金曜から体調不良。要するに風邪。
土日、一歩も家を出ず。やむを得ず自炊。
仕事をする気にもなれず、横になってはいるものの、眠り続けるわけにも行かず。
年末からとりためてあった映画やドラマなど、一気に見る。
『WASABI』。話の作りは無茶だし、オイオイだけど、ヒロスエには感心。本物(見たこと無いけど)よかずっとキレイなんじゃないかと思う。型どおりの話で型どおりに泣かせる。この辺がベッソン節。保存 . . . 本文を読む
世間一般で言うところのそれだとは思っていない。
でも、母が全てだった、とも思っている。
大事にしなかった、むしろ冷たかった。母は子離れが出来てない、と思ってた。
食料と一緒に届く母からの手紙は、大抵広告の裏に書いてあったから、読んだら殆ど捨ててしまって、残ってない。
でも、 母が全てだったと思う。
「母のない子」になった時「誰にも愛を語れない」自分が確かにいた。
誰のために生きれば良いんだ . . . 本文を読む
昨夜、静岡に来たての頃よく通っていた食堂に、殆ど10年ぶりに立ち寄った。
行かなくなったのは、道路が付け替えられたり、駐車場が狭くなったりといった外部的な要因もあるし、私が結婚して外食しなくなったりとか言う私的な事情もある。で、また最近一人暮らしになったし、道路工事がさらに進んで、その店に入りやすくなったということも重なっている。何はともあれ、その前はよく通っていたから、つぶれてないことも知ってい . . . 本文を読む
毎年、その意義が議論になる。
学生たちには、卒業論文を書いたあと、口頭試問と、発表会が待っている。
今日、午前中は「試問」。
自分の学生6人+他の人の学生5人。
疲れた。面白いんだけど。
マンモス私学の場合、本当に卒論も代筆が可能だし、今はネットで買うことも出来るとか。
ウチみたいな小規模なところではそういう心配はまず無い。そういう意味では、わざわざ「座談会」をする必要はないようにも思う。学生は . . . 本文を読む
二三日前の新聞に、「少子化対策に結婚相談業支援」という記事があった。
経済産業省が、出会い産業にてこ入れして、認証制度導入、信頼性を高めれば未婚化・晩婚化に歯止めがかかり、子供も増えるんだと。
おいおい。
もひとつ、おい。
許認可制度で儲けたいのはよくわかるけど、またかい。
稚魚を放流すれば川が自動的にキレイになるわけじゃないのだよ。帰ってくる成魚のことも考えてくれ。
日本の政策には哲学が . . . 本文を読む
総合学習ネタは別に書いた。
いろんなところで議論がある。
そういうのの一つ、総合学習見直し発言 / Angerika仁、少しコメントをつけていたら、別のことを考えはじめてしまったので、こっちに引っ張ってきてみた。まぁ、コメント機能とトラックバック機能を合わせて、相互参照出来ると便利かな、という話で。
大学の総合学習は、フィールドワークとインターンシップ。
教養科目まで細かな縛りがかかってやた . . . 本文を読む
風邪をひいているわけでもない。
腹が下っているというのでもない。
ただ、腹がシクシク。
さぼりすぎ。
みんな、私を働き者という。
忙しそうと言う。
ホントは、怠惰で、研究室に引き籠もって遊んでばかり。
仕事してない。
授業だけは落とすまいと何とか踏ん張っているけど、なんだか限界近い。
手抜きだ、要するに。
学生に申し訳ない。
授業以外は、ぽっかり空いた穴が、あちこちにある。
今、同時に走 . . . 本文を読む
コニ研課外活動というのをやっている。
今回は、最近少し親しくなった、なかなか魅力的なご住職を頼って、座禅と写経をプチ体験。
別に秘密にしているわけではないのだけれど、人数多くなるとフォロー出来ないので、基本的にゼミの学生+希望者。今回は、平日と言うこともあって、あんまり広く声かけてない。参加者、学生13人と私。
書院で簡単な説明を受けた後、本堂に移動。柔軟体操(って、ヨガ)。この時点で、私は . . . 本文を読む
細かいことは業務上の秘密に属するので、抽象的な話になってしまうんだけれども。
小さくまとまりすぎる奴、多すぎ。
自足するな。知足安分なんて、ゴミ箱にポイだ。
自分のところに届けられている情報は、確かに捌ききれない程たくさんある。
でも、自分から求めていかなければ存在を知ることすら出来ない情報の方が、遙かに多いことに気づかない、気づこうとしない。
それはそれで確かに幸せなことなのかもしれないけど . . . 本文を読む
外で、いつもと違う鳥の声が聞こえる。
昨夜は猫がなまめかしい声を聞かせていた。
気がつけば入試シーズンまっただ中。
日々の暮らしに追われて、周りが何にも見えなくなっているウチに、水仙の花はすっかり終わってしまったよ。
昨夜、知人の家の、鉢植えの梅が満開だった。
たぶん、近所の早咲きの梅も、実家の庭の老木も、咲き始めてるだろう。
春は近いぞ。
やらねば! . . . 本文を読む
戴き物。感謝!
『創作力トレーニング』
お世辞じゃなく、良い本です。お薦めです。
ありがたい出会いがありました。
私が公開している文章表現の授業情報、音声言語・文章表現をご覧になった、見知らぬ著者からプレゼント。
ありがたい。
こういう事は、ホームページに授業報告を出し続けて、ほぼ、初めてのケース。
本当にありがたい。報われる気がする。
検索も便利になってるし、見る人は見てくれてるんだと思う。 . . . 本文を読む
私が大学生の頃、まだ生まれてない人たちを相手にしている。
ウインドウズ95が出た頃、まだ、小学生だった人たち。
図書館に出入りするようになった頃、既にカードボックスは薄暗い隅っこに追いやられていた人たち。
学問が好き、本が好き、といっても人それぞれ、相当違いはある。
私は、「調べ物」が好き。“訓詁注釈”というのが一番好き。
そのためになら、あらゆる方法を工夫した。
ただ、つまらない矜恃があっ . . . 本文を読む
身内に甘い。
甘いから舐められる。そういうこと?
多分、ホントは楽しくもないんだろう。
自分の授業にいない学生が、同じ日、別の授業には来る。
名前も知らない学生なら、まぁ、ふぅん、で済む話だけど、こっちとしては、身内だと思ってる奴らが、平気で休む。
学生は現実的だ。
つまらない・ためにならない・罰がない。じゃぁ出なくて良い。
面白くてためになる授業にしてない俺が悪い。
解ってるんだけど、なん . . . 本文を読む
総合学習の時間を減らして、国語算数理科社会を増やすんだそうな。
ゆとり教育と総合学習がどうやってリンクするのかしないのか、わしゃ知らん。
総合学習がどういう成果を上げたのか、あげなかったのかも知らん。
でも、早すぎないか、判断。
てか、本質論はまた置き去りだ。
何度でも言います。
「学力」「生きる力」、それがなんなのか、ちゃんとビジョンを持ってから議論しろよ。
物差しが相変わらずなら、「学力 . . . 本文を読む
アラン・コルバン『風景と人間』藤原書店 200206
カルロス・ギンスブルグ『歴史を逆なでに読む』みすず書房 200310
佐藤郁哉『フィールドワークの技法』新曜社 200202
いつ読むんだろうな。
コルバンの本、これ気がついてなかったのなぜだろう。
もっと早く読んでおくべきだった。
日本の風景論のゆがみを少し修正出来ないかなぁ。
ギンスブルグは『歴史・レトリック・立証』以来かな。やっぱりこ . . . 本文を読む