研究者は文章のプロなのかどうか。
主たる収入源の問題?
ネット社会では、無料の読者がたくさんつく場合もある。
それが売り出されることも。
一方で、出版されても売れないけど、プロの本、と言うのもあるわけだ。
市場原理の怖さ。
私は僅かだけど、原稿料をもらう仕事もしている。講演料をもらう仕事もしている。
でも、主たる収入源は月給だから、副収入は関係ない、と言って逃げる手もある。
しかし、やっぱりお金払って読んだり聞いたりする人がいるんだから、お金の出所や実入りとは関係なく、その表現には責任があるだろう。
とか何とか言って、こういう書き捨ての文章を書くから乱れるんだろうな。
いや、金曜に学会誌の投稿論文の査読会があって。
個別の細かいことは差し障りがあるので抽象的な話になるが、全体的に、若い人の論文の文章力が危ない、と言う話で一致した。
材料は面白い。しかし、必要な論証ができていない。ひどい物は一つの文の係り受けがめちゃくちゃだったりする。人のことを言えた義理か、と言われそうだけれど、いや、学部時代でも、もう少しまともな文章を書いていたのではないか、と言う印象。それが、多分修士号を持ってたりするんだから、???である。
書き手も読み手も退化してしまった気がする。
後期になったらまた、学部の授業で論文の書き方、みたいな話をする。これが好評。おいおい。自分たちの頃は、気に入った論文のスタイルをまねて自分なりに工夫した。書き方を教わった覚えはない。時なるかな、と言うわけだけれど、こういう授業が学生をスポイルしているわけで、自分も彼らの「学力低下」に一役買っているわけだ。
しかし、実際、放置もできないし。悪循環は永遠に続く。
あぁ、何を書いても自分に跳ね返ってくるなぁ。
主たる収入源の問題?
ネット社会では、無料の読者がたくさんつく場合もある。
それが売り出されることも。
一方で、出版されても売れないけど、プロの本、と言うのもあるわけだ。
市場原理の怖さ。
私は僅かだけど、原稿料をもらう仕事もしている。講演料をもらう仕事もしている。
でも、主たる収入源は月給だから、副収入は関係ない、と言って逃げる手もある。
しかし、やっぱりお金払って読んだり聞いたりする人がいるんだから、お金の出所や実入りとは関係なく、その表現には責任があるだろう。
とか何とか言って、こういう書き捨ての文章を書くから乱れるんだろうな。
いや、金曜に学会誌の投稿論文の査読会があって。
個別の細かいことは差し障りがあるので抽象的な話になるが、全体的に、若い人の論文の文章力が危ない、と言う話で一致した。
材料は面白い。しかし、必要な論証ができていない。ひどい物は一つの文の係り受けがめちゃくちゃだったりする。人のことを言えた義理か、と言われそうだけれど、いや、学部時代でも、もう少しまともな文章を書いていたのではないか、と言う印象。それが、多分修士号を持ってたりするんだから、???である。
書き手も読み手も退化してしまった気がする。
後期になったらまた、学部の授業で論文の書き方、みたいな話をする。これが好評。おいおい。自分たちの頃は、気に入った論文のスタイルをまねて自分なりに工夫した。書き方を教わった覚えはない。時なるかな、と言うわけだけれど、こういう授業が学生をスポイルしているわけで、自分も彼らの「学力低下」に一役買っているわけだ。
しかし、実際、放置もできないし。悪循環は永遠に続く。
あぁ、何を書いても自分に跳ね返ってくるなぁ。
でも、どうやって文章力は身につけていいかもわかりませんよ、先生!!
自分の文章を批評して貰うこと。
かな。
新しいどんどん消えていく文章を読むのも大事だけど、良いなぁ、と言うのを蓄えるのは大事だと思います。
だれだろう……。
文章力が無い文章でも批判されずに通ってしまうのも、書く力の低下原因にあるような気がします。
やはり問題は読書ですか・・・