学の研究室や自宅で両親と兼用で使っているWIN7パソコンと、就職後、会社から貸与されたパソコンがWIN10、OFFICE2016となると、この環境だけでも落ちこぼれる可能性がある。

さらに悪いことには、昨今の町のパソコン教室もあまり流行っていないせいか、古いWIN7環境でWORD、EXCELなども2010であったり、教える側もWIN10でしっかり対応ができなかったりすることが多いとも聞いており、今回のWIN10へいきなり切り替わる事のギャップは大きくなる可能性もある。
逆に、年寄り対応のパソコン教室では新たなビジネスになるのかもしれないが・・

WIN10の操作方法が出ている本も立ち読みしてみたが、OLDマシンとの対比表もなく、理解は難しい限りである。
せめて量販店でパソコンを販売するときには、『クラッシック画面の設定も出来ますが』とのお助けも必要かもしれない。

これとは別に、以下は、昨年11月にネットワークプリンタの関係でWIN7で動いているマシンが故障し、復活させたときの記事であるが、WIN7でもマイクロソフト側でのサポートが得られなくなってきており、長期での使用には問題が出てきているのは否めない所である。
さらに各家庭などで使用中のプリンタも、長年使用している機種であればサポート期間が切れ、WIN10対応のドライバが提供されなかったり、これ以外にもWIN7で接続している機器が使用できないという可能性も出てくる。

東芝のパソコン事業が他社へ売却される事もあり、国内のパソコンメーカーも少なくなる中で、WIN10への移行についてはパーソナル使用のユーザー対応も十分お願いしたい所である。




<追記記事(未アップのため追記記載)>
(1)WINDOWS7搭載パソコン修理
ビジネスユースのパソコンであると寿命は4年くらい、ホームユースでもヘビーユーザーであれば6年と言われているが、小生の2010年購入の現有機も夏前からファンからか、ハードデスィクの異常かは不明であるが、ときどき異音を発するようになり点検・修理が必要となった。
このマシンも購入時は最新機種で選定したが、(過去のブログ記載)、7年も経つとCore i5、Windows7もOLDマシンンへ仲間入りする事になっている。
WIN10搭載機への買替の検討に入ったが、ネットワークで使用中のプリンタのドライバが提供されなくなっている事もあり、もう少し現有機を使い続けるためメーカー修理してみる事とした。
このプリンタは、このブログ後半で更新詳細を記しているが、CannonのMP970という優れた複合機である。 2007年に購入したが製造開始から6年以上経過のため、2014年に家内のノートパソコンをWIN7からWIN10へ載せ替え時ドライバの提供が受けれず、何とかネットワークでのプリントができる所までは対応できたが、スキャナーが使えなくなる事態となり、プリンタドライバが稼働するWIN7を残す必要があった。

話は元へもどすが、点検・修理出していたパソコンが戻ってきた。 修理内容として、異音の原因はファンであり、HDDの交換までは必要がないとのことであり、点検費用込みで2万円程度(往復送料込)で安価ですんだ。
この修理の中で、CD/DVDドライブが作動せず、新しいソフトをCDから読み込むことが出来ない問題があり、あわせて点検を要請したが、ドライバソフトが壊れているとの事で初期化が必要との事が判明した。
今回の修理ではHDDの交換の可能性もあり、初期状態となる事を想定していたためバックアップを取ったいたので、修理後は、購入状態で返送されてきた。 (購入時は初期画面までセットアップ作業がされているが、今回の返送品は初期のBIOSからのセットアップが必要で、1時間程度再起動しながらの作業となった。)
この初期化でインストールされてきたソフトは2010年のままで(当然かもしれないが・・)IEも7、無償セキュリティも2010年版で7年前に戻った形となっていた。
この作業の後、今まで使用していたセキュリティソフトを入れ込むべく2010版を消去し、最新のクラウド対応をネット環境から落とし込みインストールを試みたが、ここで大きな問題に突き当たった。
このセキュリティソフトはWINDOWS7でも作動は可能であるが、WIN7用セキュリティ対応で最も重要なSP1のパッチ当て完了が前提との事で、過去の修正プログラムを自動更新する事で落とし込んで見たが、解決できなかった。
おまけに、この初期化でIEも7へ戻り、強引に更新するとIE9までは上げれたが、これも期限切れとなっており、最新版のIE11を落とし込むとなると、これもWin 7用SP1が無いとダウンロード不可という事が判明した。
このため、別のパソコンでマイクロソフトのHPを開け、SP1の存在を探してみた所、2013年に配布は終了しており、必要な場合は、この終了告知のHPに記載ダウンロードサイトへ移行し、落とし込むことが必要なことが確認できた。 この記事のURLをIE9に無理やり打ち込み強引に開けたが、画面はつぶれたままであった。
かろうじて見える確認ボタンを探し繋ぎこんだ所、英文でダウンロードが始まり、SP1のパックに含まれていると思われるいくつかのソフトが英文と時々日本語の実行ボタンは見え隠れする中でインストールが始まった。ダウンロードの最後は日本語でのセットアップ中との画面と並行して、英文でもセットアップの表示も出初め、小一時間かかって完了となった。(手順がわからないので時間を食った可能性があるが・・。)

この間、セキュリティソフトが空白なので、マイクロソフトで準備ソフトのダウンロード警告が何回も発信され、このインストールも並行して進めながらの作業となった。 一応ダウンロードができたので、セキュリティソフト(ウイルスバスタ)のインストール、IE11のセットアップを試み、マイクロソフト作成のセキュリティソフトとバッティングした箇所が数カ所あったが、ほぼ問題なくセットアップ完了となった。

この作業を行う中で、WIN7マシンはもう過去の物なのか・・とあらためて思い知らされる事となった。
特に今回のようにネットワークの環境で使用し続ける必要がある場合、HDDクラッシュで交換が必要となった場合は、再インストールするパッチあてソフト、SP-1が必須であり、この対応が重要となる。このあたりが素人では対応が難しく、パソコン修理のプロショップにお願いすれば、復活作業に10万円も要求される事なのかもしれない。
とりあえずこれで今しばらくはプリンタが壊れるまでは使い続けれる事となった。

(2)ネットワークプリンタMP970更新
東京へ転勤時入居マンションがでは既設で各部屋へLAN回線が整備され、何台かのパソコンをそのまま繋ぎこむだけで接続が出来た経験から、帰阪後もネットワーク環境とするため、リフォーム時各部屋へLAN端子を配備した。
東京転勤前も一部の機器を無線LANで接続する事もあったが、マンションなどでは各部屋からの信号がすべて拾えなかったり、電子レンジや他の電子機器との干渉などもあり、リフォーム時のLAN埋め込みはお勧めである。
昨今Wi-Fi等でのネットワーク環境も整備できるが、部屋間で締切ると届かない場合もあり、固定回線は有用である。


 NTT回線入口(各部屋へHUBで分岐)     各部屋LAN端子
    



さらに東京転勤時、ちょうどプリンタが古くなっていたので新たに買い替える計画としており、ヨドバシでプリンタを探していた時、LAN接続のキャノン製ネットワーク複合機MP970が見つかり、少し高価であったが購入した。
帰阪後も修理可能期間の6年を過ぎても使用してきたが、昨年末、突然電源を入れても起動しない問題が発生した。キャノンのサポートへ電話を入れて確認の結果、エラーメッセージから判断すると電源基盤が破損したようである。部品対応期間も過ぎており修理は不可能との事であり、新たに購入する事となった。

仕様としては、プリンタと共にスキャン、コピー機能が必須で、いままでのLANでのネットワーク対応も構築出来る代替機を探すこととしたが、家庭用で使用可能なものはキャノンでもエプソンでも数機種しかない。おまけに最新機器はネットワーク対応がWi-Fi接続で、これをLANへ繋ぎ込むとなるとルーターが必要となりそうである。

このためキャノンの複合機で新型モデルの一つ前のLANケーブル接続可能なプリンタを購入した。
故障した機器の代替もありネットで探したところ、数台残っていたので発注。現有機器の引取対応を要請した。価格も10年前に買ったときの半分以下かと思う。

到着後すぐにネットワーク対応の設定を行ったが、WIN7でもWIN10でも対応が可能となり、Wi-Fi接続のタブレットまで繋げることが出来た。
今回の機器は前機に比べて部屋との相性はよくなったが、外装がオールプラスチックではあり、コンパクト設計のためか、印刷時、排出トレイが飛び出してくる。又、スキャン時抑え込む際のカバーもプラスチックの薄いカバーのため、やや心もとない所もあり、事務用ではないので耐久性は要求しないが、在宅勤務の多いノマドワーカーがハードに使うには厳しいいかもしれない。


 旧型 MP970              排出部
  


 更新機種 TS9030           排出部
  



いずれにしても、WIN10の次の対応がどうなるか判らないが、このプリンタも部品保障の6‐7年持てばとの気持ちである。
ひょっとすると、LANなどの通信機能が変わる可能性もあり、IPアドレスの取得が変わったりすると、HUBすら使えなくなるかもしれない。

これらパソコンの環境にどこまでついて行けるか。


<<参考情報>>
マイクロソフトの製品サポート

製品発売後、最低 5 年間のメインストリーム サポートと、最低 5 年間の延長サポート (合計最低 10 年間) が提供されます。サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなります。すでに 2017 年 4 月 11 日 Windows Vista のサポートが終了しており、2020 年 1 月 14 日 には、Windows 7 の延長サポート期間も終了。セキュリティ更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなります。移行には準備が必要です。サポート終了に早めに備え、最新の Windows 10 環境への移行をご検討ください。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『仮想通貨』という言葉はや... | トップ | 日本でも大きな地震が起こら... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事