コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

静岡人の識らない静岡。

2009-06-06 08:58:57 | 
今日は、小坂の祇園。

そういって解る人は、「長田地区」に何か縁のある人だけじゃないかと思う。

長田地区は、6月中毎週土曜日に複数の“お祭り”がある。
赤い提灯と夜店はどこも共通するけれど、それぞれに工夫もあって愉しい。

その中でも、小坂は農村の夏越祭礼としての“祇園”の面影が強く、美しいとおもう。


今年の「静岡の文化」で扱っている富士時計やフジ・オルゴールのことは、関わった人たちは、たくさんいるはずなのに、広く識られていると言うわけではなさそうだ。

森田鶴堂にしても、ちょっと考えられないほど知名度が低い。

「茶の世界」で扱うヘリヤ商会やアウイン商会もそうかもしれない。


静岡は豊かな歴史遺産があり、今も、地方都市としては、それほど疲弊しては居ない。

だから、なのか、こういう遺産に対する愛着が薄い様に感じる。

まぁ、大抵、地元のことには興味を持たない物なのかも知れないけれど。






そうそう。


で、告知。


地産地消作家、『安倍七騎』の淺羽克典さんが、静岡大学附属図書館の「静岡大学ライブラリーセミナー」と言う企画(多分第一回)で、講演をします。

演題は、
「甦る安倍七騎 ~郷土史の掘り起こしと中山間地の振興のことなど~」


ということで、『安倍七騎』の取材から生まれた安倍奥の人たちとも交流から、次の活動へ、という歴史から未来へ繋げる、浅羽さんならではのお話が伺えそう。

定員が30人と、少なめに設定されているので、あんまり大々的に告知してしまうのも怖いのだけれど、図書館の書庫見学なども出来るようなので、特に学外の人にはお勧めかも。

日時 6 月27 日(土)13:30~15:30 頃
会場:静岡大学附属図書館6階
参加費無料


申し込み制です。
詳しくは大学図書館ホームページ参照。

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1 コメント

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Unknown (淺羽克典)
2009-06-11 02:56:18
告知ありがとうございます。
執筆当時は、「中山間地の振興」へ繋がることなど思いもよらぬことでした。まだまだ小さな活動ですが、一生懸命頑張ります。
ありがとうございました。
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