思い出を綴ろう!忘れてしまわぬうちに

四季の移り変わりを楽しめる日記を書いていきます。

源氏物語を読む

2024-08-28 11:20:41 | 源氏物語を読む
蒸し暑い、台風10号の影響だろう。
取りあえず、何時ものように職場に、夫を送り届けた。
降り始めるのは、午後からか?
庭の鉢植えを、飛んで行かない所へ避難させる。

明日は仕事は休んで貰おうかしら(笑)
😃 
今、宅配便が届いた。
台風前で良かったわ。
ドライバーさんも大変なお仕事。
お世話になります。
う~ん 明日のコープ宅配は大丈夫かしらね。

さて、昨日は源氏物語第一部の終わり
光源氏は40才のお祝い。
帝は源氏を准太上天皇に進めた。
「帝王でもなければ、臣下でもない」

十月二十日過ぎ、六条の院に行幸がある。
行幸とは、帝が内裏から出ること。
実の子である令泉帝、そして、朱雀院にも誘いがあった。
往年の朱雀院の紅葉の賀を偲ばせるこの盛儀に、光源氏の栄光は極まった。
明石の姫君の入内を果し、夕霧の身も固まり、紫の上の声望は高く、物語はめでたずくめの
結末を迎えるのである。

原文
なおさるべきにこそと見えたる御仲らひなめり。

やはり前世からのしかるべき宿縁によって、このようにすぐれた方々がお揃いなのだと思われるご両家の様だ。草子地 テキスト注釈

で終わる。

つまり、源氏 元頭の中将のご両家は栄えていくだろう。

第一部の終わりは、めでたしめでたしで終わった。
以上テキストを参照した。

さあ、来週からはついに第2部に入る。
ここまで長かったわーー。


その後、茶話会があった。

与えられたテーマは
今年の夏をどうすごしたか?
一部を終わって、自分の学習状態はどうか?
等。
一人づつ、思いを語った。

その中で、20年かけて読み終えたという新聞記事を紹介した人がいた。

ふー😮  私は60歳から始めたから、80歳になってしまうわ。
それまで、元気で頑張れるかなあ。

夏の過ごし方は、朝5時の散歩、昼からは体力温存のため、エアコン部屋でゴロゴロ。
学習状態は、音読が最初よりスムーズに、出来だした。ゆっくり読むことで、情景が浮かび出した。
と、発言した。
きっと、光の君を見る影響もあると思う。

講師もこのドラマが気に入っているらしい。
史実に基づき、よく調べられている。
たまに、腑に落ちない事もあるけど、と言っていた。
そして、大学を退官したら、こう言う事をやって見たかった。
この会が、こんなに続いたのは、聞きにくる皆さんが居てくれるからこそ。
とのこと。
もう10年近くになるのかな。

熱心に研究している方 初めて読む方 それぞれに楽しめている。

この講座に参加して居る9年の間に、両親も義母も亡くなった。
日常から離れることで、気晴らしにもなった。

さて、残り10年どんなことが起こるかしら?

出掛けること、考えること しゃべることが、確かに、認知症予防になっている。と思う。








コメント (2)
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源氏物語を読む

2024-08-06 14:10:49 | 源氏物語を読む
今朝も5時過ぎに散歩。
ため池に映る朝焼け雲が綺麗です。



さて、今日の源氏物語は明石の姫君が入内。
姫君の入内には、北の方(正妻)紫の上が付き添われるのが慣例であるが、いつもいつも長く付き添っても居られないだろうし、生母明石の上を付き添わすことになった。
源氏の考えに、紫の上も同意する。
姫君の入内3日後紫の上は退出された。
そして、紫の上と明石の上が対面する。

明石の上は姫君と再開。
明石の上は賢く、姫君を引き立てる。
何かある時には紫の上も参内される。
紫の上と明石の上は、打ち解けてくるが、いくら打ち解けても、明石の上は、身の程知らずの出すぎたことはせず、かといって、蔑まれるような態度は少しもなく、不思議なほど非の打ち所がない。

こういう人が紫式部のお気に入りだったのかも。

清少納言は、外向的。社会的。明朗。饒舌。勝ち気。
紫式部は、内向的。非社交的。平静。寡黙。控えめ。
と、
国語便覧に書いてあった。

性格正反対だったわけだ。
どおりで、紫式部は清少納言の作品を攻撃したと言われているのね。
("⌒∇⌒")

ヤブカラシ

ごみ当番だったから、14時過ぎ、暑い中外に出た。

入道雲

まるで、きのこ雲の様。
忘れてはいけない日
8時15分1分間の黙祷をした。

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源氏物語を読む。

2024-07-30 15:57:39 | 源氏物語を読む
暑い中しっかり冷房の効いている教室でお勉強?
と言うより、まあ、趣味の講座ね。
9時15分に家を出るんだけど、アーーー行きたくない。
この暑いのに~ーー(笑)
って思うんだけど、もう何年も続けてるから、やっぱり行ってしまうのよね。

涼すだれ

今日は藤の裏葉の巻
源氏39歳の3月から10月までの物語

源氏の正妻葵の上との間の息子 夕霧と葵の上の兄、内大臣の娘 雲居の雁がついに、内大臣に認められて結婚する。

内大臣は夕霧の母方の叔父。そして、雲居の雁の父。
幼い頃から二人は大宮のところで一緒に育ち(夕霧と雲居の雁にとってはおばあ様)
つまり二人はいとこ同し。
で、親たちが、知らないうちに二人は恋仲に。
内大臣は猛反対。
娘はもっと位の高い者に嫁がせたい。
まあ政略結婚だからね。

ところが今回 夕霧の位も上り、雲居の雁も年頃になり、このまま嫁に行けないと困る。世間の笑い者になる。と内大臣は焦って、二人の中を認めることにした。

夕霧は大学も出て性格も真面目。堅苦しい性格。
一途に雲居の雁を思い続けた。

さて、ここで今日のはて?

なんと固い性格の夕霧に、愛人 (籐典侍)とうないしのすけ がいる。
源氏の乳母子で腹心の家来の娘
夕霧と籐典侍は、一目を忍んで情を交わすお間柄

その後二人の間に生まれた六の宮は、明石の中宮(夕霧の腹違いの妹)の産んだ匂いの宮と結婚することになる。

ホントにこの時代の男女関係ってどうなっとるんじゃろ?

まあ、物語やけど、似たような事があったんやろねえ。

講師が勧めてくれて購入した新国語便覧
ここに書かれてる、源氏物語の人物系図を見ながら読んでいる。
登場人物多くて、
ワケわからなくなるわ。

これって脳トレになってるかしら。

そうそう、講師は好奇心が強い。
清少納言役の、ファーストサマーウイカ
についても、調べていた。
ウイカは初夏なんですね。
苗字も調べてたわ("⌒∇⌒")

皆さん きっとご存じでしょうけど。
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源氏物語を読む

2024-06-30 09:14:13 | 源氏物語を読む
生ぬるい風が吹いている。ムシムシする日曜日。
さて、今日は源氏物語について書いてみようか。

金曜日のデイサービスで亥の子歌を歌ったと書いたが、地域によってか歌詞が違っている。
利用者さんも昔子供のころに歌った、思い思いの歌詞で歌う。

私が子供のころは、亥の子は男の子だけが参加できた。
よって、女の子だった私は、はっきりとは歌詞も覚えていない。
しかし、毎年亥の子石を持って庭で石でついてくれる、子供たちを、じっと見て歌を聞いていた。

(^^♪ごっざた ござった御大黒様は、
一に俵をうんまいて、
二ににっこり笑うて、
三に酒作って
四つ世の中良いように
五ついつものごとくに
六つ無理のないように
七つ何事ないように
八つ  覚えていない
九つ これも覚えていない
十で取っておさめた。おさめた。(^^♪

〇〇さんのお祝いじゃお祝いじゃあ🎶

実家の地方はお亥の子石 周りに縄をつけて、その縄に何か所か綱を結んで、その綱の先を子供が持ち引っ張ると石が持ち上がり、すぐ降ろすので庭に穴が開く。
母はこの穴に水がたまるので嫌がってすぐ埋めていた。
(罰当たりである( ´艸`))

で、いろいろお亥の子について調べてみると、亥の子を餅を食べる風習があると、出ていた。

その中に、源氏物語の中にも亥の子餅のことが出てくる。
とあったのだ。

第9帖「葵」の中に、
光源氏と紫の上との新婚2日目の夜、亥の子餅が届く場面が描かれている。

平安時代から続き、様変わりしながら、それが今に続くというのはすごいなあと思う。
源氏物語は作り物であるが、光源氏の女遍歴だけではなく、その歴史的背景 風習 行事などを読むとるのが楽しい。

詳しく書くと長くなるので、興味のある方は源氏物語と亥の子餅 で検索すると色々出てくるので読んでみてほしい。
コピペ することはできないのでね。

で、ここからは先日読んだ 梅枝の中の源氏、紫の上を相手に仮名の論
について。

よろずこと、昔には劣りざまに、あさくなりゆく世の末なれど、仮名のみなむ、「今の世はいと際なくなりたる。古きあとは、定まれるようにはあれど、広き心ゆたかならず、一筋に通ひてなむありける。」
原文より

<訳>
昔より悪くなっていく末世ではあるけれど、仮名に関する限り、現代は全く際限もない発達を遂げたものです。

尚古思想というらしい。講師より

尚古主義とは、価値ある生活は古代にあるとして,古代の文物・制度を模範とする中国の支配的な思想とコトバンクに書いてある。


源氏は紫の上を相手に、それぞれの女の筆跡について語る。

六条御息所:絶妙の筆と感心したものです。(御息所の筆跡の見事さにひかれて恋をするようになったのです。)
秋好む中宮:丁寧で風情があるけれども、才気が乏しいでしょうか。
藤壺:深みがあり優雅な所はありましたが、弱きところありて、華やかさに欠けていました。
朧月夜:当代の名手でいらっしゃるけれど、しゃれていて癖があるようです。

とはいえ、朧月夜の尚侍と、朝顔前斎院と、紫の上が、上手だとおもいます。

これを聞いた、紫の上は
この数にはまばゆくやと聞こえたまえば
その方々のお仲間入りは気が引けます。と言われると。
源氏は、
「いたうな過ぐしたまいそ。にこやかなるかたのなつかしさは、ことなるものをそんなに遠慮なさるな。ものやわらかな親しみを感じさせる点では、格別ですのに。

源氏の言葉は紫式部が書いたもの。
ということは、これは、紫式部の考えという事なのかな?

今夜ドラマ、光る君への文字をかく場面に注目してみよう♪

知識がなくても、学がなくても、結構古典を楽しめる。
もっとも、講師がいて、共に学ぶ学友がいてのことなのかもね。
日常生活から切り離した趣味の時間。
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源氏物語を読む

2024-06-11 14:42:41 | 源氏物語を読む
今日からは 梅枝

源氏三十九歳の春 明石の姫君の(もぎ)裳着とそれに続く入内の準備に忙しくしています。
もぎとは女子の成人式。
明石の姫君は11才です。それを済ませると結婚。

東宮は13才。二月に元服。
朱雀院上皇の皇子。母は承香殿の女御です。

もう家系図を横に置かなければ、人物関係が複雑に絡むので、分からなくなりますね。

もぎ(裳着)とは?調べてみましょう。
ネット検索すると

平安時代,公家の女子が成人したしるしとして,初めて裳を着ける儀式。男子の元服に当たる。一二歳から一四歳の頃,婚儀以前に行うのが習わしであった。吉日を選んで尊長者が腰の紐ひもを結び,髪を垂れ髪から結い髪に改めた。


 光るの君でも まひろがやってましたね。

源氏は腰結役を秋好む中宮に頼みます。
秋好む中宮にあやかって、明石の姫君も中宮になれるようにとの、思惑です。

この日のために、宮中から六条院へ退出しており、これは入内をひかえた明石の姫君の格上げを狙ったもの。

秋好む中宮は六条の御息所と前東宮の娘。。
六条の御息所は前東宮亡き後、光源氏の愛人 になったけど。
プライド高いよ。

六条の御息所が亡くなるときに、決して娘には手を出すな❗と言われ、思いを押さえて、養女とし、後ろ楯となり、入内させ中宮になった方。

娘を中宮にして政治の実権を握る。

さて、これからどうなっていくのか?お楽しみです。
テレビと重ねて観ると面白いです。

衣装も華やか でも、この時代 香を焚きしめる風習 きっとお風呂に入らないから、体臭消し なのかも( *´艸`)知らんけど。
髪の毛はどうやってきれいにしたんやろ。

この時代 女の髪は命 みたいやもんね。
黒々とふさふさ 長いのが魅力的らしい。
中宮定子は自ら髪を切って出家しちゃったね。
と言っても少しやけど。

 さて、今日は入内土産に薫物を持っていく。それを調合する薫物くらべが催される場面でした。




 テレビ光るの君へ 中宮定子と一条天皇 清少納言の関係も面白いですね。

枕草子もじっくり読んでみたいわ。

おまけ 庭の花つながり

これは庭で作ったカリフラワー ちょっと気持ち悪いけど、せっかくだから、ゆでて、ラッキョウ酢につけて食べてみた。


ピクルス
うん まあまあ いける!!
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