静岡大学がニュースに出てましたね、といわれた。
朝刊に教授のセクハラ事件が出ていた。
まだこんな事があるのか。
こういう“事案”の公表非公表の判断基準がよく解らないし、そもそも“事実認定”がどう為されているのかも。
まぁ、「火のないところに」であり、「李下に冠を」ではあるけれど。
60代教授。“停職一ヶ月”。後期の授業に途中から復帰するのかな。
朝刊には今年の“新司法試験”合格実績が掲載されている。
新司法試験、法科大学院合格率低迷 静大一期生2人
09/12 08:06
法務省は11日、法科大学院修了者を対象とする2008年新司法試験の合格者2065人を発表した。今年の合格者は2100―2500人が目安とされたが届かず、合格率も前年を7ポイント下回る33%。政府の法科大学院開設時の構想では、70―80%と想定された合格率の低迷は、全国に74校もある法科大学院の在り方の見直しを加速させそうだ。
静岡大法科大学院(静岡市駿河区)の新司法試験合格者は2人で合格率は11・76%。今春、初の修了生を出し、同法科大学院出身者が初めて挑んだ新司法試験だったが、合格率は全国平均を下回った。
同法科大学院長の大江泰一郎法務研究科長は「厳しい結果と受け止めている」と話し、「他大のように既卒者の再受験組がおらず、1期生だけの受験なので合格率が上がらなかった」と分析する。
静大法科大学院からは修了生27人のうち、17人が新司法試験を受験した。第一関門の短答式試験の通過者は9人。最終合格者2人は既習者コースと未習者コースが1人ずつだった。
同法科大学院は全国の多くの大学より開設が遅れ、法科大学院としては後発組。同じく後発の信州大や愛知学院大の法科大学院は合格者ゼロで、いずれも厳しい結果を突き付けられた。(静岡新聞)
これが現実。
受験生確保できるのかね?
まだ学年暦上は“前期”なのだけれど、夏休みあけ始めての教授会があった。
早速おまけ付き。
“科研費に関する説明会・学習会”というので、採択を高めるための知恵の伝授など、1時間。
不正防止に関する説明の中には、名前は出なかったけれど、私の“事案”も紹介された。
もう一件の人がかなり悪質で、色々ペナルティがあったらしい。
前の記事にも書いたけれど、競争的配分応募資格停止とか、会計支援システムログイン禁止とか、して欲しかったなぁ。
それはさておき、昨日の会議で解せなかったのは、そもそもなんのために科研費を取るのか、という説明がなかったこと。
このことについても、今までもちょこちょこ書いてきたけれど、ほんとに、本末転倒している。
やりたいことがあって、必要なお金が発生した人が申請すればいい。
どんどんやってくれ。
大学は科研費申請の数を問題にして、応募しないと脅しが入る。
まぁ、現状ではペナルティはないんだろうけれど。
実際に何度も取ってる人は偉いと思いますよ。
不正してなきゃね。
しかし、応募しない人が一律に悪い訳ではないんじゃないか。
使い勝手が悪いし、自分の研究にはさしてお金は必要ない、という分野もある。
大学の実績のために元々やりたい研究とは別に、使うあてのない予算を取れるように作文して、いざ当たってしまったらやっぱり一円の狂いもなく執行しなければならないので、要らない物を買ったり。
それでも大学はポイント加算。
どこかにミスがあれば教員の不正。
こんなんじゃやってられませんて。
幸いなことに、私の場合、外で共同研究の端っこに名前を入れていただいているし、アッパレ会名義で毎年外部資金が入っているから、自分で申請しなくても言い訳は立つ(はず)。
そして、今年も学部内の競争的配分経費は2件いただきましたしね。
めんどくさくなさそうなヤツ。
なんだかんだ、やってんじゃん。
別件。
昨日の会議で聞いた話。
前から“噂”ではきいていた“目的積立金”。
法人化後に、会社っぽく、歳費から積み立てをしていたらしい。
で、その使い道をどうするか、という話。
細かいことはよく解らないんだけれど、ネット上で公開されている情報も色々ある。
“目的積立金”というのは、特定の目的を予め決めて、そのために貯めるお金じゃないのかな。
中期計画期間中で使い切らなきゃいけないけれど、“目的”が決まってなかったのでどうしよう、という状態。
かといって、逼迫している通常の経費に戻すわけにも行かないと。
ありえん。
目的が決まってなかったんなら何に使ったって“目的外使用”じゃないのか。
これ、ほんとの話なのかな。
検索してみると、どこの大学も同じように積み立ててる。
筑波の説明が解りやすいかも(pdf)。
公表してる大学はしっかりやってるんだろうな。
いつつぶれるか解らないから余剰金のストックがあるのは解らないではない。
しかし、研究費や非常勤予算を削り、人員削減し、億のお金の使い道がないから……って、わけわからん。
こうやって、組織嫌いになっていくんだよなぁ。
そろそろ後期も始まるし、愉しげなニュースも色々あるんだけれど、とりあえず吐き出しとかないと。
朝刊に教授のセクハラ事件が出ていた。
まだこんな事があるのか。
こういう“事案”の公表非公表の判断基準がよく解らないし、そもそも“事実認定”がどう為されているのかも。
まぁ、「火のないところに」であり、「李下に冠を」ではあるけれど。
60代教授。“停職一ヶ月”。後期の授業に途中から復帰するのかな。
朝刊には今年の“新司法試験”合格実績が掲載されている。
新司法試験、法科大学院合格率低迷 静大一期生2人
09/12 08:06
法務省は11日、法科大学院修了者を対象とする2008年新司法試験の合格者2065人を発表した。今年の合格者は2100―2500人が目安とされたが届かず、合格率も前年を7ポイント下回る33%。政府の法科大学院開設時の構想では、70―80%と想定された合格率の低迷は、全国に74校もある法科大学院の在り方の見直しを加速させそうだ。
静岡大法科大学院(静岡市駿河区)の新司法試験合格者は2人で合格率は11・76%。今春、初の修了生を出し、同法科大学院出身者が初めて挑んだ新司法試験だったが、合格率は全国平均を下回った。
同法科大学院長の大江泰一郎法務研究科長は「厳しい結果と受け止めている」と話し、「他大のように既卒者の再受験組がおらず、1期生だけの受験なので合格率が上がらなかった」と分析する。
静大法科大学院からは修了生27人のうち、17人が新司法試験を受験した。第一関門の短答式試験の通過者は9人。最終合格者2人は既習者コースと未習者コースが1人ずつだった。
同法科大学院は全国の多くの大学より開設が遅れ、法科大学院としては後発組。同じく後発の信州大や愛知学院大の法科大学院は合格者ゼロで、いずれも厳しい結果を突き付けられた。(静岡新聞)
これが現実。
受験生確保できるのかね?
まだ学年暦上は“前期”なのだけれど、夏休みあけ始めての教授会があった。
早速おまけ付き。
“科研費に関する説明会・学習会”というので、採択を高めるための知恵の伝授など、1時間。
不正防止に関する説明の中には、名前は出なかったけれど、私の“事案”も紹介された。
もう一件の人がかなり悪質で、色々ペナルティがあったらしい。
前の記事にも書いたけれど、競争的配分応募資格停止とか、会計支援システムログイン禁止とか、して欲しかったなぁ。
それはさておき、昨日の会議で解せなかったのは、そもそもなんのために科研費を取るのか、という説明がなかったこと。
このことについても、今までもちょこちょこ書いてきたけれど、ほんとに、本末転倒している。
やりたいことがあって、必要なお金が発生した人が申請すればいい。
どんどんやってくれ。
大学は科研費申請の数を問題にして、応募しないと脅しが入る。
まぁ、現状ではペナルティはないんだろうけれど。
実際に何度も取ってる人は偉いと思いますよ。
不正してなきゃね。
しかし、応募しない人が一律に悪い訳ではないんじゃないか。
使い勝手が悪いし、自分の研究にはさしてお金は必要ない、という分野もある。
大学の実績のために元々やりたい研究とは別に、使うあてのない予算を取れるように作文して、いざ当たってしまったらやっぱり一円の狂いもなく執行しなければならないので、要らない物を買ったり。
それでも大学はポイント加算。
どこかにミスがあれば教員の不正。
こんなんじゃやってられませんて。
幸いなことに、私の場合、外で共同研究の端っこに名前を入れていただいているし、アッパレ会名義で毎年外部資金が入っているから、自分で申請しなくても言い訳は立つ(はず)。
そして、今年も学部内の競争的配分経費は2件いただきましたしね。
めんどくさくなさそうなヤツ。
なんだかんだ、やってんじゃん。
別件。
昨日の会議で聞いた話。
前から“噂”ではきいていた“目的積立金”。
法人化後に、会社っぽく、歳費から積み立てをしていたらしい。
で、その使い道をどうするか、という話。
細かいことはよく解らないんだけれど、ネット上で公開されている情報も色々ある。
“目的積立金”というのは、特定の目的を予め決めて、そのために貯めるお金じゃないのかな。
中期計画期間中で使い切らなきゃいけないけれど、“目的”が決まってなかったのでどうしよう、という状態。
かといって、逼迫している通常の経費に戻すわけにも行かないと。
ありえん。
目的が決まってなかったんなら何に使ったって“目的外使用”じゃないのか。
これ、ほんとの話なのかな。
検索してみると、どこの大学も同じように積み立ててる。
筑波の説明が解りやすいかも(pdf)。
公表してる大学はしっかりやってるんだろうな。
いつつぶれるか解らないから余剰金のストックがあるのは解らないではない。
しかし、研究費や非常勤予算を削り、人員削減し、億のお金の使い道がないから……って、わけわからん。
こうやって、組織嫌いになっていくんだよなぁ。
そろそろ後期も始まるし、愉しげなニュースも色々あるんだけれど、とりあえず吐き出しとかないと。
明日予定のレポート編集作業、参加したいのですが、どこに何時頃行ったら良いのでしょうか??
私の情報収集力がまだまだ未熟なもので…
申し訳ありませんが教えて下さい。
連絡しないで済みません。
そうか、もう23日かぁ。
ちなみに明日は10時から会議なので、
昼過ぎからは研究室にいます。
時間のある人は覗いてみて下さい。
作業は26日にするとしても、アイデアとか、話し合えたらいいし。
事件そのものは嘆かわしいことですが、
「法学部の教授というものは元来凶暴な野獣であって」
とか、
「ポストと権力を振り回して何の罪もない国民を強姦し凌辱してきたのが日本の学者なのである」
とか言う形で個別の現象を一気に一般化し、
「学者の言うことなど決して信用してはならない。」という結論に持っていく強引さは、聊か疑問です。
学者が信用できない連中だというのは、まぁ、認めますけどね。