コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

『子不語の夢 江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集(CD-ROM付)』

2005-01-05 15:26:59 | 
浜田雄介編 乱歩蔵びらき委員会発行 皓星社 20041021(二刷:20041201) \4200

年末に注文して、年明けに来ていたのだけれど、一応今年最初の購入書籍。
暮れに書店で眺めて、注がすごいのに感心した。
今回は、付録(?)のCD-ROMに驚嘆。この値段で、こんなことやっていいのかな、というでき。
近代文学の自筆原稿は、すべからくこの方式をとるべきだと思う。

私は、乱歩よりどちらかというと不木なんだけれど、というほどどっちも読んではいないのだけれど、最近ゼミの傾向もあり、『新青年』は押さえておかねばならなくなっている。

とか何とか言う前に、この本、これから読むの楽しみ。


皓星社通信006号(041212)に、
●『子不語の夢』増刷出来!
『子不語の夢』早々に増刷です。二刷には献辞を添え、スピンをつけました。
初版とはちょっとちがいます。初版を手に入れたい方は書店へ急げ!

ということで、扉の裏に「献辞」がついている。

子不語の夢――江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集を見ると、関連リンクもある。
皓星社のホームページは本を買わなくてもお得なんだけれど、買うとものすごく大量の付加情報が得られてありがたい。
志高い。

佐藤さん、有料データベース導入できなくて申し訳ありません。
勝手にファンです。
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2 コメント

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ありがとうございます (佐藤健太)
2005-01-05 19:37:38
皓星社の佐藤です。

あけましておめでとうございます。

最初の購入本とはうれしいかぎりです。先生、今年はいいことがありますよ。



CD-ROMも見てくださったようで、ありがとうございます。読み終えましたら、ぜひご感想をお願いします。
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ほんものだ! (こにた)
2005-01-06 08:04:41
佐藤さん、早速御来駕感謝感激恐縮至極。

強要したみたいで申し訳ありません。



でも、この本、本当に良くできていますよね。

いや、ごまするんじゃなく。

本文も相当感動的(感傷的?)なんですが、注がこんなに楽しい読み物になるというのは……。関係者の皆さんの愛情が伝わってきます。

プロジェクトそのものが良かったのかな、とも思いますが、編集者としての佐藤さんのご尽力もあったのでは、と拝察いたします。

すっきりとした青もとても好感が持てます。

不思議な本です。
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