有名絵本作家が多数執筆。かつて、こんな絵本が静岡にあった。
再発見!”親子”を育てる幼児指導絵本『あそび』展
再発見!”親子”を育てる幼児指導絵本『あそび』展
9月16日日曜日まで。午前10時から午後4時。
情報意匠論受講者グループが足かけ三年かけて調べ、まとめてきた成果がようやく日の目を見ました。
私のゼミ生も関わっているので、感慨もひとしおです。
今日は、ゼミの4年生たちと“テープカット”に行ってきました。
本に掲載されていた紙のおもちゃの複製も学生たちが作成、実際に工作して遊ぶコーナーもあります。
週末を中心に、トークイベント、ワークショップ、読み聞かせなども開催されます。
是非。
ところで、まだ、バックナンバーや資料が十分発見されていないようです。
廃棄されてしまったものも多いのでしょうが、こういう企画をすることによって新たな出会いがあり、発見があることは、“静岡の文化”で何度も経験しています。
今回も、そういう出会いが沢山ありますように。
フィールドワークの楽しみって、そういうことなんだよなあ。
『あそび』誌そのものについては、全貌を理解していないのでコメントしづらいのですが、刊行期間からも推測されるように、高度経済成長まっただ中でひたすら前を向いていた日本人の子育てを良くも悪くも象徴しているような印象を持ちました。
私は、戦後復興から東京タワー、新幹線、高速道路網……といった、パワフルな時代の教育が今より優れていたかどうか、評価する立場にありません。
その時々の人たちは、その時々の理想に向かって格闘しています。
今でも。
今の子供たち大変な時代に生きているのは確かですが、暗黒時代だとは思わない。
ただ、やっぱり直接触れ、作り、遊べるメディアと沢山触れられたら良いな、と思いました。
帰りの車の中でも、それぞれの子供時代、どんなあそびをしていたかでひとしきり。
色々考えさせられる展示です。
必見。
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